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《2022年度募集馬検討①》インゼルサラブレッドクラブ

 

インゼルサラブレッドクラブ2022年度募集馬検討①

 

 

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 さて、まだ募集額などの詳細は発表されていない状態ですが、現時点である程度出資候補馬を絞ることはできます。

 

 基本的には血統が主になりますので、預託厩舎や立ち姿の写真を参考に出資候補馬を選んでいきたいと思います。

 

 とりあえず募集額は無視して行いますので、今後予算オーバーで出資候補から外れる可能性も十分ありますので、そこのところはご了承下さい。

 

 また、測尺も重要な検討材料ではあるので、そこも一旦無視したいと思います。

 

 

出資候補馬①

 

No.1 ヴィニーの21

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牡/黒鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年1月19日
父:ロードカナロア
母:ヴィニー
母父:ディープインパクト
厩舎:池江泰寿(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 まず、馬体が好みという点と父ロードカナロアに母父ディープインパクトという血統構成がたまりません。母のヴィニーはキーファーズ所有で1勝していますが、順調に出走出来なかった経緯があるので、もっと活躍していた可能性は高いです。

 勝ち上がった距離は芝の2200mなので、適性距離は中距離。父ロードカナロアとの配合ではあるものの、母の適性からマイル以上で走れても不思議はありません。

 1つ上の初仔、ドルヴァルは未だデビュー前ですが、こちらにも期待していますので本馬にも期待するのは必然です。

 生まれが1/19と結構な早生まれなので、馬体重には注意が必要ですね。

 

 

 

出資候補馬②


No.2 チカリータの21

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メス/芦毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月13日
父:ロードカナロア
母:チカリータ
母父:クロフネ
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 昨年募集されたシュニーは出資こそできませんでしたが、申込みをした程期待していた馬でした。そのシュニーの父マインドユアビスケッツからロードカナロアに替わり芝への適性が高まりました。

 母チカリータはキーファーズ所有で2勝を挙げていますが、全27戦で【2-11-4-10】という素晴らしい安定感で5000万円以上稼ぎました。間違いなく能力はありますし、祖母はハルーワソングと素晴らしい牝系出身です。

 この父と母なので、距離の融通は効かなそうですが、牝馬なので問題ないでしょう。芝1400mあたりで活躍してもらって、もし結果が出なくてもダートで潰しが効きそうな血統ですので、勝ち上がれる可能性は非常に高そうです。

 

 

 

出資候補馬③


No.3 ローリーポーリーの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月24日
父:Justify
母:Roly Poly
母父:War Front
厩舎:蛯名正義(美浦)
生産牧場:Coolmore・Ashford Stud
育成牧場:ノーザンファーム

 母ローリーポーリーは欧州で活躍し、重賞5勝(その内GⅠ3勝)を挙げている名馬です。本馬は初仔になるのでサイズには注意が必要ですが、写真を見る限りトモが発達していて素晴らしいパワーを秘めていそうです。

 父がJustifyなのでダートに適性は向きそうですが、ローリーポーリーとの配合で世界的にも注目の的となるでしょう。基本的にダート適性の高い牝馬への出資はお薦めできませんが、この血統なので米国、ドバイ、サウジアラビアなどのダートが主流の海外への遠征競馬も夢ではありません。

 募集額も高くなりそうなので、回収率の期待は正直できませんが、夢を見たいなら1票投じる価値は十分あります。

 

 

 

出資候補馬④


No.4 テルアケリーの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前

生年月日: 2021年5月4日
父:シルバーステート
母:テルアケリー
母父:tapit
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

 まず、本馬の場合はセレクトセール購入馬という事で、募集額が最大の焦点となりそうです。落札額は税込8800万円。仮に落札額より安く8000万円で募集されたとしても、500口募集で1口16万円。この馬に見合った価格かと言うと流石に無理があります。

 それでも一応出資候補馬として残した理由は馬体です。写真やセール時の動画を見る限り、現時点では募集馬の中でナンバー1の評価(好み)です。

 父シルバーステートは今後期待の種牡馬ですし、母テルアケリーは米国のGⅠ馬。兄姉の勝ち上がり率も高く、血統的に文句はありません。本当に問題は価格のみ。何かの間違いで4000万円くらいで募集されないかな?(笑)

 

 

 

出資候補馬⑤


No.6 サラフィナの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年2月22日
父:ブリックスアンドモルタル
母:サラフィナ
母父:Refuse To Bend
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

 母はご存知、仏オークスの勝ち馬で凱旋門賞、ヴェルメイユ賞で3着となった名牝。ジェニアルやプリュスといった兄姉は殆どがキーファーズの所有馬。この血統に出資できる可能性があること自体、非常に夢があります。

 父ブリックスアンドモルタルの産駒はこの世代がファーストクロップとなるので未知数ではありますが、社台SSが大きな期待をして導入した種馬なので、そこは疑わず信じていいと思います。色々調べると動きの柔らかさが産駒の特徴らしいので、日本の馬場にも合うのではないでしょうか?

 ただ、自信を持って日本で大活躍できる血統とは言えません。ある程度の実績を積んで、その後は海外での活躍を期待したい馬です。そういった夢を追いたい人にとっては文句無しに出資候補となる馬でしょう。

 500口募集でお願いします。

 

 

 

出資候補馬⑥


No.11 ラルクの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年4月13日
父:Golden Horn
母:ラルク
母父:ディープインパクト
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

 募集口数が気になる馬です。昨年募集された1つ上のラブソルは50口募集でしたので、私とは縁がありませんでした。本馬は是非500口募集でお願いします。

 母のラルクはライラックスアンドレースの仔になりますので、あのラッキーライラックの半姉になります。ラルクはキーファーズ所有で3勝を挙げています。距離はマイルから2400mまでこなせていたので、産駒もオールマイティな適性を受け継ぐ事でしょう。

 父のGolden Hornは英ダービーや凱旋門賞などGⅠ4勝を挙げ、カルティエ賞年度代表馬を受賞した名馬であり、当時あのL.デットーリが今まで騎乗した中でNo.1と評価したほどの馬でした。

 母ラルクの父はディープインパクトですので、父Golden Horn×母父ディープインパクトという物凄い血統構成となっており、これはもはや事件と言ってもいいでしょう。

 馬体がどうだとか、価格がどうだとか、そう言ったレベルの馬ではありません。この夢のある血統馬に出資するのかしないのか。ただそれだけです。

 

 

 

出資候補馬⑦


No.12 ダンシングオンエアの21

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牡/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月19日
父:Saxon Warrior
母:Dancing On Air
母父:Fastnet Rock
厩舎:四位洋文(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

 本馬に関してはわからない事が多いですが、出資候補馬として残した理由はクールモアスタッド生産という事と父がサクソンウォリアーという事です。

 私は現在インゼルサラブレッドクラブで、オストファーレンに出資しています。私がインゼルサラブレッドクラブに入会した理由はクールモアスタッドの生産馬に出資したかったからです。

 当たり前ですが、育成は日本の牧場に委ねられます。それでもクールモアスタッド生産というだけでドキドキワクワクが止まりません。また父のサクソンウォリアーはオストファーレンと同じ父で、個人的に期待している種牡馬です。

 サクソンウォリアーの母は名牝メイビーでディープインパクトの種を付ける為にわざわざアイルランドから日本のノーザンファームまで海を超えてやってきました。そこで生まれたのがサクソンウォリアーです。そしてサクソンウォリアーは無敗で英2000ギニーを優勝します。

 サクソンウォリアーという馬にはクールモアスタッド、ノーザンファーム、ディープインパクトといったアイルランドと日本が混合した色々な思いが詰まっています。

 そのサクソンウォリアーの仔が日本で活躍したらと思うと楽しみでなりません。

 こういった理由からこの馬も当然出資候補馬として残します。

 

 

 

出資候補馬⑧


No.18 ムーンライトベイの21

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メス/鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月21日
父:キズナ
母:ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
厩舎:渡辺薫彦(栗東)
生産牧場:天羽牧場
育成牧場:三嶋牧場

 母ムーンライトベイはサンデーRで募集された期待馬でしたが、結局デビュー出来ずに引退となってしまいました。

 引退後はノーザンファームで繁殖入り、その後天羽牧場に移りました。牧場を移ってからはシゲルピンクダイヤやシゲルピンクルビーを出し、仔出しの良さには目を見張るものがあります。

 兄姉の成績を見ると牝馬の方が好成績を挙げている事からも本馬が活躍する可能性は高く、父がキズナという点も魅力の1つです。

 個人的に特別思い入れのある血統ではないですが、募集額次第では回収率やコスパがナンバー1となり得る馬だと思います。確実に走ってくるのではないでしょうか?

 

 

 

出資候補馬⑨


No.19 モーニングリズの21

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牡/黒鹿毛
総額:発表前
一口:発表前
生年月日: 2021年3月30日
父:キタサンブラック
母:モーニングリズ
母父:Acatenango
厩舎:清水久詞(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

 父キタサンブラックの産駒には毎度注目しているので、それだけで出資候補馬となるのですが、本馬の母モーニングリズに注目。

 独国生まれのモーニングリズは競走馬としても繁殖牝馬としても現状では結果が出ていません。しかし血統表を見ると、半弟のBrametot(ブラムト)が仏2000ギニーと仏ダービーを制し2冠馬となってますし、伯父にはあのMonsun(モンズーン)がいます。

 つまり本馬の伯父には仏国2冠馬のブラムトがいて、大伯父には大種牡馬のモンズーンがいるということになります。

 このかなりの良血馬と言えるモーニングリズに、日本の規格外馬キタサンブラックを付けて生まれたのが本馬です。

 2頭の姉はまだ勝ち上がれていませんが、血統的に牡馬に大物が出ていますし、モーニングリズの産駒としては本馬が初の牡馬なので大いに期待できます。

 預託厩舎が父キタサンブラックを育てた清水久詞先生の所というのも何かの縁です。

 未知数な部分は多いですが、可能性に関しては魅力十分ですし、大きな夢も見れそうです。

 

 

 

 現在のところ上記9頭が出資候補馬となります。募集額や測尺、ウォーキング動画が発表されたら、この中から更に絞ることとなります。

 もしかしたら新たに出資候補となる馬も出てくるかもしれませんが、その可能性は限りなく低いでしょう。

 募集額が高過ぎて諦めなければならない馬も何頭かいると思いますが、それ以上に大事なのが募集口数です。

 インゼルサラブレッドクラブは50口募集の馬も数頭います。恐らく今年は4〜5頭くらいがそうなると思います。サラフィナの21やラルクの21はその可能性が高そうだと思っているので、何とか500口での募集でお願いしたいです。

 

 

 次回の記事では募集額など今後発表される情報を総合して募集候補馬を絞っていきたいと思います。読者の方にとって有益な情報ではありませんが、お時間ありましたら読んでいただけると幸いです。

 

 

 

※インゼルサラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://inseltc.com/

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