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中山金杯(GⅢ)2022年 出走予定馬短評!予想!血統&適正重視!

中山金杯(GⅢ)

2022.1.5(水)

中山競馬場 芝2000m

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《出走予定馬》※除外対象馬は除く

アールスター(牡7)長岡禎仁(56)

【短評】昨年の5着馬で小倉記念を勝っていることから小回りの2000mという条件は合っているのだろうが、近走の成績からもここで買いたいかと言うと正直買いたくない。

 

アトミックフォース(牡6)戸崎圭太(55)

【短評】良積が左回りのコースに集中している事からも今回の条件が合っているとは言えないし、単純に足りない。どちらかと言うとスピードタイプなだけに条件替わりで改めて。

 

ウィンイクシード(牡8)松岡正海(56)

【短評】昨年の3着馬で、一昨年は2着。昨年はその後の中山記念でも2着となり中山の中距離戦はベストと言えるだろう。明けて8歳となるがこの条件では簡単には切れない。半妹のウインキートスがオールカマーで2着となってることからも本馬の中山適正は生まれ持ったものなのだろう。

 

ヴィクティファルス(牡4)池添謙一(56)

【短評】昨年のスプリングSを勝って以来パッとしないレースが続いているが、その中でもセントライト記念では直線で前が壁になる不利が有りながらもおっと思わせるレースぶりだった。あの場面で直ぐに追い出せていたら上位に食い込んでいただろう。現状GⅠでは一枚足りない印象だが、GⅢなら充分主役を張れる。父ハーツクライ×母父Galileoの血統面からも中山のタフな馬場が味方になりそうだ。

 

オウケンムーン(牡7)菅原明良(56)

【短評】3連勝で共同通信杯を勝った2歳〜3歳春以来勝っていないどころか重賞での好走は無い。菊花賞後約2年間の休養があったが、その後も8戦してオクトーバーSの3着がやっと。基本的にOPクラスでは掲示板に載れるが、重賞では厳しい。適正距離も長距離に寄ってきているし、血統や実績からも直線の長い左回り(東京、新潟外回り)の方がベター。

 

 

 

サトノクロニクル(牡8)内田博幸(56)

【短評】4年前のチャレンジCが最初で最後の重賞勝ち。もっと活躍していい馬だと思うし、できる馬だと思っていたが、気づけばもう今年8歳。競走馬として晩年を迎えており、もう一つタイトルが欲しいところ。前走は休明けとは言え負け過ぎではあるが、父ハーツクライ×ロベルト系の血が騒ぎ、一昨年のチャレンジCくらい走れれば上位に来ても驚けない。

 

シャムロックヒル(牝5)団野大成(52)

【短評】昨年のマーメイドSの覇者だが、この時は最内枠からロスなく逃げれて軽斤量50キロが効いた。別定戦では相手も強く結果が出ていないので、今回52キロの斤量は追い風。枠は内に越したことないので内枠を引いて欲しいが、混合戦で相手レベルが上がることから前残りの馬場と展開で押さえがやっとか。

 

ジェットモーション(騸6)田辺裕信(54)

【短評】オープン入りしてからは凡走が続いているが小回りのコースは合っている。血統的にも父ハーツクライ母父シンボリクリスエスならタフな馬場も歓迎だろうが、いかんせんここでは力が足りない。

 

スカーフェイス(牡6)石橋脩(54)

【短評】前走のチャレンジCでは勝ったソーヴァリアントからは離されてしまったが、2着馬とは0.2差。徐々に力を付けてきており今後は重賞でも勝負になる。阪神2000mで好走があるように小回りと坂はプラスだし、血統的にも父ハーツクライ×母父クロフネなら適正は有りそう。上がりの出るタイプなだけに外差し馬場なら上位に食い込む可能性もある。

 

ステラヴェローチェ(牡4)(57)

【短評】出走してこないとは思うが、もし出てきたら疲れなど度外視で重い印は必須。ただ旬な馬だけに人気になるだろうし、馬券的妙味を考え軸にはしないで相手までの評価に留めたい。

 

 

 

タガノディアマンテ(牡6)津村明秀(56)

【短評】昨年のAJCC以来約1年ぶりのレースとなる。こちらはコース適正と言うよりも今回は距離がどうか?3000m前後の長距離を得意としているだけに、長期休み明けで2000mでは追走に苦労しそう。ここを叩いてダイヤモンドSで勝負といったところだろう。

 

トーセンスーリア(牡7)横山和生(57.5)

【短評】昨年の函館記念の覇者。斤量57.5キロは仕方ないが馬自身はこの斤量でカンカン泣きはしないだろう。中山での好走歴もあるし、重賞の函館で勝って新潟で2着とコースは問わないイメージだが、父ローエングリンなら中山がベストなのではないか?距離もベストだし、斤量の見込まれたハンデ戦とはいえGⅢのこのくらいの距離ならいつでも主役を張れる。

 

ヒートオンビート(牡5)横山武史(56)

【短評】大好きなマルセリーナの仔。距離はもう少し長い方がベストなのだろうが許容範囲。コースも問わないし初の中山も大丈夫だろう。前走チャレンジCで2着になったことにより、人気になりそうだがまだまだ信用できるほどの力は無い。ここで負けて日経賞で狙いたい馬だが、流石に無印は危険か。

 

ヒンドゥタイムズ(牡6)M.デムーロ(56.5)

【短評】一昨年はオープン昇格後に七夕賞4着、チャレンジC3着と重賞で好走していた馬。昨年は初戦のリステッドは勝ちきったが、その後の2戦は結果を残せていない。ただ前走の中日新聞杯は休み明けと斤量を考えれば着順ほど負けていないし、どちらかと言えば右回りの方が結果が出ているので今回改めてといったところ。父ハービンジャーというのもプラス。

 

レッドガラン(牡7)斎藤新(56)

【短評】距離2000mはギリギリでマイルの方が良さそうなだけに昨年同様、西の金杯の方が良さそうに思う。重賞では結果は出ていないが、相手なりに好走するのか大きくは負けていない。だが重賞以外でも勝ちきれないだけに距離に不安のある今回の重賞では大きく負ける可能性が高い。父ロードカナロアなのでやはりマイルの方が良いのでは?

 

ロザムール(牝6)北村宏司(53)

【短評】昨年の4着馬で中山牝馬Sと七夕賞で2着。今回の条件はもちろん合っているし、斤量も昨年から1キロ増えるが、七夕賞と同斤の53キロなら大丈夫。オールカマーとエリ女の凡走は相手のレベルが高かったと割り切って度外視すれば今回は全然狙える。ただハナをきりたい馬なのでシャムロックヒルなどの同型馬との兼ね合いが鍵となりそうで展開に注文が付く。単騎ですんなりなら馬券には絶対必要なのだが。

 

 

 

《抽選対象馬》

コスモカレンドゥラ(牡6)未定(54)

【短評】2歳の頃はホープフルSでサートゥルナーリアの4着があるとはいえ、それ以外に目立った実績は無く、昨年の中山記念で6着が精一杯。上位との力の差は明らかですし近走の成績からもここで馬券に必要かと言うと圧倒的に材料が非常に少ない。抽選対象だが出てきてもいらないだろう。

 

ブレステイキング(牡7)未定(54)

【短評】同じ抽選組ならコスモカレンドゥラよりこちら。斤量54キロは楽。本質は東京コース向きだろうが小回りでも対応できる。昨年は全く結果を残せていないが重賞実績もそこそこあるし軽斤量を武器に一発あっても驚けない。

 

第71回中山金杯(GⅢ)中山競馬場(芝2000m)は1/5(水)に行われます。当日までしっかり予想をして悔いのない馬券を買いましょう。