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《2022年度募集馬☆募集額☆発表》インゼルサラブレッドクラブ

 

インゼルサラブレッドクラブにて、2022年度募集馬の募集額が発表されました。

 


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 本日9/21(水)に募集馬の募集額が発表されたので、早速見ていきましょう。

 

 

 

No.1 ヴィニーの21

(募集口数500)

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牡/黒鹿毛
総額:5500万円
一口:110000円
生年月日: 2021年1月19日
父:ロードカナロア
母:ヴィニー
母父:ディープインパクト
厩舎:池江泰寿(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.2 チカリータの21

(募集口数500)

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メス/芦毛
総額:4000万円
一口:80000円
生年月日: 2021年3月13日
父:ロードカナロア
母:チカリータ
母父:クロフネ
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.3 ローリーポーリーの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:12500万円
一口:250000円
生年月日: 2021年2月24日
父:Justify
母:Roly Poly
母父:War Front
厩舎:蛯名正義(美浦)
生産牧場:Coolmore・Ashford Stud
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.4 テルアケリーの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:9200万円
一口:184000円

生年月日: 2021年5月4日
父:シルバーステート
母:テルアケリー
母父:tapit
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.5 ゴルトキルシェの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:1800万円
一口:36000円
生年月日: 2021年2月17日
父:レッドファルクス
母:ゴルトキルシェ
母父:ステイゴールド
厩舎:大久保龍志(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

 


No.6 サラフィナの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:6000万円
一口:120000円
生年月日: 2021年2月22日
父:ブリックスアンドモルタル
母:サラフィナ
母父:Refuse To Bend
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

 


No.7 マーブルカテドラルの21

(募集口数500)

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メス/黒鹿毛
総額:3500万円
一口:70000円
生年月日: 2021年3月27日
父:エピファネイア
母:マーブルカテドラル
母父:ダイワメジャー
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

 


No.8 レトⅡの21

(募集口数500)

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牡/黒鹿毛
総額:5000万円
一口:100000円
生年月日: 2021年4月28日
父:エピファネイア
母:レトⅡ
母父:Diesis
厩舎:国枝栄(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.9 スカイダイヤモンズの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:3600万円
一口:72000円
生年月日: 2021年1月13日
父:リアルスティール
母:スカイダイヤモンズ
母父:First Dude
厩舎:鹿戸雄一(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.10 エレクトラムの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:2800万円
一口:56000円
生年月日: 2021年2月23日
父:リアルスティール
母:エレクトラム
母父:High Chaparral
厩舎:手塚貴久(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.11 ラルクの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:3000万円
一口:60000円
生年月日: 2021年4月13日
父:Golden Horn
母:ラルク
母父:ディープインパクト
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

 


No.12 ダンシングオンエアの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:4200万円
一口:84000円
生年月日: 2021年3月19日
父:Saxon Warrior
母:Dancing On Air
母父:Fastnet Rock
厩舎:四位洋文(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

 


No.13 ヤンキーブライトの21

(募集口数500)

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メス/栗毛
総額:2600万円
一口:52000円
生年月日: 2021年2月14日
父:Practical Joke
母:Yankee Bright
母父:Elusive Quality
厩舎:森秀行(栗東)
生産牧場:George E. Bates Trustee
育成牧場:三嶋牧場

 


No.14 ユイフィーユの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:4000万円
一口:80000円
生年月日: 2021年2月24日
父:レイデオロ
母:ユイフィーユ
母父:ディープインパクト
厩舎:武幸四郎(栗東)
生産牧場:三嶋牧場
育成牧場:三嶋牧場

 


No.15 シャブリの21

(募集口数500)

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メス/青鹿毛
総額:2800万円
一口:56000円
生年月日: 2021年2月2日
父:エピファネイア
母:シャブリ
母父:ディープインパクト
厩舎:岡田稲男(栗東)
生産牧場:桑田牧場
育成牧場:三嶋牧場

 


No.16 アルーリングハートの21

(募集口数500)

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メス/栗毛
総額:1500万円
一口:30000円
生年月日: 2021年3月13日
父:ブリックスアンドモルタル
母:アルーリングハート
母父:ダイワメジャー
厩舎:須貝尚介(栗東)
生産牧場:杵臼牧場
育成牧場:吉澤ステーブル

 


No.17 エルパンドールの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:2000万円
一口:40000円
生年月日: 2021年2月16日
父:エピファネイア
母:エルパンドール
母父:ネオユニヴァース
厩舎:石橋守(栗東)
生産牧場:杵臼牧場
育成牧場:三嶋牧場

 


No.18 ムーンライトベイの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:3000万円
一口:60000円
生年月日: 2021年3月21日
父:キズナ
母:ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
厩舎:渡辺薫彦(栗東)
生産牧場:天羽牧場
育成牧場:三嶋牧場

 


No.19 モーニングリズの21

(募集口数500)

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牡/黒鹿毛
総額:2800万円
一口:56000円
生年月日: 2021年3月30日
父:キタサンブラック
母:モーニングリズ
母父:Acatenango
厩舎:清水久詞(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

 


No.20 ヤマンの21

(募集口数500)

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牡/栗毛
総額:2600万円
一口:52000円
生年月日: 2021年3月25日
父:ドレフォン
母:ヤマン
母父:ハービンジャー
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

 

 

 全体的な感想としては、高いなぁーといった印象です。ただ、個人的に注目してる馬が軒並み安く感じました。

 

 

 この募集額を加味し、出資候補馬を絞っていきたいと思います。

 

 

 

 

※インゼルサラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://inseltc.com/

《インゼルサラブレッドクラブ出資馬》

オストファーレン

《インゼルファンファンド(IFF)出資馬》

ドルヴァル、シュニー、イリスレーン、ラヴェリテ、ドウフォルス、ネビュルーズ、オストファーレン、フォミルマジック、ルクルス、シャーンゴッセ、ミカヅキ、ラヴユアセルフ、アンテロース、クリダーム

《2022年度募集馬検討①》インゼルサラブレッドクラブ

 

インゼルサラブレッドクラブ2022年度募集馬検討①

 

 

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 さて、まだ募集額などの詳細は発表されていない状態ですが、現時点である程度出資候補馬を絞ることはできます。

 

 基本的には血統が主になりますので、預託厩舎や立ち姿の写真を参考に出資候補馬を選んでいきたいと思います。

 

 とりあえず募集額は無視して行いますので、今後予算オーバーで出資候補から外れる可能性も十分ありますので、そこのところはご了承下さい。

 

 また、測尺も重要な検討材料ではあるので、そこも一旦無視したいと思います。

 

 

出資候補馬①

 

No.1 ヴィニーの21

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牡/黒鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年1月19日
父:ロードカナロア
母:ヴィニー
母父:ディープインパクト
厩舎:池江泰寿(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 まず、馬体が好みという点と父ロードカナロアに母父ディープインパクトという血統構成がたまりません。母のヴィニーはキーファーズ所有で1勝していますが、順調に出走出来なかった経緯があるので、もっと活躍していた可能性は高いです。

 勝ち上がった距離は芝の2200mなので、適性距離は中距離。父ロードカナロアとの配合ではあるものの、母の適性からマイル以上で走れても不思議はありません。

 1つ上の初仔、ドルヴァルは未だデビュー前ですが、こちらにも期待していますので本馬にも期待するのは必然です。

 生まれが1/19と結構な早生まれなので、馬体重には注意が必要ですね。

 

 

 

出資候補馬②


No.2 チカリータの21

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メス/芦毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月13日
父:ロードカナロア
母:チカリータ
母父:クロフネ
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 昨年募集されたシュニーは出資こそできませんでしたが、申込みをした程期待していた馬でした。そのシュニーの父マインドユアビスケッツからロードカナロアに替わり芝への適性が高まりました。

 母チカリータはキーファーズ所有で2勝を挙げていますが、全27戦で【2-11-4-10】という素晴らしい安定感で5000万円以上稼ぎました。間違いなく能力はありますし、祖母はハルーワソングと素晴らしい牝系出身です。

 この父と母なので、距離の融通は効かなそうですが、牝馬なので問題ないでしょう。芝1400mあたりで活躍してもらって、もし結果が出なくてもダートで潰しが効きそうな血統ですので、勝ち上がれる可能性は非常に高そうです。

 

 

 

出資候補馬③


No.3 ローリーポーリーの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月24日
父:Justify
母:Roly Poly
母父:War Front
厩舎:蛯名正義(美浦)
生産牧場:Coolmore・Ashford Stud
育成牧場:ノーザンファーム

 母ローリーポーリーは欧州で活躍し、重賞5勝(その内GⅠ3勝)を挙げている名馬です。本馬は初仔になるのでサイズには注意が必要ですが、写真を見る限りトモが発達していて素晴らしいパワーを秘めていそうです。

 父がJustifyなのでダートに適性は向きそうですが、ローリーポーリーとの配合で世界的にも注目の的となるでしょう。基本的にダート適性の高い牝馬への出資はお薦めできませんが、この血統なので米国、ドバイ、サウジアラビアなどのダートが主流の海外への遠征競馬も夢ではありません。

 募集額も高くなりそうなので、回収率の期待は正直できませんが、夢を見たいなら1票投じる価値は十分あります。

 

 

 

出資候補馬④


No.4 テルアケリーの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前

生年月日: 2021年5月4日
父:シルバーステート
母:テルアケリー
母父:tapit
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 まず、本馬の場合はセレクトセール購入馬という事で、募集額が最大の焦点となりそうです。落札額は税込8800万円。仮に落札額より安く8000万円で募集されたとしても、500口募集で1口16万円。この馬に見合った価格かと言うと流石に無理があります。

 それでも一応出資候補馬として残した理由は馬体です。写真やセール時の動画を見る限り、現時点では募集馬の中でナンバー1の評価(好み)です。

 父シルバーステートは今後期待の種牡馬ですし、母テルアケリーは米国のGⅠ馬。兄姉の勝ち上がり率も高く、血統的に文句はありません。本当に問題は価格のみ。何かの間違いで4000万円くらいで募集されないかな?(笑)

 

 

 

出資候補馬⑤


No.6 サラフィナの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月22日
父:ブリックスアンドモルタル
母:サラフィナ
母父:Refuse To Bend
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

 母はご存知、仏オークスの勝ち馬で凱旋門賞、ヴェルメイユ賞で3着となった名牝。ジェニアルやプリュスといった兄姉は殆どがキーファーズの所有馬。この血統に出資できる可能性があること自体、非常に夢があります。

 父ブリックスアンドモルタルの産駒はこの世代がファーストクロップとなるので未知数ではありますが、社台SSが大きな期待をして導入した種馬なので、そこは疑わず信じていいと思います。色々調べると動きの柔らかさが産駒の特徴らしいので、日本の馬場にも合うのではないでしょうか?

 ただ、自信を持って日本で大活躍できる血統とは言えません。ある程度の実績を積んで、その後は海外での活躍を期待したい馬です。そういった夢を追いたい人にとっては文句無しに出資候補となる馬でしょう。

 500口募集でお願いします。

 

 

 

出資候補馬⑥


No.11 ラルクの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年4月13日
父:Golden Horn
母:ラルク
母父:ディープインパクト
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

 募集口数が気になる馬です。昨年募集された1つ上のラブソルは50口募集でしたので、私とは縁がありませんでした。本馬は是非500口募集でお願いします。

 母のラルクはライラックスアンドレースの仔になりますので、あのラッキーライラックの半姉になります。ラルクはキーファーズ所有で3勝を挙げています。距離はマイルから2400mまでこなせていたので、産駒もオールマイティな適性を受け継ぐ事でしょう。

 父のGolden Hornは英ダービーや凱旋門賞などGⅠ4勝を挙げ、カルティエ賞年度代表馬を受賞した名馬であり、当時あのL.デットーリが今まで騎乗した中でNo.1と評価したほどの馬でした。

 母ラルクの父はディープインパクトですので、父Golden Horn×母父ディープインパクトという物凄い血統構成となっており、これはもはや事件と言ってもいいでしょう。

 馬体がどうだとか、価格がどうだとか、そう言ったレベルの馬ではありません。この夢のある血統馬に出資するのかしないのか。ただそれだけです。

 

 

 

出資候補馬⑦


No.12 ダンシングオンエアの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月19日
父:Saxon Warrior
母:Dancing On Air
母父:Fastnet Rock
厩舎:四位洋文(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

 本馬に関してはわからない事が多いですが、出資候補馬として残した理由はクールモアスタッド生産という事と父がサクソンウォリアーという事です。

 私は現在インゼルサラブレッドクラブで、オストファーレンに出資しています。私がインゼルサラブレッドクラブに入会した理由はクールモアスタッドの生産馬に出資したかったからです。

 当たり前ですが、育成は日本の牧場に委ねられます。それでもクールモアスタッド生産というだけでドキドキワクワクが止まりません。また父のサクソンウォリアーはオストファーレンと同じ父で、個人的に期待している種牡馬です。

 サクソンウォリアーの母は名牝メイビーでディープインパクトの種を付ける為にわざわざアイルランドから日本のノーザンファームまで海を超えてやってきました。そこで生まれたのがサクソンウォリアーです。そしてサクソンウォリアーは無敗で英2000ギニーを優勝します。

 サクソンウォリアーという馬にはクールモアスタッド、ノーザンファーム、ディープインパクトといったアイルランドと日本が混合した色々な思いが詰まっています。

 そのサクソンウォリアーの仔が日本で活躍したらと思うと楽しみでなりません。

 こういった理由からこの馬も当然出資候補馬として残します。

 

 

 

出資候補馬⑧


No.18 ムーンライトベイの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月21日
父:キズナ
母:ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
厩舎:渡辺薫彦(栗東)
生産牧場:天羽牧場
育成牧場:三嶋牧場

 母ムーンライトベイはサンデーRで募集された期待馬でしたが、結局デビュー出来ずに引退となってしまいました。

 引退後はノーザンファームで繁殖入り、その後天羽牧場に移りました。牧場を移ってからはシゲルピンクダイヤやシゲルピンクルビーを出し、仔出しの良さには目を見張るものがあります。

 兄姉の成績を見ると牝馬の方が好成績を挙げている事からも本馬が活躍する可能性は高く、父がキズナという点も魅力の1つです。

 個人的に特別思い入れのある血統ではないですが、募集額次第では回収率やコスパがナンバー1となり得る馬だと思います。確実に走ってくるのではないでしょうか?

 

 

 

出資候補馬⑨


No.19 モーニングリズの21

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牡/黒鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月30日
父:キタサンブラック
母:モーニングリズ
母父:Acatenango
厩舎:清水久詞(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

 父キタサンブラックの産駒には毎度注目しているので、それだけで出資候補馬となるのですが、本馬の母モーニングリズに注目。

 独国生まれのモーニングリズは競走馬としても繁殖牝馬としても現状では結果が出ていません。しかし血統表を見ると、半弟のBrametot(ブラムト)が仏2000ギニーと仏ダービーを制し2冠馬となってますし、伯父にはあのMonsun(モンズーン)がいます。

 つまり本馬の伯父には仏国2冠馬のブラムトがいて、大伯父には大種牡馬のモンズーンがいるということになります。

 このかなりの良血馬と言えるモーニングリズに、日本の規格外馬キタサンブラックを付けて生まれたのが本馬です。

 2頭の姉はまだ勝ち上がれていませんが、血統的に牡馬に大物が出ていますし、モーニングリズの産駒としては本馬が初の牡馬なので大いに期待できます。

 預託厩舎が父キタサンブラックを育てた清水久詞先生の所というのも何かの縁です。

 未知数な部分は多いですが、可能性に関しては魅力十分ですし、大きな夢も見れそうです。

 

 

 

 現在のところ上記9頭が出資候補馬となります。募集額や測尺、ウォーキング動画が発表されたら、この中から更に絞ることとなります。

 もしかしたら新たに出資候補となる馬も出てくるかもしれませんが、その可能性は限りなく低いでしょう。

 募集額が高過ぎて諦めなければならない馬も何頭かいると思いますが、それ以上に大事なのが募集口数です。

 インゼルサラブレッドクラブは50口募集の馬も数頭います。恐らく今年は4〜5頭くらいがそうなると思います。サラフィナの21やラルクの21はその可能性が高そうだと思っているので、何とか500口での募集でお願いしたいです。

 

 

 次回の記事では募集額など今後発表される情報を総合して募集候補馬を絞っていきたいと思います。読者の方にとって有益な情報ではありませんが、お時間ありましたら読んでいただけると幸いです。

 

 

 

※インゼルサラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://inseltc.com/

《インゼルサラブレッドクラブ出資馬》

オストファーレン

《インゼルファンファンド(IFF)出資馬》

ドルヴァル、シュニー、イリスレーン、ラヴェリテ、ドウフォルス、ネビュルーズ、オストファーレン、フォミルマジック、ルクルス、シャーンゴッセ、ミカヅキ、ラヴユアセルフ、アンテロース、クリダーム

セントライト記念(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視!

セントライト記念(GⅡ)

2022.9.19(月祝)

中山競馬場 芝2200m

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《予想ファクター》

⭐︎上がり馬と春クラシック組の力差

⭐︎春クラシック組の仕上がり具合

⭐︎本番菊花賞への本気度合い

 

《出走予定馬》

 

アスクビクターモア(牡3)田辺裕信(56.0)

【短評】今年のダービー3着馬。弥生賞を勝ち、皐月賞では強敵相手に5着と実績は十分。

弥生賞時の短評はこちら↓

弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 間違いなく今回の主役は本馬で、夏の上がり馬や春のライバル相手にどういったパフォーマンスを見せてくれるのか注目の一戦だ。

 本馬にとってはあくまでも前哨戦ではあるが、休み明けとはいえ乗り込み量、時計も十分で、適性や実績的にも抜けている存在と言っていい。

 人気でも逆らえないので軸にしてもいいのだが、まだ未対決の馬との力差が明確ではなく、足元を掬われる可能性も少しは頭に入れておきたい。

 

 

 

オニャンコポン(牡3)菅原明良(56.0)

【短評】今年の京成杯の勝ち馬で、その後は皐月賞6着、ダービー8着と世代トップクラスと戦ってきた実績は評価に値する。

京成杯時の短評はこちら↓

京成杯(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 今回の条件は合うし、実績的にも威張れる立場ではあるが、休み明け初戦という不安はある。トレセンで約1ヶ月調整していて本数も足りているが、もちろんメイチではない。

 実績や適性的に高評価であり、馬券には絶対に必要ではあるが、あくまでも前哨戦という点から軸にはできない。

 

 

 

ガイアフォース(牡3)松山弘平(56.0)

【短評】前走の1勝クラス国東特別では2着馬に7馬身の差をつけての圧勝。ここまで4戦2勝だが、連対率は100%。新馬戦では2着に敗れたとはいえ、勝ち馬は今年のダービー馬ドウデュース。

 全てのレースで上がり2位以内の脚を使っていて、今回の結果次第では一躍世代のトップクラスに躍り出る可能性は十分。

 長い脚でストライドが大きい走りをするので、広いコースの方が持ち味を生かせるとは思うが、コーナーでの走りは割とスムーズ。中山の外回りの条件は悪くない。

 雄大な馬体でゆったり走ってるイメージなので、内でゴチャつくのは好ましくなく、本馬に関しては外枠の方がいい。

 重賞とはいえ、このメンバーくらいならあっさり突破して本番へ向かってほしい。高評価必至だ。

 

 

 

キングズパレス(牡3)松岡正海(56.0)

【短評】前走、東京2400mの1勝クラスで2勝目を挙げた本馬。プリンシパルSでは惜しくも2着に敗れはしたが、一昔前ならダービーに出走できていた馬。まだまだ侮れない。

 ただ、中山実績もあるとはいえ、基本的には後ろからズドンという脚質。開幕2週目の高速馬場は向いていない。

 相手次第では能力で差し切れるが、今回は相手強化の一戦。馬場も向かない中で今まで通りいくとは思えない。

 母ドバウィハイツの良血馬で、血統的にも条件は合いそう。血統やポテンシャルは高評価も、馬場や展開的には厳しそうで押さえまでが妥当か。

 

 

 

サイモンバロン(牡3)三浦皇成(56.0)

【短評】前走は評判馬バトルボーンに敗れたとはいえ、他の馬には完封の2着。

 実績的には東京のような広くて直線の長いコースの方が合ってはいそうだが、父ハービンジャー×母父シンボリクリスエスという血統面からは中山もこなせておかしくない。

 サマーセール取引馬で決して高額取引では無い馬だが、牝系はダイナカールと血統の裏付けは十分で、高いポテンシャルを秘めている事は確実。

 これまでの実績から他馬との比較は難しいが、血統的に押さえておきたい1頭である。

 

 

 

ショウナンマグマ(牡3)横山武史(56.0)

【短評】前走、ラジオNIKKEI賞の2着馬。8番人気と人気は無かったが、高評価通り好走してくれた。

ラジオNIKKEI賞時の短評はこちら↓

ラジオNIKKEI賞(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 スタートから出していって、何が何でもという感じでハナを奪えたのは良かったし、馬場状態や斤量など全てが上手くいった感じだ。

 ただ、本馬の不安点はプリンシパルSで露呈した気性面。単独で逃げれないと厳しくなる。

 今回は逃げたい馬も何頭かいて簡単には逃れないし、ガムシャラに逃げたら距離が持たない。

 前走から2ハロンの距離延長は本馬にとって非常にマイナスの要素で、距離を持たそうとすれば引っかかるし、行かせちゃったらスタミナ切れ。そんな展開になる。

 現状での適性は1800mまでで、ゆくゆくはマイラーかもしれない。前走では高評価も今回は評価出来ず、切らせていただくこととする。

 

 

 

セイウンハーデス(牡3)幸英明(56.0)

【短評】前走の日本ダービーでは11着。内枠からスタートを決め、ラチ沿いを走り本馬自身のパフォーマンスは発揮できた。完全に力負けと言っていいだろう。

 プリンシパルSではキングズパレス以下を完封したが、これは位置取りの差が大きく、このレースで1番強い競馬をしたのは明らかにキングズパレス。

 本馬は結局、低レベルの毎日杯の敗戦組。世代の上位陣との差は大きい。

 前走からの距離短縮はプラスではあるが、適性の距離はもう少し短く、1800mくらいがベストと思える。

 ここで馬券を買うにはプラスの要素が少なすぎるし、相手はかなり強い。消しでいいだろう。

 

 

 

 

 

 

ベジャール(牡3)北村友一(56.0)

【短評】前走のラジオNIKKEI賞では12着。やはり危険な人気馬となってしまった。

ラジオNIKKEI賞時の短評はこちら↓

ラジオNIKKEI賞(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 前走のレース後コメントでは福島コースが合わないと言っていたが、それは確かで直線に向いた時には不器用さが露呈した。

 スムーズに追い出せなかった不利はあるが、それにしても負け過ぎだ。

 この負けを不利が原因と考えるか、単純に力が足りないと考えるか。私は後者と考える。

 今回は定量戦の為、斤量の不利はないし、コースも外回りなら今回の方が良い。ただ、単純にラジオNIKKEI賞よりもメンバーレベルは高く、距離延長もプラスではない。

 ここで好走するとは考えにくく、バッサリ消してしまって問題ないだろう。

 

 

 

ボーンディスウェイ(牡3)石橋脩(56.0)

【短評】前走のラジオNIKKEI賞では6着。1番人気に支持されたものの結果は出せなかった。

ラジオNIKKEI賞時の短評はこちら↓

ラジオNIKKEI賞(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 短評通りやはり底が見えた感じで、決して弱い馬ではないが、2歳時や3歳の序盤と比べて、相手が強くなるにつれて本馬の活躍は厳しくなりつつある。

 今回は前走よりも相手は強化されている印象なので、再び厳しい戦いとなるだろう。

 距離やコースの適性は高そうだが、この血統なので時計勝負では分が悪く、スタミナ勝負になればこその馬。良馬場なら消しでいいが、雨が降れば押さえたい。

 

 

 

マテンロウスカイ(牡3)横山典弘(56.0)

【短評】前走、小倉の1勝クラスを逃げ切り勝ち。ここまで全7戦で複勝率100%と安定した結果を残している本馬。

 経験した競馬場が小倉と中京のみで、距離も2000mまでなので、今回は初物づくしの一戦となる。

 前走の勝ちっぷりを見る限り、まだまだ余裕があり、前残りの馬場も本馬にはプラスだが、今回はアスクビクターモアやショウナンマグマといった重賞実績のある馬が同型となるので、前走ほど楽には行けないだろうし、中山2200mのコースは早めに捲ってくる馬も多い。

 前走での逃げ切り勝ちが仇となる可能性が高く、能力やポテンシャルは関係なく、展開が向かない可能性が高い。

 逆に抑えていっても良いとは思えないので、どんな乗り方をしようが馬券内への好走は難しく、今回は消しでいいだろう。

 

 

 

ラーグルフ(牡3)戸崎圭太(56.0)

【短評】ホープフルS3着、皐月賞8着と一線級相手に戦ってきた本馬。

 前走の1勝クラス、月岡温泉特別では着差こそ少ないものの、相変わらずの勝負根性を発揮し実力の違いを見せつけた。

 休み明けを一度叩いて状態は上向き。前走後は直ぐに乗り出し、ここへ向けての調整もバッチリ。

 血統や適性的に本番の菊花賞が本馬に合うとは思えないし、ローテーションや調教過程を見る限り、ここを勝ちにきているとしか思えない。

 他馬が前哨戦や初重賞戦といった感じの中、本気度合いの高い本馬が最も勝ちに近いかもしれない。本命級の評価をし、軸も考えたい。

弥生賞時の短評はこちら↓

弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

ローシャムパーク(牡3)C.ルメール(56.0)

【短評】前走の山藤賞では圧巻の逃げ切り勝ち。新馬戦からの2戦は2着続きだったが、その後は2連勝。

 スタートからガンガン行くタイプではないが、スピードに乗ってきたあたりから行きたがるので途中からハナを奪う展開で連勝。

 こういった馬は敢えて抑えるより、行かせてしまった方がいいので、そういう乗り方になるのだろうが、逃げてからは物凄く強い。

 今回は5ヶ月ぶりのレースで気性面が成長している可能性もあり、今後の事を考えて抑える競馬をするかもしれないが、今まで通りの乗り方の方が良く、外枠を引いて前に壁を作れない状況になれば再び逃げるだろう。

 単独で行ければ、簡単には垂れないので綺麗な馬場を味方に一人旅出来る。本命級の評価で勝負したい。

 

 

 

ロンギングエーオ(牡3)横山和生(56.0)

【短評】前走、福島2600mの開成山特別を勝ち、メンバー屈指の長距離適性がある本馬。

 父がスクリーンヒーローという点では条件は合いそうなのだが、母父がホワイトマズル。こちらの血の影響が強く出ているイメージで、タフなスタミナ勝負でこそという馬。

 距離はもっと長くてもいいくらいだが、野芝100%の中山だと分が悪い。本馬が浮上するには雨の力が必須で、道悪になればなるほど評価を上げたい。

 逆に良馬場ならバッサリでいいだろう。

 

 

 

 

 第76回セントライト記念(GⅡ)は9/19(月祝)に中山競馬場(芝2200m)で行われます。当日までしっかり予想をして悔いのない馬券を買いましょう。

 

 

弥生賞ディープインパクト記念の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com


京成杯の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com


ラジオNIKKEI賞の短評はこちら↓

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京成杯オータムハンデ(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視!

京成杯AH(GⅢ)

2022.9.11(日)

中山競馬場 芝1600m

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《予想ファクター》

⭐︎開幕週の馬場

⭐︎日本一の勾配の急坂

⭐︎ハンデ戦

⭐︎サマーマイルシリーズ最終戦

 

《出走予定馬》

 

インテンスライト(牡6)菊沢一樹(54.0)

【短評】前走のメイSでは5着。外枠不利の東京1800mを8枠13番からハナを奪う。ペースが遅かったので出していってはいないが、結果的に逃げる形になった。

 直線では馬場が荒れ気味の内側を通らざるを得ない状況。距離も1ハロン長い。それでよく粘った方で褒めて良い内容だった。

 今回の条件はベストと言える条件だが、重賞で実績が無いのと、前走で遅いペースを経験していることがマイナスに出る可能性もある。

 それでもダービー卿CTくらい走れれば3着くらいはありそうで、ヒモで押さえておく必要がありそうだ。

 

 

 

クリノプレミアム(牝5)松岡正海(54.0)

【短評】前走のヴィクトリアマイルでは16着。流石にレベルが高過ぎた。

京都金杯時の短評はこちら↓

京都金杯(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 京都金杯の時は評価しなかったものの結果は5着と好走。その後は中山牝馬Sを勝ち、福島牝馬Sで2着と重賞で実績を残してきた。

 牡馬混合戦でもコースや距離がベストなだけに今回は買える。前走の大敗も全く悲観するものでは無く、仕方ないとして度外視できる。

 ここへ向けての調整も順調で1週前追い切りでは素晴らしい動きを披露した。今なら牡馬混合戦でもやれる。

 福島牝馬Sの時と同じような競馬が出来れば、今回も好走必至。高評価したい1頭だ。

 

 

 

コムストックロード(牝3)柴田大知(51.0)

【短評】前走の福島テレビオープンでは4着も、今年の葵Sの2着馬。

 マイルも走れるが、ベストは1400m以下か。特に古馬と混合の重賞となると適性がもの言うので、今回は距離が少し長い気もする。

 51キロの軽斤量も前走と同斤なので、相手強化と考えれば決して有利では無い。

 しかし、1200mの古馬戦でのスピードについて行けないとなれば距離延長も決してマイナスでは無い。逆にこの距離で脚が溜まることによって新味が見れるかもしれない。

 前走では馬場の悪い内側を走らされた不利があったので、外に出していればと思わせる内容でもある。

 力が足りていない事は承知の上で可能性を買って押さえておいてもいいかもしれない。

 

 

 

シャーレイポピー(牝4)鮫島克駿(52.0)

【短評】前走の中京記念では7着。消しの評価だったが、思っていたより走った印象だ。

中京記念時の短評はこちら↓

中京記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 中京記念時の短評の通り、ベストはマイル。前走よりは今回の方が買える条件ではあるが、結局重賞では荷が重い。

 今回もハンデには恵まれたが、現状は牝馬限定戦の方がベターで混合戦では厳しい。

 内枠引いたら押さえてもいいかなーくらいで、基本的には消しで問題ない。

 

 

 

シュリ(牡6)津村明秀(57.0)

【短評】前走の関屋記念では2着と好走。近走の惨敗続きに終止符を打ち、力がある事を証明をした。

 逃げて新潟の長い直線を粘り込んでの2着だったが、稍重としてもかなりスローペースで、前有利な展開と馬場が味方した感は否めない。左回りが得意というのもプラスに働いた。

 今回は右回りで開幕週の高速馬場。前に行かないと結果が出ない馬なので今回も前に行くはず。同型との絡みと、この馬場に対応できるかが鍵。

 条件が前走以上に恵まれることは無いので、良馬場なら押さえが妥当で、もし雨が降り馬場が渋れば少し評価を上げたい。

京都金杯時の短評はこちら↓

京都金杯(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

タガノディアマンテ(牡6)大野拓弥(56.0)

【短評】前走の小倉記念では11着。

小倉記念時の短評はこちら↓

小倉記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 馬場が速く、本馬には合っていない展開だったが、それでも前半は前向きさが出ていてグイグイ行っていた。

 本質的には長距離適性の高い馬で、時計のかかるタフな馬場が合っている馬。

 あれだけの前向きさが出てきているので今回は距離短縮を試してみるのかもしれないが、マイル戦は生涯初。秋の中山開幕週の馬場は相当速い。

 重賞級のマイラー相手に適性外の条件で好走するとは思いにくく、消しが妥当と言える。

 

 

 

ダーリントンホール(牡5)横山武史(56.5)

【短評】前走、エプソムCの3着馬。道悪に恵まれたのも確かだが、粘り強く最後まで伸びていた。

エプソムC時の短評はこちら↓

エプソムC(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 近走はマイルを中心に使われていたが、前走を見る限り生粋のマイラーではない事はわかった。中距離型のマイラー。それだけに開幕週の高速馬場は本馬にとってはマイナスでしかない。

 中山コースも問題無いし、距離も適性。後は馬場に尽きる。エプソムCと同じような評価になるが、馬場が渋れば渋るほど評価は上がるが、パンパンの良馬場だと分が悪く、その場合は押さえまで評価を下げる事も考えなければならない。

 

 

 

 

 

 

ファルコニア(牡5)吉田隼人(56.0)

【短評】前走、中京記念の3着馬。高評価通りの好走だった。

中京記念時の短評はこちら↓

中京記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 今回は距離短縮のマイル戦になるが、マイルで実績も残しているだけに評価を一気に下げる必要はない。

 しかし、ベストは1800mなだけに時計勝負は分が悪く、マイルの重賞で勝ち切るには雨の恩恵が必要か。

 好走は必至と評価するも、頭では買いにくく、無難にフォーメーションの2列目に置くことをお勧めしたい。

 

 

 

ベレヌス(牡5)西村淳也(57.0)

【短評】前走、中京記念の優勝馬。バッサリ切っていただけに驚いたのと同時に本馬の評価を改めなければならない一戦だった。

中京記念時の短評はこちら↓

中京記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 逃げて結果を出せている馬なので今回も間違いなく逃げるだろう。それだけに枠順は大事。ただ、何がなんでも逃げたいという馬はいないので今回も楽に逃げれるはず。

 マイルへの距離短縮はプラスだし、開幕週の馬場も脚質に有利だ。

 血統的な適性と実際の成績に少しギャップを感じるが、今回の条件的に好走は必至。前走の勝利で斤量を背負うのは仕方ない。

 ただ、前走で無印にした馬を本命には出来ないので、対抗までに留めたい。

 

 

 

ミッキーブリランテ(牡6)岩田康誠(56.0)

【短評】前走の朱鷺Sでは12着。近走2桁着順が続いている本馬。

 重賞では昨年の函館SSでタイム差無しの3着という実績はあるが、それ以外となると3歳時のシンザン記念の3着くらい。

 近走で言えば、3月の東風Sが今回と同条件で3着。斤量58キロを背負ってのもので、展開やコース取りなど全てが上手くいった感はあるが、強い内容ではあった。

 その後のダービー卿CTを見ても、全然力が足りてないとも思えないし、きっかけ一つで浮上してもおかしくない。

 近走の不振から高評価は出来ないが、ヒモで押さえるくらいは必要な馬だと思う。

 

 

 

ミスニューヨーク(牝5)M.デムーロ(54.0)

【短評】前走の中京記念では4着。本命級の評価をしていたものの、あと一歩届かなかった。

中京記念時の短評はこちら↓

中京記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 ほぼ完璧な内容だったが、高速馬場や前残りの展開が災いした。直線の最後の不利は着順に直結するものでは無いが、十分力は示せた。

 今回は昨年末に優勝したターコイズSと同舞台。牡馬混合戦でも力の差が無い事も分かったし、今回も好走は必至。

 マイナス面はやはり開幕週の高速馬場。間違いなく前が有利な馬場。勝ち切るにはタフな馬場にならないと厳しい。

 前走からの距離短縮は問題無いので、馬場次第で評価は変わるが、馬券には絶対必要であることは間違いない。道悪になれば本命級の評価も必要だ。

 

 

 

ルークズネスト(牡4)戸崎圭太(56.0)

【短評】前走の朱鷺Sでは11着。近走は重賞どころかオープンですら結果が出ていない本馬。

 ベストは左回りの1400mのイメージなので、今回の条件は決してベストとは言えない。それでも3歳時にはファルコンSでグレナディアガーズを敗り優勝。スワンSではダノンファンタジーに僅差の4着と実績は十分。

 ただ、2走前のパラダイスSでは得意条件にも関わらず、上位陣との力差はまだあるように見える。得意条件で今回よりも落ちるメンバーに勝てないのであれば、今回は更に厳しい戦いとなるだろう。

 脚質的にも今回の条件は本馬には向かないだけに、馬券内への好走はかなり厳しい。

京都金杯時の短評はこちら↓

京都金杯(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

ルフトシュトローム(騸5)横山和生(55.0)

【短評】前走の東風Sでは12着。これで7戦連続で2桁着順となってしまった。

 3歳時にはニュージーランドTを優勝し、NHKマイルCでも5着に来た実力馬。その頃のイメージが強く残っているので、いつか復活するのではないかと思って早2年。

 今回は去勢明けという事もあり、流石に手が出ない。いつかどこかで穴を空けそうな気はするが、それが今回でない事は間違いない。

中山記念時の短評はこちら↓

中山記念(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

レインボーフラッグ(牡9)小牧太(52.0)

【短評】前走の中京記念では8着。全くのノーマークの割にはタイム差的にも非常に頑張ったと言える。

中京記念時の短評はこちら↓

中京記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 終始スムーズな競馬が出来たことが要因で、この内容で前を差せず、後ろから差されるでは力の差は否めない。

 今回は距離短縮になるので、前走よりは評価しなければならないが、引き続き馬券ではバッサリでいい。

 前走でちょっと惜しかったからと言って、簡単に飛び付いてはいけない。前走は最高のパフォーマンスを出しての結果。条件的に今回の方が恵まれてもメンバーは前回とは違う。

 来たら事故。そう思って消していい。

 

 

 

 第67回京成杯オータムハンデ(GⅢ)は9/11(日)に中山競馬場(芝1600m)で行われます。当日までしっかり予想をして悔いのない馬券を買いましょう。

 

 

京都金杯の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

中山記念の短評はこちら↓

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中京記念の短評はこちら↓

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小倉記念の短評はこちら↓

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エプソムCの短評はこちら↓

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《2022年度募集馬☆リスト☆発表》インゼルサラブレッドクラブ

 

インゼルサラブレッドクラブにて、2022年度の募集馬が発表されました。

 


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 今年は20頭の馬が募集される予定です。募集額、口数、ウォーキング動画、測尺などはまだ発表前ですが、立ち姿の写真、預託厩舎の発表がされましたので、早くも検討できる材料はあります。

 

 

 私の場合はほぼ血統で決めるので、あまり関係ないのですが、多少なりともウォーキング動画や測尺は見る必要がありますけどね。

 

 

 また、非常に大事な募集額もまだわかっていない状況ですが、そこに関してはある程度検討をしておいてからでもいいでしょう。逆に相応の価格なのかどうかを判断する為には、先に検討を進めておいた方が良いとも思いますよ。

 

 

 

No.1 ヴィニーの21

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牡/黒鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年1月19日
父:ロードカナロア
母:ヴィニー
母父:ディープインパクト
厩舎:池江泰寿(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.2 チカリータの21

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メス/芦毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月13日
父:ロードカナロア
母:チカリータ
母父:クロフネ
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.3 ローリーポーリーの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月24日
父:Justify
母:Roly Poly
母父:War Front
厩舎:蛯名正義(美浦)
生産牧場:Coolmore・Ashford Stud
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.4 テルアケリーの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前

生年月日: 2021年5月4日
父:シルバーステート
母:テルアケリー
母父:tapit
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.5 ゴルトキルシェの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月17日
父:レッドファルクス
母:ゴルトキルシェ
母父:ステイゴールド
厩舎:大久保龍志(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

 


No.6 サラフィナの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月22日
父:ブリックスアンドモルタル
母:サラフィナ
母父:Refuse To Bend
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

 


No.7 マーブルカテドラルの21

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メス/黒鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月27日
父:エピファネイア
母:マーブルカテドラル
母父:ダイワメジャー
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

 


No.8 レトⅡの21

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牡/黒鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年4月28日
父:エピファネイア
母:レトⅡ
母父:Diesis
厩舎:国枝栄(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.9 スカイダイヤモンズの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年1月13日
父:リアルスティール
母:スカイダイヤモンズ
母父:First Dude
厩舎:鹿戸雄一(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.10 エレクトラムの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月23日
父:リアルスティール
母:エレクトラム
母父:High Chaparral
厩舎:手塚貴久(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 


No.11 ラルクの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年4月13日
父:Golden Horn
母:ラルク
母父:ディープインパクト
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

 


No.12 ダンシングオンエアの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月19日
父:Saxon Warrior
母:Dancing On Air
母父:Fastnet Rock
厩舎:四位洋文(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

 


No.13 ヤンキーブライトの21

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メス/栗毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月14日
父:Practical Joke
母:Yankee Bright
母父:Elusive Quality
厩舎:森秀行(栗東)
生産牧場:George E. Bates Trustee
育成牧場:三嶋牧場

 


No.14 ユイフィーユの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月24日
父:レイデオロ
母:ユイフィーユ
母父:ディープインパクト
厩舎:武幸四郎(栗東)
生産牧場:三嶋牧場
育成牧場:三嶋牧場

 


No.15 シャブリの21

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メス/青鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月2日
父:エピファネイア
母:シャブリ
母父:ディープインパクト
厩舎:岡田稲男(栗東)
生産牧場:桑田牧場
育成牧場:三嶋牧場

 


No.16 アルーリングハートの21

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メス/栗毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月13日
父:ブリックスアンドモルタル
母:アルーリングハート
母父:ダイワメジャー
厩舎:須貝尚介(栗東)
生産牧場:杵臼牧場
育成牧場:吉澤ステーブル

 


No.17 エルパンドールの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月16日
父:エピファネイア
母:エルパンドール
母父:ネオユニヴァース
厩舎:石橋守(栗東)
生産牧場:杵臼牧場
育成牧場:三嶋牧場

 


No.18 ムーンライトベイの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月21日
父:キズナ
母:ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
厩舎:渡辺薫彦(栗東)
生産牧場:天羽牧場
育成牧場:三嶋牧場

 


No.19 モーニングリズの21

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牡/黒鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月30日
父:キタサンブラック
母:モーニングリズ
母父:Acatenango
厩舎:清水久詞(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

 


No.20 ヤマンの21

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牡/栗毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月25日
父:ドレフォン
母:ヤマン
母父:ハービンジャー
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

 

 

 非常に素晴らしいラインナップです。流石インゼルと言ったところでしょう。基本的には自分自身の好みとなりますので、どの馬が走るかというのは二の次です。特にインゼルに関しては夢のある血統馬や海外(欧州)向きの血統馬が多いですので、ただ単に回収率を上げたいといった事で出資するクラブではありません。

 

 

 次回の記事から本格的に検討していきますが、否定的なコメントは基本的にはしません。価格が高過ぎるとは言うと思いますけどね。自分が良いと思った馬が何故良いのか?そこを中心に検討していきます。

 

 

 

 

 

※インゼルサラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://inseltc.com/

《インゼルサラブレッドクラブ出資馬》

オストファーレン

《インゼルファンファンド(IFF)出資馬》

ドルヴァル、シュニー、イリスレーン、ラヴェリテ、ドウフォルス、ネビュルーズ、オストファーレン、フォミルマジック、ルクルス、シャーンゴッセ、ミカヅキ、ラヴユアセルフ、アンテロース、クリダーム

新潟記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視!

新潟記念(GⅢ)

2022.9.4(日)

新潟競馬場 芝2000m

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《予想ファクター》

⭐︎開催最終週の外伸び馬場

⭐︎日本一長い直線コース

⭐︎サマー2000シリーズ最終戦

 

《出走予定馬》

 

イクスプロージョン(牡4)三浦皇成(56.0)

【短評】前走の関越Sでオープン初勝利。オープンとはいえ、負かした相手はキングストンボーイ、グラティアス、クールキャット、ホウオウイクセルなど重賞実績のある馬ばかり。レベルの高いレースだった事は間違いない。

 距離適性は1800m〜2200mで今回はベスト。新潟競馬場での実績も有りコースも問題無い。むしろキャリア16戦の内13戦が左回りコースという生粋のサウスポー。重賞で好走する可能性があるとしたら今回がベスト条件と言える。

 今回消すなら今後は一切買えないと言うくらいの好条件。重賞と敷居は高いが可能性を信じて馬券は買うべきだろう。

 

 

 

エヒト(牡5)田中勝春(57.0)

【短評】前走、七夕賞の優勝馬。

七夕賞時の短評はこちら↓

七夕賞(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 短評通り、前も流れて外枠も味方に付けスムーズなレースができた。こうなれば強いのは分かっていたのでしてやったり。

 今回も前走と同じような展開が好走条件ではあるが、直線が長いコースなだけに慌てる事も無いし、最内さえ突かなければ大丈夫。前を捉えるだけの時間は十分ある。好走必至だろう。

 サマー2000シリーズの優勝が懸かっている一戦だけに着狙いの可能性もあるので、正直頭では買いにくい。優勝条件は4着以上が必須で、尚且つヒートオンビートが2着以下。またはヒートオンビートに勝たれてもエヒト自身が2着なら優勝できる。

 本馬にとっては秋のG Iシリーズよりもサマーシリーズを制する方が大事。メイチの仕上げで来るだろう。本命級の印が必要だ。

 

 

 

カイザーバローズ(牡4)津村明秀(55.0)

【短評】前走の鳴尾記念は6着も、前々走の新潟大賞典では2着と好走した本馬。

 今回と同条件で好走できている点は素直に評価するべきで、血統的にこの条件が合う裏付けもある。

 新潟大賞典よりはメンバーは格上感があるので、あとは展開の助けが必要だが、前が流れて上手く外に出せれば必ず伸びてくる。力が一枚落ちるのは認めなければならないが、押さえておく必要はあると判断する。

 

 

 

カナリキケン(牝4)木幡初也(49.0)

【短評】前走の3勝クラスは昇級初戦で壁にぶち当たる形で7着と惨敗。

 デビューから暫くは芝で試していたが実績は1勝のみ。頭打ちでダートに転向した感じだ。

 斤量49キロはもちろん有利だが、芝での実績が少ない条件馬が、重賞で馬券になるとは考えづらい。来たら事故。そのくらいの気持ちでバッサリ切っていいだろう。

 

 

 

カラテ(牡6)菅原明良(57.5)

【短評】前走の安田記念では16着。得意の舞台での惨敗だった。

 中山記念時の短評でも触れたが、基本的には不器用な馬。今回の新潟外回りコースは、直線が長く広いコースなので本馬にとっては大歓迎だ。

中山記念時の短評はこちら↓

中山記念(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 今回の大問題は距離に尽きる。中山記念では1800mで好走しているとはいえ、新潟の2000mとは求められる物が違いすぎて比較にならない。

 コースは合っているが距離が未知数。要するに距離さえこなせれば好走は必至と言うこと。

 ただ、そればかりはやってみなければわからない。予想というより感になる。ガッと行くマイラーと言うよりは、ゆったりしているイメージが強いので個人的にはこなせる方に1票投じたい。

 

 

 

ココロノトウダイ(牡5)戸崎圭太(55.0)

【短評】重賞実績は昨年の中山金杯2着がある本馬。前走の福島記念では2番人気に支持されるものの16着のシンガリに敗れてしまった。

 今回は約10ヶ月ぶりのレースとなるので、じっくり乗り込んできてはいるが、実績的に中山や福島といった小回りの直線の短いコースの方がベターで、今回の条件が合ってるとは思えない。

 久々を使って次走以降で改めてといった感じで、今回は静観したい。

 

 

 

コトブキテティス(牝5)武藤雅(51.0)

【短評】前走のエリザベス女王杯では13着と大敗。自己条件突破後の昇級初戦がGⅠでは流石に敷居が高かった。

 本馬のベスト条件は東京の2400m。戦績を見れば一目瞭然にこの条件が得意。

 今回は少し距離が短いのは確かだが、長い直線を利用して末脚を発揮できるという点に関してはプラス。

 前走からの間隔が空いた分、入念に乗り込んできてはいるが、突出した時計はなく今回に限っては相手が強い。本馬が簡単に通用する舞台では無さそうだ。

 今後重賞で好走する可能性はあるが、条件が揃わないと厳しく、強いて言うなら愛知杯かアルゼンチン共和国杯辺りが1番可能性があるのではないか。今回は自信を持って消しでいい。

 

 

 

 

 

 

ゴールドスミス(騸8)吉田豊(53.0)

【短評】前走でようやく条件戦をクリアした本馬は既に8歳。最近では珍しくなったステイゴールドの直仔だ。

 それでもキャリアは僅か21戦で、中間に1年11ヶ月と1年8ヶ月の長期休養をしており年齢の割に馬はまだまだ若い。

 今回の距離は許容範囲でコースも決して不利ではないが、前走の内容が引っかかる。勝ったとはいえ、マイペースでの単騎逃げで、内をロス無く回り、前残りの馬場を利用しての勝利。

 恵まれすぎた感が否めない。今回斤量は軽いが新潟の長い直線で、前走と同じようなレースができる可能性はほぼゼロ。元々は差す競馬もできる馬なので、控えた方が面白いが前走逃げて結果を出した馬を今回積極的には買えない。

 そもそもこのメンバー相手に足りるのか。現状ではかなり厳しいだろう。どれだけ上手くいっても掲示板に載れるかどうか。それ以上の評価はできない。消しでいい。

 

 

 

サンレイポケット(牡7)鮫島克駿(57.5)

【短評】前走の函館記念では5着。

函館記念時の短評はこちら↓

函館記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 適性とは真逆のレースでの5着は大健闘の一言。改めて力がある事を示した。

 今回は本馬にとってベスト条件となる。切る理由は一つもない。あとは印をどうするかだけ。どちらにせよ重い印は必須で、軸にしてもいいくらいの馬。勝ち負け必至。

 

 

 

スカーフェイス(牡6)岩田康誠(55.0)

【短評】前走、函館記念の3着馬。高評価通りの好走で、確実に力が付いていることを確認できた。

函館記念時の短評はこちら↓

函館記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 後方から速い上がりで勝負する馬だが、実績的には小回りコースが多く、新潟コースの適性が問われる一戦。速い上がりが使えるからと言って直線が長いコースが有利とも限らないのが競馬の難しいところ。本馬が生粋の小回り巧者だったら今回は厳しい戦いとなる。

 しかし、コースの不安こそあるが、今回も重い印で勝負したい。その理由は岩田康誠騎手が継続騎乗してくれること。

 前走の敗戦を相当悔しがっていた岩田騎手。こういう時の岩田騎手のリベンジに燃える力は相当なもの。今回が本馬にとってベスト条件ではないかもしれないが、騎手の気持ちも予想には必要。絶対に岩田がやってくれるはず。期待して馬券を買いたい。

 

 

 

ディアマンミノル(牡5)荻野極(55.0)

【短評】前走の目黒記念では4着も、前残りの展開を最後方からの競馬で上がり最速の脚を繰り出して、ほぼ2着と言っていい4着。非常に褒められる内容だった。

 今回も前走同様、末脚を生かせる舞台なので本馬にはプラスだが、距離が少し短いか。前半ゆっくり行ければ好走できそうではあるが、ペースが上がると不安もある。

 それでもこれだけの末脚を持っている馬を今の新潟で無印にはできない。もちろん軸にできるほどの自信は無いが、押さえておく必要はある。

 

 

 

ヒートオンビート(牡5)池添謙一(57.0)

【短評】前走、七夕賞の2着馬。当時の評価は少し辛口だったので、個人的には裏切られた好走だった。

七夕賞時の短評はこちら↓

七夕賞(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 七夕賞のレースを見る限り、GⅢでは力が抜けている存在で、重賞未勝利馬とはいえ、いつ勝っても不思議では無い。

 特に今回は勝てばサマー2000シリーズ優勝という副賞もある。間違いなく本気モードだ。中間の乗り込みにも意欲を感じるし時計も出ている。

 新潟は初めてとなるが、左回りでの実績もあるし大丈夫だろう。好走必至で本命級の評価が必要だ。

 

 

 

フェーングロッテン(牡3)松若風馬(53.0)

【短評】前走、ラジオNIKKEI賞の優勝馬。高評価通り結果を残してくれた。

ラジオNIKKEI賞時の短評はこちら↓

ラジオNIKKEI賞(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 今回は初の古馬との一戦。やってみなければわからない点が多いのは仕方ないが、前走を見る限り通用してもおかしくない。

 白百合Sでは逃げて勝ったが、前走で控える競馬ができたのは収穫。直線ではラチ沿いで一瞬狭くなるところはあったが力強く抜け出してきて、着差以上に相当強い内容と評価していい。

 新潟は初めてとなるが、左回り実績はあるし、距離もベスト。重賞馬とはいえ3歳なので斤量は53キロ。買い要素しかない。

 初の古馬相手で、そこに関しては一抹の不安が残るのは確かで、軸にはしにくい。

 それでも重い印は絶対に必要で、万が一勝つことがあれば秋が非常に楽しみになる。半兄がピクシーナイトなので菊花賞は距離的に微妙ではあるが、この勝負服でラジニケ好走組と言ったらフィエールマンを思い出す。ここで好走して菊花賞の本命候補になり得る素質馬だ。

 

 

 

フォワードアゲン(騸5)江田照男(53.0)

【短評】前走、STV賞を勝ち条件戦をクリアした本馬。苦戦を強いられていた3勝クラスをようやく突破した。

 12番人気、単勝134.2倍の低評価も近走の成績から頷ける。それでも強い内容での勝利。なぜ急に好走できたのか。まず言えることがメンバーに恵まれた事。そして洋芝適性があった事。枠が恵まれた事。黛騎手の好騎乗があった事。全てがうまく噛み合ったと言える。

 今回枠に恵まれて、好騎乗があったとしてもコースは前走とは全くの別物。そして圧倒的なメンバー強化。好走の可能性は非常に低いだろう。

 ハンデ戦で斤量の恩恵はあるが、それでも本馬には家賃が相当高い。消しで大丈夫だろう。

 

 

 

プリマヴィスタ(牡5)松岡正海(53.0)

【短評】前走の七夕賞では9着。条件的に厳しく妥当な結果だろう。

七夕賞時の短評はこちら↓

七夕賞(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 七夕賞時の短評で触れた通り、新潟記念に出走してきた。本馬にとっては条件好転で好走の望みが出てきた。

 もちろん重賞では未だ格下馬という立ち位置は変わらないが、イクスプロージョンに圧勝した三方ヶ原Sだけみても十分買える。押さえておけばいいくらいの評価も、高配当狙いで勝負しても面白い。

 

 

 

プレシャスブルー(牡8)M.デムーロ(55.0)

【短評】近2走は新潟で惨敗続き。それでも昨年の新潟記念では6着と格好は付けれている。一昨年の新潟大賞典では3着という実績もあるし、昨年のオクトーバーSではパンサラッサを追い詰めた。

 近走不振も条件はベストと言っていいくらいの舞台で、間違って3着くらいならあり得なくは無い。

 普通は切ってしまうような本馬を買うことが、高配当にありつく手段の一つかもしれない。

日経新春杯時の短評はこちら↓

日経新春杯(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

ユーキャンスマイル(牡7)石橋脩(57.0)

【短評】前走の天皇賞春では13着。近年、GⅠでは好走できていないが、それでもここなら実績は上位。威張れる存在だろう。

 本馬が新潟記念を勝ったのは3年前。その頃から随分と時間が経ったので、力の衰えは少なからずあるだろう。それでもコースや馬場の適性がある事は間違いなく、切る理由は無い。

 本馬の取捨は考えても仕方なく、少し力が衰えた3年前の勝ち馬で、頭は考えづらいものの2着か3着はあるだろう。くらいの予想でいいと思う。

 逆に圧勝や惨敗もあり得るが考えたらキリがない。黙ってフォーメーションの2列目に置くのがベスト。

 

 

 

レッドジェネシス(牡4)内田博幸(56.5)

【短評】前走の七夕賞では15着と大敗。

七夕賞時の短評はこちら↓

七夕賞(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 近走不振も条件が好転する今回は改めて評価したい。

 中京2200mを得意としているので、左回りの新潟は福島より適性はあるはずで、週中の天候も悪く、当日パンパンの良馬場は期待できそうに無い。開催最終日で馬場は荒れ気味。タフな馬場になれば本馬に出番が回ってきても不思議では無い。

 古馬に混じってからのレースで結果が出ていない点は受け止めなければならないが、狙うなら今回が最もベストで、前走で馬券を買ったのなら今回も買わないと辻褄が合わない。

 

 

 

 第58回新潟記念(GⅢ)は9/4(日)に新潟競馬場(芝2000m)で行われます。当日までしっかり予想をして悔いのない馬券を買いましょう。

 

 

七夕賞の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

中山記念の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

函館記念の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

ラジオNIKKEI賞の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

日経新春杯の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

【黒鹿毛桜】年間最多勝記録!

 先日のヴィアルーチェの勝利により、年間7勝目を記録。

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 これにより年間の最多勝が確定しました。

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 まだまだ歴も短いですし、出資馬も決して多くはありません。

 


 まだ未熟者で志半ば それでも新記録とは嬉しいものです。

 


 今後も記録を伸ばせるよう、頑張っていきたいと思います。

 

 

【ヴィアルーチェ】初勝利!2022.8.20 シルクホースクラブ

愛馬ヴィアルーチェが初勝利(シルクホースクラブ)

 8/20(土)新潟5R芝1200mの新馬戦(メイクデビュー)でヴィアルーチェが初勝利を挙げました。

ヴィアルーチェ

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 五分のスタートから道中は中団に付けます。折り合いも付き、流れにも乗り4角あたりから仕掛けられ、大外を回り直線へ。不利を受けない外からジリジリと脚を伸ばし、粘り込みを測る2頭を射程圏へ。残り100m付近で交わすと、そのまま2着に1馬身1/2の差を着け優勝しました。

 

 騎乗した岩田康誠騎手のレース後コメントでは1200mの馬では無いとの事。これを言われちゃっては距離延長するしかありませんね。ゆっくりコツコツ行ってほしいところは山々ですが、目標はアルテミスSでしょうか?

 岩田康誠騎手は1番好きな騎手なので、今後もずっとヴィアルーチェに乗ってほしいです。

 出資馬が新馬戦を勝つ事はそう多くある事ではありません。特にこの時期に勝ち上がると重賞挑戦もあり得ます。今後の期待度がドンドン高まるところではありますが、浮かれることなくヴィアルーチェを応援していきたいと思います。

 

 

 以下近況です↓

 

2022.08.22 レース結果

 8/20(土)新潟5R メイクデビュー新潟〔芝1,200m・17頭〕優勝[1人気]

ポンとゲートを出ますが、その後は徐々にポジションを下げて、道中は中団からレースを進めます。4コーナーから促されると、直線では外目からジワジワと脚を使って、ゴール前で先団をしっかり差し切り、1番人気に応えて初勝利を挙げています。

奥村武調教師「おめでとうございます。環境の変化がどう影響するか心配でしたが、新潟競馬場に到着直後は少し緊張する様子を見せていたものの、しばらくすると上手く環境に馴染めていましたね。逆に装鞍やパドックでは気が抜けてしまっている感じで、これで大丈夫かなと心配になるほど大人しかったのですが、返し馬に入ると段々と気合いが乗ってきました。ゲートもまずまず出てくれて、そのまま良い位置で進められるのかなと思って観ていましたが、周りの方がスピードの乗りが良かったこともあり、徐々にポジションを下げる格好となりました。岩田康誠騎手が戻ってきて開口一番、『この距離は短かったですね』と話していたように、道中は少し忙しい感じで、もう少し距離があった方が楽に追走できるのかなという印象を持ちました。雨が降って馬場が荒れてきていましたが、変に囲まれずに競馬が出来たように、外枠に入ったことが良い方に向きましたし、直線では追い切り通りにしっかりと脚を伸ばしてくれました。『今日は1,200m戦で勝ちましたが、もっと距離があった方が競馬はしやすそうです。乗っていて体の小ささは感じませんでしたし、牝馬ですが精神的にもドッシリしていて、これからが楽しみですね』とジョッキーは好印象を抱いてくれました。正直言ってまだトモの張りに足りない部分があり、良化の余地を残した中での出走でしたが、それでしっかりと結果を出してくれるのですから、今後が楽しみになるレースでした。この後はレース後の状態をよく確認させていただき、その後は一旦リフレッシュさせる方向で考えています」

 まだトモの張りが足りてないみたいですね。その状態で結果を出せたのは素晴らしいの一言。まだまだ成長の伸び代がありそうで期待できます。

 この時期なので焦る必要は全くなく、ヴィアルーチェの成長を見ながら次走を決めてほしいところです。

 

 

 ヴィアルーチェに出資しているお仲間の皆様、おめでとうございます。そしてヴィアルーチェに関わる関係者の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

※シルクホースクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

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《シルクホースクラブ出資馬》

ソニックベガ、ラスール、リンドラゴ、サンデュエル、ヴィアルーチェ、レツィーナの21

【レツィーナの21】出資確定!シルクホースクラブ!

シルクホースクラブにて、レツィーナの21に出資いたしました。

レツィーナの21

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募集総額 2,400万円
一口出資額 48,000円
性別 メス

生年月日 2021年4月10日
生産 ノーザンファーム

厩舎 美浦 高橋文雅

父リアルスティール

母(母の父)レツィーナ (キャプテンスティーヴ)

 

 1次募集で落選し、1.5次募集でも落選。残された道は2次募集なる通常募集で出資するしかなくなりました。そもそも1.5次募集で全頭満口になってしまったら元も子もないのですが、奇跡的に1頭のみ残ってくれました。

 それがレツィーナの21です。1.5次で申し込みたかった馬でありましたが、グリントオブライトの21が諦めきれず、泣く泣く諦めていました。しかし、運良く残ってくれました。ラッキーです。

 これを逃すとシルクホースクラブでは初の世代0頭となってしまいます。追加募集やキャンセル募集もあると思いますが、全く当選する気がしないので期待できません。だったら目の前のレツィーナの21を本気で取りに行くしかないと心に決めました。

 残りの口数は100口以下というアナウンスがあったので、残口は約90口程度でしょう。この争奪戦を勝ち抜く為に必要なのは集中力とスピードのみです。油断していたらヤラれます。

 募集が開始される2分前くらいからログインして待機。そして開始時間と同時に申し込みました。所要時間はおおよそ15秒。一瞬の出来事です。現に1分程度で満口になってしまいました。ほんの一瞬油断した人や、10時ピッタリじゃなくても大丈夫だろうと思っていた方には不運な結果となってしまいました。

 

 こうして私は無事にレツィーナの21に出資が確定しました。もちろん最初から欲しかった馬でも無ければ、抽優を使うほどの馬でもありませんでした。

 しかし、こうなった以上多少の妥協は必要です。私は他の某クラブでも出資していますが、そちらに関しては常に妥協との戦いです。その妥協の中で納得できる部分とできない部分を明確に別ける必要があります。

 レツィーナの21はきっと走ってくれるでしょう。たくさん稼いでくれるでしょう。妥協点は馬体の小ささと好みの血統ではなかっただけなので、何の問題もありません。馬体は今後成長しますし、小さくたって走る馬はいます。血統は自分の好みの血統の馬だけが走るわけではありません。

 レツィーナの21はシルクホースクラブのこの世代で人気が1番無かった馬であることは事実です。最低人気馬です。ただ、最低人気の馬が、最低の獲得賞金、最低の回収率かと言ったらそれは違うでしょう。恐らく本馬より成績の悪い馬は何頭もいるはずです。

 一生懸命、愛を持って応援します。私の愛馬なのだから当然です。頑張れレツィーナの21。飼い葉たくさん食べて大きくなれよ。

 

以下近況です↓

2022.08.15 所有馬情報

在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling

Yearling担当者「現在は18時間に及ぶ夜間放牧を行なっています。4月生まれということもあり、まだまだ成長途上で現状は小柄ではありますが、全体のバランスは良いので、焦らず確実に成長を促していけば、必要な部分に筋肉が付いて見映えのする馬体に変化していくと思います。気持ちの面でもまだ幼いところを覗かせているので、しっかりとコンタクトを取り、心の成長も促していきたいですね。それでも、放牧地では俊敏且つしなやかな走りを披露していますし、今後の成長が楽しみな1頭です」馬体重388kg

 

 レツィーナの21の息の長い活躍を期待しています。ご出資されたお仲間の皆様よろしくお願いいたします。

 

 

 

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《シルクホースクラブ出資馬》

ソニックベガ、ラスール、リンドラゴ、サンデュエル、ヴィアルーチェ、レツィーナの21

【ヴィアルーチェ】デビュー 2022.8.20(土)新潟5R芝1200m シルクホースクラブ

シルクホースクラブで出資している愛馬ヴィアルーチェが8/20(土)新潟5R芝1200mメイクデビュー(新馬戦)に出走します。

ヴィアルーチェ

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以下近況です↓

2022.08.18 所有馬情報

在厩場所:美浦トレセン
調教内容:17日に南Wコースで時計
次走予定:8月20日の新潟・芝1,200m〔岩田康誠〕

奥村武調教師「17日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。先週、先々週と力の要る馬場状態だったことで、そこまで速い時計は出していなかったので、当該週にはなりますが、それなりに負荷を掛けたいと考えていました。馬場の内目を通ったとは言え、5ハロンから67.4秒のラスト1ハロン11.5秒というタイムを馬なりのまま楽々とマークしてくれましたし、相手はオープン馬だったのですが、その格上馬を煽るくらいの動きを見せてくれました。動きについては文句を付けるところはありませんし、追い切りを重ねてもテンションが変に上がることなく、こちらの手を煩わせるようなこともありません。ここまでコンスタントに南Wコースで本数を積んできている中でも、飼い葉食いが落ちることが無いのも頼もしいですね。こちらに初めて入厩した際には力んでしまうようなところが見られたので、初めての環境で走ることに対して緊張してしまわないか少し心配な部分はあるものの、平常心で挑めれば追い切りの動きからは好勝負が可能だと感じていますので、良い走りを期待しています」

 鞍上は岩田康誠騎手に決まりました。欧州の血統馬なだけに適性などが分かりづらく、野芝の短距離戦が合っているとは思えませんが、調教の動きを見ていると期待感が高まります。

 正直こんなに早い時期から動けるとは思っていませんでしたので驚きです。距離を延ばしても大丈夫そうな血統だけにここで好走すれば夢は広がります。

 まずはデビュー戦の雰囲気に呑まれる事なく、落ち着いてレースを迎えてくれる事を祈ります。そして怪我なく無事に走り切ってくれる事を願っています。

 

 

 出資者のお仲間の皆様、ヴィアルーチェを一緒に応援しましょう。よろしくお願いします。

 

 

 

 

※シルクホースクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

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《シルクホースクラブ出資馬》

ソニックベガ、ラスール、リンドラゴ、サンデュエル、ヴィアルーチェ