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【一口馬主】2022年上半期振り返り!シルクホースクラブ!ノルマンディーオーナーズクラブ!広尾サラブレッド倶楽部!インゼルサラブレッドクラブ!出資馬!

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 早いもので2022年も半分が過ぎました。今年で12年目を迎えました一口馬主という趣味。また今年も色々な感動やドラマがありました。

 昨年末に2021年の1年間の振り返りをしましたが、出資馬の頭数も増えたので、2022年の今年からは上半期と下半期に分けて振り返りをしたいと思います。

 同じクラブで同じ馬に出資している方や、出資していなくても応援している馬が同じ方や、これから一口馬主を始めようと思ってる方に読んでもらえたら光栄です。

 

 

【シルクホースクラブ】

 

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 まず今年の初戦に登場したのが、シルクホースクラブで出資している我が黒鹿毛桜厩舎のエース格ディアンドル。年初めの開催で、GⅢ京都金杯に出走しました。C.デムーロ騎手に手綱を託したわけですが、終始チグハグした内容でシンガリの16着敗退。残念な結果となってしまいました。

 今年で6歳となったディアンドルはここまで大きな怪我も無く、葵Sと福島牝馬Sで重賞2勝を挙げ、スプリンターズS、ヴィクトリアマイルと夢であったG I出走を2度も叶えてくれました。そのヴィクトリアマイルでは人気こそありませんでしたが4着と激走してくれましたし、何度となく感動を与えてくれた大事な愛馬でした。そんなディアンドルにも、とうとう引退の時が訪れます。

 ディアンドルの引退レースとなったのはGⅢ東京新聞杯。ヴィクトリアマイルで好走した舞台と同じだったので密かに期待していましたが、結果は11着。結果はともかく無事に走り切ってくれたことに感動しました。

 その後は無事に繁殖入りしたとの事で、今はノーザンファームで過ごしています。来年にはディアンドルの初仔が産まれる予定なので、2世に期待したいと思います。

福島牝馬S    優勝ディアンドル

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 その他の馬ではまず、ソニックベガが2勝クラスの太宰府特別を快勝。今年5歳になったソニックベガに残された時間はありません。何とかもう1勝してもらってオープン入りを果たしてもらいたいです。

太宰府特別 優勝ソニックベガ

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 3歳世代では期待の牝馬ラスールがシンザン記念に1番人気で出走。桜花賞を見据え、通過点と思っていましたが7着と惨敗。期待が大きかっただけにこの敗戦には落ち込みました。

 それでも2月には1勝クラスをあっさり突破し、NHKマイルを目指して迎えたフローラS。私も現地に出向き応援しましたが、距離の不安が見事当たり6着と惨敗。その後骨折をし今は休養中です。

 幸い重症ではないので秋には復帰できそうです。この休養をいい機会にして更なる成長をし、大きいところに出てきてほしいと思っています。

1勝クラス 優勝ラスール

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 勝ち上がった馬はもう1頭います。リンドラゴです。4月に阪神のダート1400mで優勝しました。今後は芝路線も視野に入れながら2勝目を目指します。

未勝利戦 優勝リンドラゴ

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 このラスールとリンドラゴと同世代のレヴァンドフスキは脚部不安からデビューできずに引退となってしまいました。とても残念ですが、全く強い負荷をかけられない状態で、何とかデビューをさせてくれようと関係者の方の努力も見えましたが、最後まで膝が良くなることはなく引退となってしまいました。競走馬にはこういった運命も現実にありますので、仕方ないですが、レヴァンドフスキにはゆっくり余生を送ってほしいと思います。

 

 その他では2歳馬の馬名が決まりました。サンドクイーン20がサンデュエル。ヴィアフィレンツェ20がヴィアルーチェ。2頭とも素晴らしい名前を付けてもらったので今後の活躍に期待です。

 

 今シルクホースクラブは2021年産の募集馬のリストが発表されている状態です。次の世代はどんな馬に出資できるのか?今からワクワクが止まりません。出資の確定した際にはブログ内でお伝えしますし、下半期の振り返りでもお伝えしますのでご覧になられて頂けたら幸いです。

 

 

 

【ノルマンディーオーナーズクラブ】

 

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 ノルマンディーオーナーズクラブでは勝利から長いこと遠ざかり、昨年末の時点で中央競馬69連敗中でした。今年はどうなる事かと思っていましたが、70連敗で不名誉な記録はストップ。リオンラファールがやってくれました。

 1月10日の中山ダート1200mで勝ち上がり、1月22の同条件の1勝クラスでも2着とこのクラスにも目処が立っている状態です。今は休養中ですが、復帰したらポンポンと勝ってくれそうです。オープンまでいける素質があると期待しています。

未勝利戦 優勝リオンラファール

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 そして同世代のもう1頭ルワンジュは中央競馬ではないですが、浦和の交流戦で勝ち上がり。中央で1勝クラスに昇級しています。昇級後は苦戦を強いられていますが、上位に来れるよう試行錯誤して頂きたいです。まだまだこれからです。

ルワンジュ

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 年が明けて6歳となったボーイズオブサマーが引退しました。結果的に1勝しか挙げられませんでした。1勝クラスに昇級してからは、このクラスで16戦走ってくれましたが掲示板にすら1度も載れませんでした。ただ、ここまで長く走ってくれて本当に感謝しています。1勝しただけでも凄いことです。ボーイズオブサマーお疲れサマーでした。

 

 新たな仲間としては2次募集で募集されたストゥデンテッサ20に出資しました。馬名はシュライフェです。リーチザクラウンの牝馬です。まだデビューの目処は全く立っていませんが、1勝を目指して頑張ってほしいです。

 

 エクストラノートやアヴァンツァーレといった古馬勢は中央での勝利が未だありませんので、それを目標に頑張ってほしいです。アヴァンツァーレはもう少し地方で結果を残さないといけませんがね。

 

 

 

【広尾サラブレッド倶楽部】

 

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 広尾サラブレッド倶楽部はこの上半期だけで色々あったクラブです。

 まずは唯一の勝ち上がり馬ウィンダミアが5月に2勝目を挙げました。夏はゆっくり休養ということで始動は秋以降になりますが、まだまだ上を目指せる期待馬です。

1勝クラス 優勝ウィンダミア

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 昨年デビュー出来なかった2頭が今年のデビューとなりました。1月にはアンダーレがデビュー、2月にはアンジアンがデビューしましたが、それぞれ13着、12着と結果は出ませんでした。その後も苦戦しており未勝利戦終了の8月までに勝ち上がれるかは非常に微妙です。最後まで希望を捨てずに応援していきます。

 

 そして一足先に引退が決まったのがサクソフォン。未勝利戦で全く目処が立たないレースが続き、引退となりました。この無念を1つ下の半弟に晴らしてもらいましょう。

 

 その半弟となるレトロクラシック20の馬名はドンカルロに決定しましたが、ちょっとした事件がありました。まさかの取り違え発覚。募集時からの写真や動画、近況報告などが別馬だったというものです。その為ドンカルロの出資は一度強制的にキャンセルさせられ、再募集がかけられました。馬体なども出資の検討の一部ではありましたが、主な出資理由は血統でしたので、改めて出資しました。一悶着あった馬ですが、馬には何の罪はありません。今後も変わらず応援していきます。

 

 同世代では超良血の超期待馬ステラリード20の馬名がテラステラに決まりました。夏の北海道目標との事なので、兄同様重賞での活躍を期待しています。

 

 もう1頭のエンパイアブルー20は馬名決定前にまさかの安楽死となってしまいました。物凄く期待していた馬だっただけに悲しみに暮れました。原因も不明との事でしたが、これも生き物の宿命です。ご冥福をお祈りします。

 

 そんな色々な出来事が多かった広尾サラブレッド倶楽部ですが、今年は昨年よりも1ヶ月以上早い6月に来年以降デビュー予定馬の募集が開始されました。会員のグレードにより、受付時間を時差で行う新しい試みも開始されました。21年産は昨年の追加募集時に出資したステラエージェント21に続き、この世代2頭目となるステラリード21に出資しました。来年のデビュー予定馬2頭は2頭ともスケールの大きい期待馬です。

 

 

 

【インゼルサラブレッドクラブ】

 

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 インゼルサラブレッドクラブは発足して2年目。今年の2歳馬が1世代目となりましたので、どの馬が最初にデビューするのかと注目していました。初陣はハーツクライの牡馬で母ブーケトウショウの仔クリダームでした。函館の1200mを予定通り武豊騎手でデビューを迎え、スピードの違いで見事逃げ切り勝ち。クラブの初出走が初勝利となり、これ以上ないスタートとなりました。次走は函館2歳Sという事で、いきなり重賞馬が誕生するかもしれません。

 

 私の出資馬オワセイフ20の馬名はオストファーレンに決まりました。現在はチャンピオンヒルズで調整を続けていますが順調です。秋頃にはデビューできたらいいなと思っています。

 

 夏から秋にかけて次世代の募集も始まります。今年はどんな馬がリストアップされるのか期待が膨らみます。

 

 

 

 以上で2022年上半期の振り返りを終わります。どのクラブも下半期にかけて楽しみではありますが、やはりシルクホースクラブのラスールの復活に期待ですね。

 ここまでの戦績を元に適性は明らかになりました。今の時点では距離はマイルがベスト。秋には秋華賞がありますので、成長次第ではここを目標とする可能性もありますが、長い目で見て来年のヴィクトリアマイルを目標にするのが現実的だと思います。その為には賞金加算が必須ですので、来年の春までに重賞制覇をしてもらいたいです。クラシックには間に合いませんでしたが、ラスールにとっての競走馬生活はこれからが本番です。

 

 次に期待できそうなのは広尾サラブレッド倶楽部のウィンダミアとノルマンディーオーナーズクラブのリオンラファールです。どちらも主戦場はダートの短いところになりますが、条件戦で走ってる馬ではありません。2頭ともオープンにいける力はあります。外厩、厩舎、騎手、関わる全ての人達の努力でそこまで導いてあげてほしいです。

 

 今年デビューの2歳世代ではやはり広尾サラブレッド倶楽部のテラステラでしょう。半兄キングエルメスは重賞馬ですし、母のステラリードも重賞馬です。他の兄姉も走っていますし、競馬はブラッドスポーツです。テラステラの重賞制覇、G I制覇を夢見て応援していきたいと思います。

 

 毎年下半期は3歳馬の古馬との戦いや新たな世代のデビュー、各クラブの募集開始など沢山の楽しみがあります。

 ただ、やはり1番注視しなければならないのはスーパー未勝利戦と呼ばれる8月の未勝利戦です。未だ未勝利の馬達に最後の最後までチャンスを与える為にはその前のレースで5着までに入らないとスーパー未勝利戦への出走の機会すら危ぶまれます。何とか勝ち上がってくれることを祈るのみです。

 

 また今年の下半期も色々なドラマや感動が待ち受けているでしょう。今から楽しみでなりません。同じクラブの会員の皆様、同じ馬に出資しているお仲間の皆様。今年もあと半分となりましたが、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

※シルクホースクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://www.silkhorseclub.jp/ 

《シルクホースクラブ出資馬》

ソニックベガ、ラスール、リンドラゴ、サンデュエル、ヴィアルーチェ

 

※ノルマンディーオーナーズクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://www.normandyoc.com/sp/

《ノルマンディーオーナーズクラブ出資馬》

エクストラノート、アヴァンツァーレ、リオンラファール、ルワンジュ、シュライフェ

 

※広尾サラブレッド倶楽部様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://www.hirootc.jp/

《広尾サラブレッド倶楽部出資馬》

アンジアン、アンダーレ、ウィンダミア、テラステラ、ドンカルロ、ステラエージェントの21、ステラリードの21

 

※インゼルサラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://inseltc.com/

《インゼルサラブレッドクラブ出資馬》

オストファーレン

《インゼルファンファンド(IFF)出資馬》

ドルヴァル、シュニー、イリスレーン、ラヴェリテ、ドウフォルス、ネビュルーズ、オストファーレン、フォミルマジック、ルクルス、シャーンゴッセ、ミカヅキ、ラヴユアセルフ、アンテロース、クリダーム