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一口馬主&消去法データ馬券

《2022年度募集馬☆リスト☆発表》ノルマンディーオーナーズクラブ

 

ノルマンディーオーナーズクラブにて、2022年度の募集馬が発表されました。

 


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 10/6(木)ノルマンディーオーナーズクラブの2022年度1歳馬1次募集のリストが発表されました。

 

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 上の画像が小さくて見にくいので下記に記載しておきます。

 

 

募集予定馬

 

イルジオーネの21 父アルアイン 牡

エメラインの21 父ビッグアーサー 牡

オートクレールの21 父ブリックスアンドモルタル 牝

オルレアンローズの21 父イスラボニータ 牝

カネショウメロンの21 父ドゥラメンテ 牡

クイックメールの21 父イスラボニータ 牝

サトノフリージアの21 父ダノンレジェンド 牝

サマーロコガールの21 父ロージズインメイ 牡

ジュエリーストームの21 父エスポワールシチー 牡

タニノハイクレアの21 父キズナ 牝

ディアバビアナの21 父ビーチパトロール 牡

ディリジェンテの21 父ヘニーヒューズ 牝

デンコウブルーの21 父デクラレーションオブウォー 牡

ビスカリアの21 父スクリーンヒーロー 牡

ピッツネイルの21 父スワーヴリチャード 牡

フクシアの21 父ヘニーヒューズ 牝

フジインザスカイの21 父ヘニーヒューズ 牡

ブレイズガールの21 父キズナ 牡

フローラルダンサーの21 父サトノクラウン 牡

ヘレナモルフォの21 父マインドユアビスケッツ 牝

ホクセーメジャーの21 父モーニン 牡

ボナマティーナの21 父キズナ 牝

マイスクエアワンの21 父ミッキーグローリー 牝

マルーンドロップの21 父ブラックタイド 牝

リルティングインクの21 父スノードラゴン 牡

ルヴェソンヴェールの21 父フリオーソ 牝

ルスナイプリンセスの21 父シニスターミニスター 牡

レアドロップの21 父リオンディーズ 牡

レイナソフィアの21 父ミッキーロケット 牡

ローゼンタールの21 父イスラボニータ 牝

 

 

 

 以上30頭が1次募集にラインナップされた募集馬です。

 

 血統だけ見てもわかるように、流石ノルマンディーと言える地味な血統馬ばかり。世間的にはエピファネイアやロードカナロアなどが人気の種牡馬なのでしょうが、そのような人気種牡馬の仔は1頭もいません。強いて言うならキズナくらいでしょうか。

 

 それでもノルマンディーを支持する人が多いように、良く言えば玄人ウケするラインナップとも言えます。

 

 

 

 しかし、そんな人気のノルマンディーでも、昨年までとの変更点で少し賑わせていることがあります。

 

 

 それは一括払いでの割引率です。

 

 


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 上記画像に申込み期間などの情報が記載されていますが、一括支払いの割引が5%となっております。昨年までは10%だったので、この変更は非常に痛いです。

 

 まだ募集額が発表されていない段階なので、なんとも言えませんが、ノルマンディーはそもそも募集額が安いクラブです。その点もあるので募集額が発表されてからの判断が必要かと思います。

 

 それでも昨年よりもマイナスな要素とになる事には違いありません。非常に残念です。

 ノルマンディーに限らず、各クラブに言えることですが、近年は以前よりもサービスやルールが悪くなる傾向にあります。

 もちろん昔と今では状況が違うと言うことなんでしょうが、特に昔から入会している会員の方は非常に残念ですよね。

 制度を変えるのは簡単な事なので、変えない努力をもってしてほしいです。今までの制度を評価して入会した人も多いはずなので。

 

 

※公式ホームページ募集馬公開 10月20日(木)

※先行申込み期間 11月1日(火)〜11月15日(火)

 

 

 

 

※ノルマンディーオーナーズクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://www.normandyoc.com/sp/

《ノルマンディーオーナーズクラブ出資馬》

エクストラノート、アヴァンツァーレ、リオンラファール、ルワンジュ、シュライフェ

 

《2022年度募集馬☆1回目中間発表☆》インゼルサラブレッドクラブ

 

インゼルサラブレッドクラブにて、2022年度募集馬の1回目の申込み数中間発表がありました。

 


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 10/7(金)に募集馬の申込み状況の発表(1回目)がありましたので見ていきたいと思います。

 

 

 

抽選確定馬

 

 

No.6 サラフィナの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:6000万円
一口:120000円
生年月日: 2021年2月22日
父:ブリックスアンドモルタル
母:サラフィナ
母父:Refuse To Bend
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

測尺【体高158.5 胸囲185.0 管囲20.3 馬体重452】

 

 

No.16 アルーリングハートの21

(募集口数500)

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メス/栗毛
総額:1500万円
一口:30000円
生年月日: 2021年3月13日
父:ブリックスアンドモルタル
母:アルーリングハート
母父:ダイワメジャー
厩舎:須貝尚介(栗東)
生産牧場:杵臼牧場
育成牧場:吉澤ステーブル

測尺【体高148.5 胸囲173.0 管囲19.0 馬体重435】

 

 

No.18 ムーンライトベイの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:3000万円
一口:60000円
生年月日: 2021年3月21日
父:キズナ
母:ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
厩舎:渡辺薫彦(栗東)
生産牧場:天羽牧場
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高158.0 胸囲180.5 管囲20.5 馬体重461】

 


No.19 モーニングリズの21

(募集口数500)

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牡/黒鹿毛
総額:2800万円
一口:56000円
生年月日: 2021年3月30日
父:キタサンブラック
母:モーニングリズ
母父:Acatenango
厩舎:清水久詞(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

測尺【体高155.0 胸囲175.0 管囲20.8 馬体重440】

 

 

 

 

抽選間近馬

 


No.5 ゴルトキルシェの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:1800万円
一口:36000円
生年月日: 2021年2月17日
父:レッドファルクス
母:ゴルトキルシェ
母父:ステイゴールド
厩舎:大久保龍志(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

測尺【体高153.5 胸囲178.0 管囲21.2 馬体重464】

 


No.14 ユイフィーユの21

(募集口数500)(10口商品)

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牡/鹿毛
総額:4000万円
一口:80000円
生年月日: 2021年2月24日
父:レイデオロ
母:ユイフィーユ
母父:ディープインパクト
厩舎:武幸四郎(栗東)
生産牧場:三嶋牧場
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高160.0 胸囲181.0 管囲21.5 馬体重490】

 

 

 

 

 既に抽選が確定している馬が4頭、そして抽選間近の馬が2頭。まだ募集も始まったばかりですし、ようやくカタログが届きだしてきている段階ですので、まだまだ今後票は伸びそうですので抽選間近の2頭、ゴルトキルシェの21とユイフィーユの21は確実に抽選となりそうです。

 

 

 ただ、インゼルサラブレッドクラブは2年目の本募集も最優先などの制度変更はありません。なので、単純に欲しい馬に早め早めに申込みをしてしまっても問題ないので申込み済みの方ももしかしたら多いのかもしれません。

 

 

 とはいえ、やはり人気クラブで、募集馬の頭数も少ないので今年も最低1頭は確保したいところです。そういう方も多いでしょうし、新規の方は出資が決まらないと入会すら出来ないので、票読みは必要かもしれません。

 

 

 私個人的には出資候補としているサラフィナの21、ムーンライトベイの21、モーニングリズの21が抽選確定対象となってしまったので、ここに突撃するか他を狙うか考えなければなりません。まぁまず突撃すると思いますけどね。

 

 

 

※インゼルサラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://inseltc.com/

《インゼルサラブレッドクラブ出資馬》

オストファーレン

《インゼルファンファンド(IFF)出資馬》

ドルヴァル、シュニー、イリスレーン、ラヴェリテ、ドウフォルス、ネビュルーズ、オストファーレン、フォミルマジック、ルクルス、シャーンゴッセ、ミカヅキ、ラヴユアセルフ、アンテロース、クリダーム

毎日王冠(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視!

毎日王冠(GⅡ)

2022.10.9(日)

東京競馬場 芝1800m

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《予想ファクター》

⭐︎開幕週の馬場

⭐︎外枠不利のコースレイアウト

⭐︎休明け馬の出来

 

《出走予定馬》

 

キングオブコージ(牡6)横山武史(57.0)

【短評】前走の宝塚記念では17着と惨敗。条件は悪くなかったが、結果的には外枠と出遅れが響いた形になってしまった。

 最後まで追えなかったところに不満は残るが、着順ほどの悲観はしなくていいだろう。

 目黒記念を勝っているように東京コースの実績はあるが、今回は距離が足りないのは否めない。血統的には短い方が良さそうだが、本馬に関しては2200m以上は欲しい。

 AJCCでは高評価をし結果も出せたが、この時のような脚質では今回は合わないだろう。

AJCC時の短評はこちら↓

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 条件がベストではない上に、相手も強く強気には狙えない。

 

 

 

キングストンボーイ(牡4)C.ルメール(56.0)

【短評】前走の関越Sでは2着。後ろからの競馬で良く伸びてきたものの最後はハナ差届かなかった。

 しかし、脚色的には勝ちに等しい内容で、敗戦と捉える必要はなく、改めてこのクラスでやれることがわかった。

 札幌でのデビュー戦以外は全て左回りのコースでレースをしてきた生粋のサウスポー。距離もベストと言えるだけに条件はピシャリだ。

 不安材料は一気の相手強化と脚質。毎年レベルの高いGⅡだけに単純に力が通用するのかが問題で、普通に考えればまだまだ足りていないのは事実。

 開幕週なので、前が有利な馬場になることは必至で、後ろから行く本馬には展開や馬場が合わない。コース、距離はベストも相手強化と馬場状態が大きくのしかかる。馬券的には狙いにくい。

 

 

 

サリオス(牡5)松山弘平(56.0)

【短評】前走、安田記念の3着馬。

 2年前の毎日王冠以来勝ち星が無いが、まだまだ力は落ちていない。

 ベストはマイルではあるが、東京の1800mならこなせるし、1度制しているレースなので、条件的には不安は無い。

 ただ、あくまでも目標は先なので、ここでは前哨戦の意味合いが強く勝負度合いは低いだろう。

 重い印は必須ではあるが、軸として狙うには少し危険か。

 

 

 

ジャスティンカフェ(牡4)福永祐一(56.0)

【短評】前走のエプソムCでは4着。

エプソムC時の短評はこちら↓

エプソムC(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 1番人気に支持されたものの結果は残せなかったが、馬場が悪い中で上がり最速の脚を使い格好は付けられた。

 道中は最後方からの競馬で、直線では各馬が外々を回す外有利な馬場の中、最内を突いて伸びてきた。外を回していたら結果は違っていたと思えるので、負けて強しの内容と言っていいだろう。

 今回は前走と同条件なので、ほぼベスト条件と言っていい。開幕週の馬場は脚質的に合わないが、確実に上がりが使えるので馬券には必要だ。

 特に本馬の場合は賞金加算が必須なので、実績馬達より勝負度合いは高い。本気で勝ちに行く競馬をすれば、初の重賞制覇もある。軸で勝負しても面白い。

 

 

 

ダノンザキッド(牡4)戸崎圭太(56.0)

【短評】前走、関屋記念の3着馬。

 道中、中団前目のベストポジションも直線に入った辺りでは一度位置を下げた格好で、そこからもう一度伸びてきた感じ。

 このレースを見る限りコーナーが苦手なのか、エンジンのかかりが遅いのか、どちらかの可能性がある。

 その為、直線が長く、コーナーが緩い東京コースは現状ベストなコースで距離はマイルがベストでも東京の1800mなら問題はない。

 ただ、今回は乗り替わりが痛い。乗り慣れた川田騎手から戸崎騎手への乗り替わりで、戸崎騎手は今回が初騎乗となる。

 馬自体はここで通用できる力はあるが、馬券的には押さえまでに留めたい。

中山記念時の短評はこちら↓

中山記念(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

ノースブリッジ(牡4)岩田康成(56.0)

【短評】前走、エプソムCの優勝馬。

エプソムC時の短評はこちら↓

エプソムC(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 道中、前目に付け直線で早め先頭から粘り込み優勝。非常に強い勝ち方だった。

 府中の鬼と言えるくらいコースの相性は良いし、少頭数でゴチャつかずにいけるのも良い。ここで負けたら単純に力不足と言えるほど条件はベスト。

 勝ち切ってしまうことも頭に入れつつ印を打ちたい。高評価必至。

 

 

 

 

 

ハッピーアワー(牡6)川又賢治(56.0)

【短評】前走の朱鷺Sでは14着。

 近23走掲示板にも載れていない馬なので、条件云々よりも単純にオープンでは通用しない。

 総流しで買うにしても、本馬のみ消してもいいくらい馬券には必要のない馬。

 万が一、馬券内に好走したらそれは世紀の大激走であり、すんなりと諦められるだけに今回もあっさりと消してしまって他の馬の検討に時間を要した方が得策だ。

エプソムC時の短評はこちら↓

エプソムC(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

ポタジェ(牡5)吉田隼人(58.0)

【短評】前走の宝塚記念では11着と惨敗。大阪杯の勝ち馬だけに負け過ぎた印象で、もう少し何とかしてほしかったのが本音だ。

 それでも金鯱賞では本命評価にしていたほどの馬。今回は条件も好転するので改めてといったところ。

金鯱賞時の短評はこちら↓

金鯱賞(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 大阪杯を勝ったことにより斤量を背負わなければならなくなったのが非常に痛い。力が抜けていれば58キロでもあっさり勝ってしまうのだが、本馬がそこまで抜けているとは思えない。

 もちろんGⅠ馬なので敬意は表するが、それなら同じGⅠ馬でもサリオスやダノンザキッドの方を上に見たい。

 本馬の目標は次走の天皇賞秋だと思うので、ここはあくまでも試走。結果は求めていない。着外まであり得る。押さえまでが妥当か。

 

 

 

レッドベルオーブ(牡4)幸英明(56.0)

【短評】前走、小倉日経OPの優勝馬。

 2歳時の朝日杯FS3着以来、全くと言っていいほど結果が出ていなかったが、前走で一蹴。大外枠を引いたことによるかもしれないが、スタートから行く気を見せ、他馬が行かないと判断すると迷うことなくハナへ。

 結果的にこれが裏目に出て1コーナーからかかりっぱなし。向正面に入ってようやく落ち着いたがスムーズでは無かったことは確か。

 それでも大逃げとなったことにより、最後の直線では後続に影をも踏まさず逃げ切り勝ち。久しぶりの勝利となった。

 今回、同じ乗り方をするかはわからないが、こんな大味な競馬は府中では通用しない。逆に乗り方を変えて正攻法で行けば尚更歯が立たないだろう。

 どちらにせよ馬券には必要無いと判断する。

 

 

 

レイパパレ(牝5)川田将雅(55.0)

【短評】前走のヴィクトリアマイルでは12着。

 そもそもマイルの馬では無いのでスムーズでも好走出来たかは微妙ではあるが、結果的には出遅れて、前に行って、沈没という内容で、悲観することはないし度外視でいいが、今回の条件がガラッと好転するわけでもない。

 ここまでの実績からコーナー4つの中距離戦を得意としているのは明らかで、今回は1800mという距離が少し短いし、東京コースの場合はほぼ2ターンと言っていいコースレイアウト。

 力の違いで上位に来る可能性もあるが、信頼度は低く、評価はするが少し疑ってかかりたい。

金鯱賞時の短評はこちら↓

金鯱賞(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

 

 第73回毎日王冠(GⅡ)は10/9(日)に東京競馬場(芝1800m)で行われます。当日までしっかり予想をして悔いのない馬券を買いましょう。

 

 

 

金鯱賞の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

中山記念の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

AJCCの短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

エプソムCの短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

 

《2022年度募集馬検討②》インゼルサラブレッドクラブ

 

インゼルサラブレッドクラブ2022年度募集馬検討②

 

 

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 さて、募集額、測尺、動画の発表がありましたので、それを検討材料とし更に出資候補馬を絞っていきたいと思います。

 

 

 特に募集額は非常に大事なファクターですので、検討材料としては重視したいと思います。

 

 

 

出資候補馬①

 

No.6 サラフィナの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:6000万円
一口:120000円
生年月日: 2021年2月22日
父:ブリックスアンドモルタル
母:サラフィナ
母父:Refuse To Bend
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

測尺【体高158.5 胸囲185.0 管囲20.3 馬体重452】

 測尺に関してはほぼ100点。何も問題ないでしょう。

 問題は募集額。覚悟していたとはいえ現実を晒されると正直、面食らいます。でも実際のところ、これが適正価格だと思いますし、妥当なのではないでしょうか。

 馬体はかなり好みで全募集馬で1、2を争うほどの好馬体と評価します。動きも問題ありません。

 厩舎は大人気の友道先生なので、それだけで出資を決める人もいるかもしれませんね。

 最終的には父のブリックスアンドモルタルをどう見るかでしょう。海外からの輸入種牡馬で、尚且つ初年度。未知な部分が多すぎます。

 ブリックスアンドモルタルを評価している人は買い。評価していない人はパス。そんな感じだと思います。私はもちろん買いです。

 

 

 

出資候補馬②

 

No.11 ラルクの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:3000万円
一口:60000円
生年月日: 2021年4月13日
父:Golden Horn
母:ラルク
母父:ディープインパクト
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高149.0 胸囲169.0 管囲20.1 馬体重412】

 募集額の発表で1番驚いたのが本馬です。想定していたよりもだいぶ安かったです。その要因は測尺見たら多少うなずけますが、これだけ安ければ文句のつけようがありません。

 ですが、馬体は確かに小さいです。100点とは言えません。しかし、この血統馬がこの価格で出資できるなら、もっと小さくてもいいくらいです。

 ただ、動画を見るといまいちで、動きが前のめりで正直なところ好みではありません。

 考えるまでもなく、1票投じるべきと考えていただけに残念ですが、評価を下げたのが本音です。

 

 

 

出資候補馬③

 

No.18 ムーンライトベイの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:3000万円
一口:60000円
生年月日: 2021年3月21日
父:キズナ
母:ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
厩舎:渡辺薫彦(栗東)
生産牧場:天羽牧場
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高158.0 胸囲180.5 管囲20.5 馬体重461】

 募集額に関しては適正価格と言えるでしょう。高くも安くもなく、丁度良い感じだと思います。

 測尺も素晴らしく何も問題ありません。トータル的に今年募集の牝馬の中では1番ではないでしょうか。

 後は予算との兼ね合いで、申し込むか否かを決めるだけです。馬は本当に素晴らしいです。

 

 

 

出資候補馬④

 

No.19 モーニングリズの21

(募集口数500)

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牡/黒鹿毛
総額:2800万円
一口:56000円
生年月日: 2021年3月30日
父:キタサンブラック
母:モーニングリズ
母父:Acatenango
厩舎:清水久詞(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

測尺【体高155.0 胸囲175.0 管囲20.8 馬体重440】

 そこまで高額にはならないと思っていましたが、まさかここまで安いのかといった感想です。

 測尺も問題ありません。価格も問題ありません。動きも素晴らしいです。100%申し込みます。超お買い得馬。

 

 

 

出資候補馬⑤


No.7 マーブルカテドラルの21

(募集口数500)

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メス/黒鹿毛
総額:3500万円
一口:70000円
生年月日: 2021年3月27日
父:エピファネイア
母:マーブルカテドラル
母父:ダイワメジャー
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

測尺【体高157.0 胸囲177.0 管囲20.0 馬体重434】

 急遽追加の出資馬候補が本馬です。募集額は多少高く感じますが、それ以上に馬体、動きが素晴らしいです。

 測尺も問題なく、間違いなく走ってくれるのではないでしょうか。

 元々出資候補では無かったのですが、もしも人気が無いのであれば、秘密兵器として出資候補に残しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

出資候補から外れる馬

 

No.1 ヴィニーの21

(募集口数500)(10口商品)

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牡/黒鹿毛
総額:5500万円
一口:110000円
生年月日: 2021年1月19日
父:ロードカナロア
母:ヴィニー
母父:ディープインパクト
厩舎:池江泰寿(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高158.5 胸囲178.0 管囲21.0 馬体重493】

 分かってはいましたが高いです。他馬との兼ね合いで外します。

 

 


No.2 チカリータの21

(募集口数500)

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メス/芦毛
総額:4000万円
一口:80000円
生年月日: 2021年3月13日
父:ロードカナロア
母:チカリータ
母父:クロフネ
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高149.0 胸囲177.0 管囲19.5 馬体重452】

 高過ぎます。やはり今年のロードカナロア産駒は高いですね。

 

 


No.3 ローリーポーリーの21

(募集口数500)(10口商品)

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メス/鹿毛
総額:12500万円
一口:250000円
生年月日: 2021年2月24日
父:Justify
母:Roly Poly
母父:War Front
厩舎:蛯名正義(美浦)
生産牧場:Coolmore・Ashford Stud
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高151.0 胸囲181.0 管囲20.0 馬体重454】

 笑っちゃうくらい高いです。経済的に無理です。

 

 


No.4 テルアケリーの21

(募集口数500)(10口商品)

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メス/鹿毛
総額:9200万円
一口:184000円

生年月日: 2021年5月4日
父:シルバーステート
母:テルアケリー
母父:tapit
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高154.5 胸囲178.0 管囲20.0 馬体重478】

 ローリーポーリーの21同様、経済的に無理です。セレクト出身なので高額になるのは分かってはいましたが、思っていたよりは意外と安かったです。

 でも走りそうですね。

 

 


No.12 ダンシングオンエアの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:4200万円
一口:84000円
生年月日: 2021年3月19日
父:Saxon Warrior
母:Dancing On Air
母父:Fastnet Rock
厩舎:四位洋文(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高156.0 胸囲175.5 管囲21.0 馬体重451】

 昨年募集の出資馬オストファーレンよりも高いとなると流石に厳しいです。

 

 

 

 やはり、募集額で折り合いがつかない馬が多かったですね。昨年の募集額が安過ぎたので、適正と言えば適正だとは思いますが、予算が無い身としては厳しい事には変わりはありません。

 

 

 上記5頭の候補馬の中から申込み馬を決めますが、まだまだ検討の余地はあります。

 皆さんはいかがでしょうか?

 

 

 今年は新規の入会希望者も多くいそうですし、人気馬は抽選確実だと思います。ただ、個人的な肌感としてはどの馬が人気になるのか正直わかりません。

 

 

 人気馬の方が好成績をあげるというわけでもないので、人気に左右されず自分が思う1番馬に投票することをおすすめします。インゼルサラブレッドクラブとはそういったクラブです。

 

 

 

※インゼルサラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://inseltc.com/

《インゼルサラブレッドクラブ出資馬》

オストファーレン

《インゼルファンファンド(IFF)出資馬》

ドルヴァル、シュニー、イリスレーン、ラヴェリテ、ドウフォルス、ネビュルーズ、オストファーレン、フォミルマジック、ルクルス、シャーンゴッセ、ミカヅキ、ラヴユアセルフ、アンテロース、クリダーム

【タイムハンドラーの21】出資確定!キャロットクラブ!

キャロットクラブにて、タイムハンドラーの21に出資いたしました。

タイムハンドラーの21

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募集総額 2,000万円

一口出資額 50,000円
性別 メス

生年月日 2021年2月6日

生産 白老ファーム

厩舎美浦 栗田徹

父モーリス

母の父ディープブリラテ

 

 念願の夢、キャロットクラブに2016年以来の復帰を果たしました。復帰を果たせてくれた出資馬が、このタイムハンドラーの21です。

 正直、全募集馬の中から選んだわけではないですが、2次募集の中では本馬に1番魅力を感じていました。当選してくれて涙が出るくらい嬉しいです。

 

 血統的にはミリッサの21やモアザンセイクリッドの21の方が魅力的です。それは認めます。ただ、本馬はその2頭よりも明らかに馬体や動きが良く見えました。

 

 全募集馬の中から選ぶのなら血統を重視します。それは間違いないです。ただ、残口が残った中から選ぶのであれば、1番走りそうな馬を選ぶべきで、たまたまですがその願いが叶いました。きっと走ってくれるでしょう。回収率も高そうです。

 

 本馬をきっかけに、今後はキャロットクラブで元出資馬のローズノーブルの仔への出資を目標にして長く続けていきたいと思います。

 

 お仲間の皆様よろしくお願いします。

 

 

 

 

《キャロットクラブ再入会》入会チャレンジ成功!いざ初心の地へ!

 

キャロットクラブ再入会

 

 

 本年度(2021年産馬)よりキャロットクラブに再入会いたしました。

 

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 近年、非常に入会しにくいと言われ続けてきたキャロットクラブ。人気に拍車がかかり、新規入会がかなり難しい状況です。

 

 

 特に今年は新規に与えられた入会のチャンスは2次募集からという大きな試練。残口があればチャレンジできるという流動的なもので、ノーチャンスではないものの、かなり狭き門となりました。

 

 

 

 それでも2次募集まで残ってくれた馬は5頭。

 

ミリッサの21

タイムハンドラーの21

モアザンセイクリッドの21

ブリトマルティスの21

ティッカーテープの21

 

 中央馬3頭、地方馬2頭、父は上からロードカナロア、モーリス、リアルスティール、オルフェーヴル、ワールドエースというラインナップ。

 

 

 

 地方馬の方が当選しやすいと思いましたが、やはり100口募集となると毎月の維持費がキツい。考えに考えを重ねた上、やはり中央馬という事で、中央馬3頭に申込みを行ないました。

 

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 私の一口クラブの始まりはキャロットクラブであり、2011年に入会。2009年産の2歳馬ローズノーブルへの出資から始まりました。

 

 

 

 キャロットクラブに在籍時は3世代で4頭に出資し、2011年から2016年までの約5年間お世話になっていました。

 

 

 

 その後は人生の節目などもあり、最後の現役馬アンブリッジローズの引退を期に退会していたクラブでした。

 

 

 

 しかし、この一口馬主という趣味への思いが収まることは無く、すぐにシルクホースクラブとノルマンディーオーナーズクラブに入会。

 今では広尾サラブレッド倶楽部、インゼルサラブレッドクラブにも入会し4クラブでエンジョイしています。

 

 

 

 ただ、やはりキャロットクラブへの思いも強く、復帰することを常に考えていたのですが、新規への入り口が狭い事などがあり、今までチャレンジを見送っていましたが、今年一気に思いが強くなり決心しました。

 

 

 

 狭き門ながらチャレンジするべきと判断し、申込みを行った結果、まさかの当選で再入会を許されました。

 

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 これで5クラブ目となりましたので、流石に多過ぎます。しかし、どのクラブもそれぞれ魅力的な部分があり、クラブを絞るのは至難の業。

 それでも継続していくには今後精査が必要です。その件に関しては、どのクラブにも現役馬がいるのでゆっくりと考える事として、今は純粋にキャロットクラブに復帰できたことへの喜びを噛み締めたいと思います。

 

 

 

 タイムハンドラーの21へ出資されているお仲間の方、キャロットクラブの会員の方、宜しくお願いします。

 

【ドンカルロ】デビュー 2022.10.2(日)中京4Rダート1400m 広尾サラブレッド俱楽部

広尾サラブレッド俱楽部で出資している愛馬ドンカルロが10/2(日)中京4Rダート1400mメイクデビュー(新馬戦)に出走します。

ドンカルロ

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以下近況です↓

ドンカルロ 22.09.29
 
 10月2日(日)中京4R 2歳新馬(ダ1400m)に岩田望来騎手にて出走予定。
「今朝、坂路にて併せ馬で追い切りました。仕上がりは早いタイプですし、想定の段階では相手関係、頭数ともに落ち着いていましたので、予定を前倒しして今週末のレースに使ってみようかと。周りも考えることは同じで最終的には13頭まで増えてしまいましたが、どうやらそこまで濃い面々ではなさそうですからね。鞍上は次開催のデビューに向けて声をかけていた岩田望来騎手が今週でも乗れるということで、そのまま依頼することになった次第です」(高柳大調教師)

 鞍上は岩田望来騎手に決まりました。デビュー前から色々とドタバタがあった馬ですが、とうとうデビューの時が来ました。

 父は今後、更に大活躍が期待されているドレフォンで、母の父はディープインパクト。そして母はステラリードの半妹と血統は素晴らしいの一言。あとは結果だけ。

 1週前追いきりでの動きは良かったですし、もしかしたらもしかするかもです。ただ、まずは勝ち負けよりも次につながるレースを期待したいですね。

 

 

 出資者のお仲間の皆様、ドンカルロを一緒に応援しましょう。よろしくお願いします。

 

 

 

 

※広尾サラブレッド倶楽部様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://www.hirootc.jp/

《広尾サラブレッド倶楽部出資馬》

ウィンダミア、テラステラ、ドンカルロ、ステラエージェントの21、ステラリードの21

第25回(56回)スプリンターズS(GⅠ)中山競馬場 芝1200m 2022年

スプリンターズS(GⅠ)

2022.10.2(日)

中山競馬場 芝1200m

 第1回優勝マイネルラヴ

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では、早速消去法データでバシバシ切っていきたいと思います。

ご自身の予想、馬券にご活用ください。

 

 

 

【消去法データ①】☆
8人気以下馬

 

 1998年以降、8番人気以下の馬で馬券に絡んだのは下記の17頭です。

 

2021年シヴァージ 10番人気3着

2020年アウィルアウェイ 10番人気3着

2018年ラブカンプー 11番人気2着

2018年ラインスピリット 13番人気3着

2016年ソルヴェイグ 9番人気3着

2015年サクラゴスペル 11番人気2着

2015年ウキヨノカゼ 9番人気3着

2014年スノードラゴン 13番人気1着(新潟開催)

2013年マヤノリュウジン 15番人気3着

2012年ドリームバレンチノ 9番人気3着

2011年パドトロワ 9番人気2着

2010年ウルトラファンタジー 10番人気1着(海外馬)

2009年カノヤザクラ 8番人気3着

2006年メイショウボーラー 10番人気2着

2006年タガノバスティーユ 16番人気3着

2004年ケープオブグッドホープ 8番人気3着(海外馬)

2000年ダイタクヤマト 16番人気1着

 

 上記17頭の内、海外馬2頭を除く15頭中13頭は前走が芝1200mの重賞でした。尚且つその13頭全ての馬が1桁着順でした。

 例外は前走GⅠ安田記念だったサクラゴスペルと前走がパラダイスSだったシヴァージの2頭です。

 また優勝馬は3頭出てますが、2014年スノードラゴンは新潟開催、2010年ウルトラファンタジーは海外馬の為、通常の中山開催で日本馬が優勝したのは2000年のダイタクヤマトまで遡ります。

 そのダイタクヤマトはスタートから向正面までは2番手追走でしたが、3角からハナに立ちそのまま逃げ切っていますので、新潟開催と海外馬を除く優勝馬は逃げ馬のみとなります。

 

〈消去法データ①の例外〉

①前走、GⅠ組

②前走、芝1200mの重賞で1桁着順馬

③海外馬

④同年、芝1200mの重賞優勝馬

※1着馬は逃げ馬のみ

 

《消去法データ①で消す馬》

マリアズハート

メイショウミモザ

※某競馬情報サイトの現時点での予想オッズを参考にしています。定期的に更新していきます。

 

 

 

【消去法データ②】
前走、2桁着順馬

 

 1998年以降、前走2桁着順の馬で馬券に絡んだのは下記の7頭です。

 

2017年 2着レッツゴードンキ Vマイル 11着

2015年 2着サクラゴスペル 安田記念 17着

2014年 2着ストレイトガール 函館SS 11着

2010年 1着ウルトラファンタジー シャティンV 14着

2009年 1着ローレルゲレイロ セントウルS 14着

2005年 3着アドマイヤマックス 安田記念 12着

2001年 1着トロットスター 安田記念 14着

 

 上記7頭中6頭が芝1200m以下のGⅠで複勝圏内の経験があり、尚且つ重賞の勝ち馬でした。残りの1頭サクラゴスペルは芝1200mの重賞を2勝している重賞3勝馬でした。

 

〈消去法データ②の例外〉

①芝1200m以下のGⅠで複勝圏内経験のある重賞馬

②芝1200mの重賞2勝以上を含む重賞3勝以上馬

 

《消去法データ②で消す馬》

ジャンダルム

メイショウミモザ

 

 

 

【消去法データ③】
3歳馬

 

 1998年以降、3歳馬で馬券に絡んだのは下記の5頭です。

 

2021年 1着ピクシーナイト牡馬

2018年 2着ラブカンプー牝馬

2016年 3着ソルヴェイグ牝馬

2007年 1着アストンマーチャン牝馬

2006年 3着タガノバスティーユ牡馬

 

 上記5頭中3頭が牝馬で、その内2頭は3歳時に芝1400m以下の重賞を勝っていました。残りの1頭ラブカンプーは重賞勝ちこそ無いものの、3歳時に芝1200m以下の重賞で2度の連対を含む重賞での複勝圏内が3回ありました。

 牡馬はタガノバスティーユが3歳時に芝1200mの重賞勝ちがあり、ピクシーナイトは芝1600mのシンザン記念勝ちと古馬との混合重賞(CBC賞、セントウルS)の芝1200mで2度の2着がありました。

 

〈消去法データ③の例外〉

①牝馬で3歳時に芝1400m以下の重賞勝ち馬

②牝馬で3歳時に芝1200m以下の重賞連対2回以上を含む重賞複勝圏内3回以上経験馬

③牡馬で3歳時に芝1200mの重賞勝ち馬

④牡馬で3歳時に芝の重賞勝ち馬で古馬混合重賞の芝1200mで2度以上の連対馬

 

《消去法データ③で消す馬》

無し

 

 

 

【消去法データ④】
7歳以上馬

 

 1998年以降、7歳以上の馬で馬券に絡んだのは下記の6頭です。

 

2018年 3着ラインスピリット 7歳

2015年 2着サクラゴスペル 7歳

2010年 1着ウルトラファンタジー 8歳

2010年 2着キンシャサノキセキ 7歳

2006年 1着テイクオーバーターゲット 7歳

2001年 3着ダイタクヤマト 7歳

 

 上記6頭の内、海外馬2頭を除く4頭中2頭が芝1200mのGⅠ馬で、残りの2頭は芝1200m以下のOP以上のクラスで3勝以上を挙げている8勝以上馬でした。

 

〈消去法データ④の例外〉

①海外馬

②芝1200mのGⅠ馬

③芝1200m以下のOP以上3勝以上を含む8勝以上馬

※8歳以上の馬は海外馬のウルトラファンタジーのみなので消し

 

《消去法データ④で消す馬》

ジャンダルム

ダイアトニック

トゥラヴェスーラ

 

 

 

【消去法データ⑤】
前走、重賞以外馬

 

 1998年以降、前走で重賞以外に出走していた馬で馬券に絡んだのは下記の2頭です。

 

2021年 3着シヴァージ パラダイスS5着

2017年 3着ワンスインナムーン 朱鷺S1着

 

 ワンスインナムーンの前走はOPの朱鷺Sでした。着順は1着でした。過去の実績では芝1600m以下で全6勝を挙げており芝1400mの重賞でも連対経験がありました。

 シヴァージの前走はOPのパラダイスSでした。着順は5着で勝ち切れていませんでしたが、同年のシルクロードSを優勝していました。

 

〈消去法データ⑤の例外〉

①芝1400m以下の重賞連対経験のある芝1600m以下で6勝以上馬で前走勝ち馬

②同年、芝1200mの重賞優勝馬

 

《消去法データ⑤で消す馬》

無し

 

 

 

【消去法データ⑥】
前走、セントウルS8着以下馬

 

 1998年以降、前走でセントウルSに出走していた馬で8着以下から馬券に絡んだのは2009年のローレルゲレイロ1頭のみでした。そのローレルゲレイロは同年の高松宮記念を勝っていました。

 

〈消去法データ⑥の例外〉

①同年の高松宮記念優勝馬

 

《消去法データ⑥で消す馬》

ラヴィングアンサー

 

 

 

【消去法データ⑦】
前走、北九州記念5着以下の4歳馬以上馬

 

 1998年以降、前走で北九州記念に出走していた馬で馬券に絡んだ4歳以上の馬は4着馬まででした。

 

〈消去法データ⑦の例外〉

無し

 

《消去法データ⑦で消す馬》

ジャンダルム

 

 

 

【消去法データ⑧】
前走、キーンランドC8着以下馬

 

 1998年以降、前走でキーンランドCに出走していた馬で馬券に絡んだのは新潟開催の年を除き7着馬まででした。

 

〈消去法データ⑧の例外〉

無し

 

《消去法データ⑧で消す馬》

メイショウミモザ

 

 

 

【消去法データ⑨】
前走、アイビスサマーダッシュ2着以下馬

 

 1998年以降、前走でアイビスサマーダッシュに出走していた馬で馬券に絡んだのは1着馬のみでした。

 

〈消去法データ⑨の例外〉

無し

 

《消去法データ⑨で消す馬》

マリアズハート

 

 

 

【消去法データ⑩】
前走、CBC賞2着以下馬

 

 1998年以降、前走でCBC賞に出走していた馬で馬券に絡んだのは1着馬のみでした。

 

〈消去法データ⑩の例外〉

無し

 

《消去法データ⑩で消す馬》

無し

 

 

 

 

 

【消去法データ⑪】
前走、高松宮記念3着以下馬

 

 1998年以降、前走で高松宮記念に出走していた馬で馬券に絡んだのは2着馬まででした。

 

〈消去法データ⑪の例外〉

無し

 

《消去法データ⑪で消す馬》

トゥラヴェスーラ

 

 

 

【消去法データ⑫】
前走、函館SS出走馬

 

 1998年以降、前走で函館SSに出走していた馬で馬券に絡んだ馬は新潟開催の年を除き1頭もいませんでした。

 

〈消去法データ⑫の例外〉

無し

 

《消去法データ⑫で消す馬》

無し

 

 

 

【消去法データをクリアした馬】

ウインマーベル

ヴェントヴォーチェ

シャネルマイスター

タイセイビジョン

テイエムスパーダ

ナムラクレア

ナランフレグ

メイケイエール

 

《2着~3着候補馬》

エイティーンガール

ファストフォース

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

《2022年度募集馬☆測尺☆発表》インゼルサラブレッドクラブ

 

インゼルサラブレッドクラブにて、2022年度募集馬の測尺が発表されました。

 


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 本日9/23(金)に募集馬の測尺が発表されたので、早速見ていきましょう。

 

 

 

No.1 ヴィニーの21

(募集口数500)(10口商品)

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牡/黒鹿毛
総額:5500万円
一口:110000円
生年月日: 2021年1月19日
父:ロードカナロア
母:ヴィニー
母父:ディープインパクト
厩舎:池江泰寿(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高158.5 胸囲178.0 管囲21.0 馬体重493】

 


No.2 チカリータの21

(募集口数500)

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メス/芦毛
総額:4000万円
一口:80000円
生年月日: 2021年3月13日
父:ロードカナロア
母:チカリータ
母父:クロフネ
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高149.0 胸囲177.0 管囲19.5 馬体重452】

 


No.3 ローリーポーリーの21

(募集口数500)(10口商品)

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メス/鹿毛
総額:12500万円
一口:250000円
生年月日: 2021年2月24日
父:Justify
母:Roly Poly
母父:War Front
厩舎:蛯名正義(美浦)
生産牧場:Coolmore・Ashford Stud
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高151.0 胸囲181.0 管囲20.0 馬体重454】

 


No.4 テルアケリーの21

(募集口数500)(10口商品)

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メス/鹿毛
総額:9200万円
一口:184000円

生年月日: 2021年5月4日
父:シルバーステート
母:テルアケリー
母父:tapit
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高154.5 胸囲178.0 管囲20.0 馬体重478】

 


No.5 ゴルトキルシェの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:1800万円
一口:36000円
生年月日: 2021年2月17日
父:レッドファルクス
母:ゴルトキルシェ
母父:ステイゴールド
厩舎:大久保龍志(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

測尺【体高153.5 胸囲178.0 管囲21.2 馬体重464】

 


No.6 サラフィナの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:6000万円
一口:120000円
生年月日: 2021年2月22日
父:ブリックスアンドモルタル
母:サラフィナ
母父:Refuse To Bend
厩舎:友道康夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

測尺【体高158.5 胸囲185.0 管囲20.3 馬体重452】

 


No.7 マーブルカテドラルの21

(募集口数500)

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メス/黒鹿毛
総額:3500万円
一口:70000円
生年月日: 2021年3月27日
父:エピファネイア
母:マーブルカテドラル
母父:ダイワメジャー
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:社台ファーム
育成牧場:社台ファーム

測尺【体高157.0 胸囲177.0 管囲20.0 馬体重434】

 


No.8 レトⅡの21

(募集口数500)

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牡/黒鹿毛
総額:5000万円
一口:100000円
生年月日: 2021年4月28日
父:エピファネイア
母:レトⅡ
母父:Diesis
厩舎:国枝栄(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高157.5 胸囲173.5 管囲21.0 馬体重452】

 


No.9 スカイダイヤモンズの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:3600万円
一口:72000円
生年月日: 2021年1月13日
父:リアルスティール
母:スカイダイヤモンズ
母父:First Dude
厩舎:鹿戸雄一(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高155.0 胸囲178.0 管囲19.5 馬体重433】

 


No.10 エレクトラムの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:2800万円
一口:56000円
生年月日: 2021年2月23日
父:リアルスティール
母:エレクトラム
母父:High Chaparral
厩舎:手塚貴久(美浦)
生産牧場:ノーザンファーム
育成牧場:ノーザンファーム

測尺【体高160.0 胸囲181.0 管囲19.8 馬体重459】

 


No.11 ラルクの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:3000万円
一口:60000円
生年月日: 2021年4月13日
父:Golden Horn
母:ラルク
母父:ディープインパクト
厩舎:松永幹夫(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高149.0 胸囲169.0 管囲20.1 馬体重412】

 


No.12 ダンシングオンエアの21

(募集口数500)

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牡/鹿毛
総額:4200万円
一口:84000円
生年月日: 2021年3月19日
父:Saxon Warrior
母:Dancing On Air
母父:Fastnet Rock
厩舎:四位洋文(栗東)
生産牧場:Coolmore Stud
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高156.0 胸囲175.5 管囲21.0 馬体重451】

 


No.13 ヤンキーブライトの21

(募集口数500)

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メス/栗毛
総額:2600万円
一口:52000円
生年月日: 2021年2月14日
父:Practical Joke
母:Yankee Bright
母父:Elusive Quality
厩舎:森秀行(栗東)
生産牧場:George E. Bates Trustee
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高157.0 胸囲177.0 管囲18.5 馬体重433】

 


No.14 ユイフィーユの21

(募集口数500)(10口商品)

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牡/鹿毛
総額:4000万円
一口:80000円
生年月日: 2021年2月24日
父:レイデオロ
母:ユイフィーユ
母父:ディープインパクト
厩舎:武幸四郎(栗東)
生産牧場:三嶋牧場
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高160.0 胸囲181.0 管囲21.5 馬体重490】

 


No.15 シャブリの21

(募集口数500)

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メス/青鹿毛
総額:2800万円
一口:56000円
生年月日: 2021年2月2日
父:エピファネイア
母:シャブリ
母父:ディープインパクト
厩舎:岡田稲男(栗東)
生産牧場:桑田牧場
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高150.5 胸囲174.5 管囲19.0 馬体重433】

 


No.16 アルーリングハートの21

(募集口数500)

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メス/栗毛
総額:1500万円
一口:30000円
生年月日: 2021年3月13日
父:ブリックスアンドモルタル
母:アルーリングハート
母父:ダイワメジャー
厩舎:須貝尚介(栗東)
生産牧場:杵臼牧場
育成牧場:吉澤ステーブル

測尺【体高148.5 胸囲173.0 管囲19.0 馬体重435】

 


No.17 エルパンドールの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:2000万円
一口:40000円
生年月日: 2021年2月16日
父:エピファネイア
母:エルパンドール
母父:ネオユニヴァース
厩舎:石橋守(栗東)
生産牧場:杵臼牧場
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高156.0 胸囲179.0 管囲20.0 馬体重456】

 


No.18 ムーンライトベイの21

(募集口数500)

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メス/鹿毛
総額:3000万円
一口:60000円
生年月日: 2021年3月21日
父:キズナ
母:ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
厩舎:渡辺薫彦(栗東)
生産牧場:天羽牧場
育成牧場:三嶋牧場

測尺【体高158.0 胸囲180.5 管囲20.5 馬体重461】

 


No.19 モーニングリズの21

(募集口数500)

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牡/黒鹿毛
総額:2800万円
一口:56000円
生年月日: 2021年3月30日
父:キタサンブラック
母:モーニングリズ
母父:Acatenango
厩舎:清水久詞(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

測尺【体高155.0 胸囲175.0 管囲20.8 馬体重440】

 


No.20 ヤマンの21

(募集口数500)

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牡/栗毛
総額:2600万円
一口:52000円
生年月日: 2021年3月25日
父:ドレフォン
母:ヤマン
母父:ハービンジャー
厩舎:小崎憲(栗東)
生産牧場:チャンピオンズファーム
育成牧場:チャンピオンズファーム

測尺【体高155.0 胸囲174.0 管囲21.1 馬体重451】

 

 

 全体的にこれと言って極端に小さい馬はいないですが、ラルクの21が少し小さめでしょうか。でもこのくらいなら全然許容範囲内ですし、むしろこれで敬遠してくれる人がいればありがたいです。

 私は基本的に測尺はそこまで気にしませんので、出資に直接影響する事はほぼ無いですが、一応頭の隅には入れておきたいと思います。

 

 

 これで、募集額と測尺が発表されましたので、この材料を加味して、出資候補馬を絞っていきたいと思います。

 

 

 

 

※インゼルサラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://inseltc.com/

《インゼルサラブレッドクラブ出資馬》

オストファーレン

《インゼルファンファンド(IFF)出資馬》

ドルヴァル、シュニー、イリスレーン、ラヴェリテ、ドウフォルス、ネビュルーズ、オストファーレン、フォミルマジック、ルクルス、シャーンゴッセ、ミカヅキ、ラヴユアセルフ、アンテロース、クリダーム

オールカマー(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視!

オールカマー(GⅡ)

2022.9.25(日)

中山競馬場 芝2200m

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《予想ファクター》

⭐︎Cコース替わりの馬場

⭐︎日本一の勾配の急坂

⭐︎長期休明け馬の取捨

 

《出走予定馬》

 

アドマイヤアルバ(騸7)原田和真(56.0)

【短評】前走の丹頂Sでは8着。近走は重賞ではおろかオープンでも結果が出ていない本馬。

 長距離戦をメインに使われているが過去にはマイルも走っていた馬。今回の距離に問題はない。

 しかし直近で馬券に絡んだのは昨年の目黒記念の3着。このレースは完全に展開の利があり本馬に恵まれた事が要因。斤量が軽かったこともそう。今回のメンバー相手にここまで恵まれる事は考えにくい。

 好メンバーの揃う重賞で馬券に絡む可能性は非常に低く、個人的に応援している馬ではあるが、手が出ないのが本音。バッサリ消したいと思う。

 

 

 

ウインキートス(牝5)松岡正海(54.0)

【短評】前走の目黒記念の3着馬で昨年のこのレースの2着馬。

 前走の目黒記念では、外枠発走から果敢に逃げて府中の長い直線を粘り込み3着。終始スローペースで展開に助けられた部分は多いが、直線の長い府中の重賞でこれだけの走りが出来れば合格点。

 今回は昨年2着の舞台で前走よりも条件は好転。昨年は内枠から経済コースを走ってのもので恵まれたのは確かだが、それでもレイパパレやグローリーヴェイズを差し切っているのだから適性は抜群。

 父ゴールドシップという血統から道悪になっても大丈夫。近走、大きく負けたのはGⅠと日経賞のみ。日経賞は最後方からのレースとなってしまったので度外視でいい。

 内枠なら最高だが、そうでなくても高評価は必至で、重い印が必要だ。

 

 

 

ヴェルトライゼンデ(牡5)戸崎圭太(56.0)

【短評】前走、鳴尾記念の優勝馬。

 ワールドエース、ワールドプレミアの半弟として2歳時から活躍した本馬。ホープフルS2着、ダービー3着は輝かしい実績。同世代にはコントレイルやサリオスがいた為、少し影に隠れる結果となってしまったが、古馬になっての初戦AJCCでは不良馬場で2着と好走。世代トップクラスの力は見せつけた。

 そのAJCCから1年4ヶ月の長期休み明けとなった前走の鳴尾記念で快勝。初重賞制覇を成し遂げた。

 今回はAJCCと同舞台の中山2200m。父のドリームジャーニーも得意としていた中山コース。本馬に合わないわけがない。

 条件はバッチリで雨が降っても問題無い。むしろ歓迎の口。今年最大の目標は有馬記念だと思うので、ファンの記憶に残る好走を期待。本命候補。

 

 

 

キングオブドラゴン(牡5)三浦皇成(56.0)

【短評】前走の鳴尾記念では5着。

 スタートから出していってハナを奪いそのまま粘り込む競馬。最後は4頭に差されはしたものの、相手も強敵ばかりで力は示せた。

 逃げて結果を出してきた馬なので今回も間違いなく逃げたい。Cコース替わりもプラス。距離、コース共にベストで、前走以上に期待できる。

 あとは相手関係のみ。前走で敗れたヴェルトライゼンデやジェラルディーナがいるので厳しいのは承知だが、コース替わりや距離延長と本馬へのプラスが多く、馬券圏内の可能性は十分ある。

 バビットという同型もいるが、湾岸Sを見る限り2番手でも折り合える。何が何でもという気性では無い。

 馬券には必須で、馬場状態や枠など条件揃えば重い印で勝負してもいいだろう。

 

 

 

クリスタルブラック(牡5)吉田豊(56.0)

【短評】前走は一昨年の皐月賞。その皐月賞16着以来2年5ヶ月ぶりの実戦復帰となる本馬。

 一昨年の京成杯の勝ち馬なので中山は合うとは思うが今回は条件が合う合わないという話ではなく、これだけ間隔が空いたので状態やレース感、成長などの方が重要。

 しかし、馬券を買う一般ファンからしたら状態などは全く分からない。買いたい人は買う、買いたくない人は買わない。そういった取捨になる。

 ただ、現実的には買えないのが本音。だからこそ穴として狙う価値もあるが、それこそギャンブル。消しが妥当だが買い目に余裕があればヒモで一考。

 

 

 

クレッシェンドラヴ(牡8)内田博幸(56.0)

【短評】前走の天皇賞春では14着。本馬には明らかに距離が長過ぎた。

 今回は距離短縮で、一昨年4着と好走した舞台。条件は好転しているので買える余地はある。

 ただ本馬ももう8歳。流石に若い馬とガチンコでは歯が立たない。父ステイゴールド×母父サドラーズウェルズというタフな血統からもスタミナを要するレースになれば何とかなる可能性はある。

 スピード勝負なら消しで良いが、雨がジャンジャン降るような馬場になれば押さえておいた方がいい。

AJCC時の短評はこちら↓

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 

 

 

ジェラルディーナ(牝4)横山武史(54.0)

【短評】前走、小倉記念の3着馬。重賞でも安定した結果を出せている。

小倉記念時の短評はこちら↓

小倉記念(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適性重視! - 黒鹿毛桜Blog

 あれだけ勝ち馬に早めに動かれたら追いつけない。本馬自身の走りは出来ているし、力も出しきれているので展開のアヤと言っていい敗戦だろう。

 今後もこの脚質だと重賞で勝ち切るのは難しく、東京や新潟といった直線の長いコースで展開が向かないと厳しいか。

 今回の距離はギリギリで、コースも合わないとはいえ外回りなら小回りよりはまだ良い。前が引っ張ってくれるような展開になれば有難いが、そうでなくても馬券には必須。飛ぶ可能性もあるので、軸には出来ないが、本馬に対しての高評価は変わらない。

 

 

 

 

 

ソーヴァリアント(牡4)川田将雅(56.0)

【短評】前走は昨年末のチャレンジCで、見事重賞初制覇を成し遂げた本馬。

 負かした相手もヒートオンビート、ペルシアンナイト、ジェラルディーナ、スカーフェイスと重賞の常連ばかり。レベル高い重賞だったことがわかる。

 大外枠発走も馬なりで先団に付け、逃げ馬の後ろにピタリと付ける2番手追走。直線入口で先頭に躍り出るとそのまま独走。2着に3馬身以上の差をつける圧勝だった。

 今回の条件はセントライト記念で経験があるし、条件戦時は勝鞍もある舞台。絶好と言える。

 最大の問題はレース間隔。今年初戦となるので、約9ヶ月半ぶりの実戦。約1ヶ月前に入厩して強めの追い切りは4本。しっかり乗り込まれてはいるが、あくまでも目標は先。現状でどこまでやれるかといったところだろう。

 それでも実績があり、条件もピシャリ。相手関係も引けを取らないと見れば、軸にしてもいいくらいの馬で高評価は必至だろう。

 

 

 

テーオーロイヤル(牡4)菱田裕二(56.0)

【短評】前走、天皇賞春の3着馬。私が本命評価をした馬で今後も非常に期待している馬だ。

 天皇賞春での3着もそうだが、ダイヤモンドSを勝ち切っているあたり長距離の適性は相当なもの。今回は一気の距離短縮が鍵となるが、父リオンディーズはどちらかと言えばスピードに特化していると評価している為、血統面からは問題無い。

 ここまでの調整も順調で、約1ヶ月前に入厩して、2週前、1週前追い切りでは好タイムを連発。仕上がりは抜群と見ていい。

 距離の適性からこの後はJCか有馬記念だと思うので、それまでは時間がたっぷりある。ここで勝負しても間に合うだろう。

 秋初戦とはいえ、単なる前哨戦ではなく、もう一つ重賞タイトルを手に入れに来ていると判断。高評価必至で軸候補の1頭だ。

 

 

 

デアリングタクト(牝5)松山弘平(54.0)

【短評】前走、宝塚記念の3着馬。

 史上初となる無敗で牝馬3冠を成し遂げた本馬。それ以降は勝ち星こそ無いものの、JC、QE2世C、宝塚記念とレベルの高いGⅠで3着に好走しており、能力は疑う余地もない。

 前々走で長期の療養から復帰。前走で結果を出した事により衰えも感じない。

 そろそろ1着が欲しい本馬にとって今回のGⅡ戦は恰好のレース。秋の本番に向けての叩き台と思ってはいけない。1週前の追い切りでは6F78.6-1F11.8の猛時計を記録。万全と言っていいだろう。

 問題は初の中山がどうかという点。これに関してはやってみなければわからないが、前走の宝塚記念であれだけ走れていれば問題ないだろう。

 人気でも逆らえず、本命級の評価でいい。

 

 

 

バビット(牡5)横山典弘(56.0)

【短評】前走は昨年の中山記念で14着。それ以来約1年7ヶ月の休み明けでの復帰となる本馬。

 一昨年のラジオNIKKEI賞、セントライト記念の連勝は記憶に残っているだろう。見事な逃げ切り勝ちだった。そのままコントレイルを敗って菊花賞も制してしまうくらいの勢いがあった。しかし菊花賞では10着。

 その後は有馬記念13着、中山記念14着といったところで長い休養に入る。

 今回は長期の休み明けという事で、勝負がかってはないだろうが、展開を握りそうな馬だけに予想する側としては厄介な存在だ。

 あっさりと単独で逃げれるのであれば、押さえておきたいが今回は同型もいるので、ヤリ合ったら厳しい。条件的には合っているので当日の馬場状態や枠の並び次第で再検討が必要か。

 

 

 

フライライクバード(牡5)福永祐一(56.0)

【短評】前走の目黒記念では9着。絶好の位置取りだったが直線では伸びず、不可解な敗戦だった。

日経新春杯時の短評はこちら↓

日経新春杯(GⅡ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視! - 黒鹿毛桜Blog

 日経新春杯時点では評価していたものの、結果は15着。結果を出してきた左回りから右回りに変わる今回は条件的に厳しいか。

 相手も強化されるし、いつかは重賞を取れる馬だと思っていたが、単純に見込み違いだった可能性が高い。条件が全て揃った低レベルの重賞なら馬券内もあり得るが、勝つまでは難しいと言わざるを得ない。

 今後に繋がるような競馬を期待して掲示板くらいは確保してほしいが馬券的にはいらない。 

 

 

 

ロバートソンキー(牡5)伊藤工真(56.0)

【短評】前走、日本海Sで優勝し条件戦をクリア。オープン入りを果たした。

 それでも重賞経験は豊富で神戸新聞杯3着、菊花賞6着、天皇賞春7着と実力は示してきた。

 この実績的に前走の結果は想定内で、ここからが本番。神戸新聞杯3着時の1、2着馬はコントレイルとヴェルトライゼンデなので重賞レベルである事は確か。

 脚質が後ろからの馬なので、このメンバー相手では馬場や展開の恩恵が必要ではあるが、4角である程度の位置が取れれば馬券内の好走もあり得る。

 中山は初になるが極端に苦手そうな印象は受けないのでやはり馬場状態次第か。逆に距離はベストと言える。

 重い印を打つまでの実績には乏しいが、簡単に消せるような馬でもない。押さえておいて損はなさそうだ。

 

 

 

 第68回オールカマー(GⅡ)は9/25(日)に中山競馬場(芝2200m)で行われます。当日までしっかり予想をして悔いのない馬券を買いましょう。

 

 

AJCCの短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

小倉記念の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com

日経新春杯の短評はこちら↓

gourmetfrontier.hatenablog.com