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京成杯オータムハンデ(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視!

京成杯AH(GⅢ)

2022.9.11(日)

中山競馬場 芝1600m

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《予想ファクター》

⭐︎開幕週の馬場

⭐︎日本一の勾配の急坂

⭐︎ハンデ戦

⭐︎サマーマイルシリーズ最終戦

 

《出走予定馬》

 

インテンスライト(牡6)菊沢一樹(54.0)

【短評】前走のメイSでは5着。外枠不利の東京1800mを8枠13番からハナを奪う。ペースが遅かったので出していってはいないが、結果的に逃げる形になった。

 直線では馬場が荒れ気味の内側を通らざるを得ない状況。距離も1ハロン長い。それでよく粘った方で褒めて良い内容だった。

 今回の条件はベストと言える条件だが、重賞で実績が無いのと、前走で遅いペースを経験していることがマイナスに出る可能性もある。

 それでもダービー卿CTくらい走れれば3着くらいはありそうで、ヒモで押さえておく必要がありそうだ。

 

 

 

クリノプレミアム(牝5)松岡正海(54.0)

【短評】前走のヴィクトリアマイルでは16着。流石にレベルが高過ぎた。

京都金杯時の短評はこちら↓

京都金杯(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 京都金杯の時は評価しなかったものの結果は5着と好走。その後は中山牝馬Sを勝ち、福島牝馬Sで2着と重賞で実績を残してきた。

 牡馬混合戦でもコースや距離がベストなだけに今回は買える。前走の大敗も全く悲観するものでは無く、仕方ないとして度外視できる。

 ここへ向けての調整も順調で1週前追い切りでは素晴らしい動きを披露した。今なら牡馬混合戦でもやれる。

 福島牝馬Sの時と同じような競馬が出来れば、今回も好走必至。高評価したい1頭だ。

 

 

 

コムストックロード(牝3)柴田大知(51.0)

【短評】前走の福島テレビオープンでは4着も、今年の葵Sの2着馬。

 マイルも走れるが、ベストは1400m以下か。特に古馬と混合の重賞となると適性がもの言うので、今回は距離が少し長い気もする。

 51キロの軽斤量も前走と同斤なので、相手強化と考えれば決して有利では無い。

 しかし、1200mの古馬戦でのスピードについて行けないとなれば距離延長も決してマイナスでは無い。逆にこの距離で脚が溜まることによって新味が見れるかもしれない。

 前走では馬場の悪い内側を走らされた不利があったので、外に出していればと思わせる内容でもある。

 力が足りていない事は承知の上で可能性を買って押さえておいてもいいかもしれない。

 

 

 

シャーレイポピー(牝4)鮫島克駿(52.0)

【短評】前走の中京記念では7着。消しの評価だったが、思っていたより走った印象だ。

中京記念時の短評はこちら↓

中京記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 中京記念時の短評の通り、ベストはマイル。前走よりは今回の方が買える条件ではあるが、結局重賞では荷が重い。

 今回もハンデには恵まれたが、現状は牝馬限定戦の方がベターで混合戦では厳しい。

 内枠引いたら押さえてもいいかなーくらいで、基本的には消しで問題ない。

 

 

 

シュリ(牡6)津村明秀(57.0)

【短評】前走の関屋記念では2着と好走。近走の惨敗続きに終止符を打ち、力がある事を証明をした。

 逃げて新潟の長い直線を粘り込んでの2着だったが、稍重としてもかなりスローペースで、前有利な展開と馬場が味方した感は否めない。左回りが得意というのもプラスに働いた。

 今回は右回りで開幕週の高速馬場。前に行かないと結果が出ない馬なので今回も前に行くはず。同型との絡みと、この馬場に対応できるかが鍵。

 条件が前走以上に恵まれることは無いので、良馬場なら押さえが妥当で、もし雨が降り馬場が渋れば少し評価を上げたい。

京都金杯時の短評はこちら↓

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タガノディアマンテ(牡6)大野拓弥(56.0)

【短評】前走の小倉記念では11着。

小倉記念時の短評はこちら↓

小倉記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 馬場が速く、本馬には合っていない展開だったが、それでも前半は前向きさが出ていてグイグイ行っていた。

 本質的には長距離適性の高い馬で、時計のかかるタフな馬場が合っている馬。

 あれだけの前向きさが出てきているので今回は距離短縮を試してみるのかもしれないが、マイル戦は生涯初。秋の中山開幕週の馬場は相当速い。

 重賞級のマイラー相手に適性外の条件で好走するとは思いにくく、消しが妥当と言える。

 

 

 

ダーリントンホール(牡5)横山武史(56.5)

【短評】前走、エプソムCの3着馬。道悪に恵まれたのも確かだが、粘り強く最後まで伸びていた。

エプソムC時の短評はこちら↓

エプソムC(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 近走はマイルを中心に使われていたが、前走を見る限り生粋のマイラーではない事はわかった。中距離型のマイラー。それだけに開幕週の高速馬場は本馬にとってはマイナスでしかない。

 中山コースも問題無いし、距離も適性。後は馬場に尽きる。エプソムCと同じような評価になるが、馬場が渋れば渋るほど評価は上がるが、パンパンの良馬場だと分が悪く、その場合は押さえまで評価を下げる事も考えなければならない。

 

 

 

 

 

 

ファルコニア(牡5)吉田隼人(56.0)

【短評】前走、中京記念の3着馬。高評価通りの好走だった。

中京記念時の短評はこちら↓

中京記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 今回は距離短縮のマイル戦になるが、マイルで実績も残しているだけに評価を一気に下げる必要はない。

 しかし、ベストは1800mなだけに時計勝負は分が悪く、マイルの重賞で勝ち切るには雨の恩恵が必要か。

 好走は必至と評価するも、頭では買いにくく、無難にフォーメーションの2列目に置くことをお勧めしたい。

 

 

 

ベレヌス(牡5)西村淳也(57.0)

【短評】前走、中京記念の優勝馬。バッサリ切っていただけに驚いたのと同時に本馬の評価を改めなければならない一戦だった。

中京記念時の短評はこちら↓

中京記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 逃げて結果を出せている馬なので今回も間違いなく逃げるだろう。それだけに枠順は大事。ただ、何がなんでも逃げたいという馬はいないので今回も楽に逃げれるはず。

 マイルへの距離短縮はプラスだし、開幕週の馬場も脚質に有利だ。

 血統的な適性と実際の成績に少しギャップを感じるが、今回の条件的に好走は必至。前走の勝利で斤量を背負うのは仕方ない。

 ただ、前走で無印にした馬を本命には出来ないので、対抗までに留めたい。

 

 

 

ミッキーブリランテ(牡6)岩田康誠(56.0)

【短評】前走の朱鷺Sでは12着。近走2桁着順が続いている本馬。

 重賞では昨年の函館SSでタイム差無しの3着という実績はあるが、それ以外となると3歳時のシンザン記念の3着くらい。

 近走で言えば、3月の東風Sが今回と同条件で3着。斤量58キロを背負ってのもので、展開やコース取りなど全てが上手くいった感はあるが、強い内容ではあった。

 その後のダービー卿CTを見ても、全然力が足りてないとも思えないし、きっかけ一つで浮上してもおかしくない。

 近走の不振から高評価は出来ないが、ヒモで押さえるくらいは必要な馬だと思う。

 

 

 

ミスニューヨーク(牝5)M.デムーロ(54.0)

【短評】前走の中京記念では4着。本命級の評価をしていたものの、あと一歩届かなかった。

中京記念時の短評はこちら↓

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 ほぼ完璧な内容だったが、高速馬場や前残りの展開が災いした。直線の最後の不利は着順に直結するものでは無いが、十分力は示せた。

 今回は昨年末に優勝したターコイズSと同舞台。牡馬混合戦でも力の差が無い事も分かったし、今回も好走は必至。

 マイナス面はやはり開幕週の高速馬場。間違いなく前が有利な馬場。勝ち切るにはタフな馬場にならないと厳しい。

 前走からの距離短縮は問題無いので、馬場次第で評価は変わるが、馬券には絶対必要であることは間違いない。道悪になれば本命級の評価も必要だ。

 

 

 

ルークズネスト(牡4)戸崎圭太(56.0)

【短評】前走の朱鷺Sでは11着。近走は重賞どころかオープンですら結果が出ていない本馬。

 ベストは左回りの1400mのイメージなので、今回の条件は決してベストとは言えない。それでも3歳時にはファルコンSでグレナディアガーズを敗り優勝。スワンSではダノンファンタジーに僅差の4着と実績は十分。

 ただ、2走前のパラダイスSでは得意条件にも関わらず、上位陣との力差はまだあるように見える。得意条件で今回よりも落ちるメンバーに勝てないのであれば、今回は更に厳しい戦いとなるだろう。

 脚質的にも今回の条件は本馬には向かないだけに、馬券内への好走はかなり厳しい。

京都金杯時の短評はこちら↓

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ルフトシュトローム(騸5)横山和生(55.0)

【短評】前走の東風Sでは12着。これで7戦連続で2桁着順となってしまった。

 3歳時にはニュージーランドTを優勝し、NHKマイルCでも5着に来た実力馬。その頃のイメージが強く残っているので、いつか復活するのではないかと思って早2年。

 今回は去勢明けという事もあり、流石に手が出ない。いつかどこかで穴を空けそうな気はするが、それが今回でない事は間違いない。

中山記念時の短評はこちら↓

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レインボーフラッグ(牡9)小牧太(52.0)

【短評】前走の中京記念では8着。全くのノーマークの割にはタイム差的にも非常に頑張ったと言える。

中京記念時の短評はこちら↓

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 終始スムーズな競馬が出来たことが要因で、この内容で前を差せず、後ろから差されるでは力の差は否めない。

 今回は距離短縮になるので、前走よりは評価しなければならないが、引き続き馬券ではバッサリでいい。

 前走でちょっと惜しかったからと言って、簡単に飛び付いてはいけない。前走は最高のパフォーマンスを出しての結果。条件的に今回の方が恵まれてもメンバーは前回とは違う。

 来たら事故。そう思って消していい。

 

 

 

 第67回京成杯オータムハンデ(GⅢ)は9/11(日)に中山競馬場(芝1600m)で行われます。当日までしっかり予想をして悔いのない馬券を買いましょう。

 

 

京都金杯の短評はこちら↓

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