シルクホースクラブにて出資している愛馬レヴァンドフスキの中央登録抹消が決定しました。
レヴァンドフスキ
2022.06.02 所有馬情報
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
担当者「先週お話したように両前膝に疲れが見られ、跛行気味でしたから、ペースを落としました。そして、この中間に社台ホースクリニックにて膝の検査を行ったところ、保険会社指定の獣医師より『競走馬としてデビューさせることは不可能であろう』ということで能失の診断が下りました。ここまで何とか移動させられるように頑張ってきましたが、このような事態になってしまい、申し訳ございません」
検査の結果『競走能力喪失』と診断されたため、誠に残念ではございますが、競走馬としてのデビューを断念しファンドを解散させていただくことになりました。なお、今後は乗馬となる予定ですが、競走馬保険等を含む詳細につきましては、後日改めて書面にてご報告いたします。
ここまで、どうかデビューまで辿り着けることを願っていましたが、最後の最後まで脚の調子が良くならず『競走能力喪失』という形で引退となってしまいました。大変残念です。
本馬は2020年の募集時に最後の最後まで売れ残った馬でした。結果的には通常募集が開始されすぐに満口になったのですが、少し頑張れば誰でも出資するチャンスがあった馬です。このような馬が好成績を残すと残り物には福があるとなるのですが、デビューすら出来ないとなると、結局『やっぱりか』と言われかねないのが、出資者として悔しいです。
血統的には魅力的な部分も多く、馬体も素晴らしかったです。唯一の大きな欠点が立ち繋ぎである事でした。私は立ち繋ぎが、どの程度サラブレッドにとってデメリットなのか身をもって勉強する為にもこの馬に出資しました。素人なので確実なことは言えませんが、この立ち繋ぎであることが、少なからず膝への負担を圧迫していたものと思っています。
サラブレッドというものは、速さを求められ血を繋いできました。ですので血統というものは非常に大事なものです。ただ血統だけではどうしようもできない部分が性格と馬体です。どちらともある程度血統も関連してきますが、高い能力を秘めていても走るのが嫌いだったら走りません。折り合いが付かなかったら好成績は上げられません。脚が弱かったり、曲がっていたりしたら100%の力が発揮できません。
競馬に携わってるプロの方でも走る馬を見極めるのは難しいので、素人の私にわかるわけはありませんが、今回レヴァンドフスキのお陰で1つ勉強になりました。
立ち繋ぎは『百害あって一利なし』という事。
立ち繋ぎの馬、全て悪いわけではありませんが、基本的には良くないです。これを今後への教訓としてクラブ馬主生活を送っていこうと思います。
レヴァンドフスキありがとう。そしてお疲れ様でした。
※シルクホースクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。
《シルクホースクラブ出資馬》
ソニックベガ、ラスール、リンドラゴ、レヴァンドフスキ、サンデュエル、ヴィアルーチェ