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【スペシャルグルーヴの20】シルクホースクラブ出資候補馬② 2021年

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スペシャルグルーヴの20 父ドレフォン

予想募集額2500万円 一口価格50000円

募集額2400万円 一口価格48000円 藤岡健一

 僅かながらですが予想額を下回りました。新種牡馬として今年デビュー年を迎えたドレフォン。米国の種牡馬を日本に導入すると最初は『日本の芝にも適応できそう』という言葉が聞こえてきます。しかし結局蓋を開けてみたらダートが主戦場になりがちです。ドレフォンもその類の可能性が高いと思っていたところ、芝で下ろす産駒も多く、それだけではなく結果も残しています。決してダートよりも芝の方が適正があるとまでは言えませんが、芝がからっきしダメではなさそうです。本馬は母系が生粋の芝馬という事もあって、芝でも結果を出せる可能性は十分に秘めていますし、何せエアグルーヴのひ孫ですからね。少なくともデビュー戦は芝でしょう。そして半兄には重賞で活躍しているグルーヴィットも出していますし、ある程度の活躍は期待できそうです。予算が少なく実績も無い会員様はこういった馬に抽優を使って確実に確保しておく作戦もありだと思います。通常申込みではごく少口数を奪い合う椅子取りゲームが繰り広げられそうですが、そこに参加するかどうかじっくりと考えたいと思います。

【リミニの20】シルクホースクラブ出資候補馬① 2021年

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リミニの20 父モーリス

予想募集額2000万円 一口価格40000円

募集額2500万円 一口価格50000円 国枝栄

 非常に悩ましい上回り方です。物凄く思い入れのある馬で、半姉のバルレッタにももちろん申し込みました。(抽選でハズレ)母リミニの仔はどんな種牡馬を付けようが出資候補です。しかし、バルレッタが父エピファネイアで2400万円でしたので、まさかこの額を上回るとは思っていませんでした。世間ではモーリスの評価は上がっているのでしょうか?私にはピンときていませんが。この価格設定には国枝先生というプラスアルファが入っていると考えて目を瞑るしかありません。あとは馬の出来を見てから考えたいと思います。

 

【エクストラノート】川崎で3勝目 中央復帰だ

ノルマンディーオーナーズクラブで出資している愛馬エクストラノートが川崎で3勝目をあげ、中央復帰が決まりました。

 

2021.7.6(火)川崎6R C2 一ニ三組 ダート1500m

優勝エクストラノート

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 中央で勝ち上がれず、川崎に転厩してから約10ヶ月。ようやく川崎で3勝目をあげ、中央復帰の時が来ました。ノルマンディーオーナーズクラブの現4歳世代では募集時1番人気だったエクストラノート。オメガパフュームの半弟ということで注目を浴びていましたが、気性難が影響し中央では勝ち上がることができませんでした。川崎に転厩して序盤こそ躓きましたが、2着、3着、1着、1着で1月の末時点で4戦2勝と中央復帰にリーチをかけていました。しかしここから足踏みをしてしまい、3月1日のレースで3連勝を決めるかと思いきや3着。その後も2着、2着といまいち勝ちきれないレースが続きましたが、ついに7月6日に勝ち星をあげることができました。川崎での成績は8戦3勝、2着3回、3着2回。着度数は3-3-2-0と複勝率100%。負けたレースも多かったですが、堅実に走ってくれたことには満足していますし、馬に感謝しなければいけませんね。中央に復帰したらワンターンの距離より馬場を1周走る1800mくらいで出走してほしいです。エクストラノートは6月8日生まれの超超超超遅生まれですので、現在4歳の夏ですが馬の体や心はまだ3歳の冬でしょう。まだまだこれからですし、偉大な兄に少しでも近づけるように、まずは中央で1勝。夢は重賞制覇といきましょう。

ありがとうエクストラノート。これからも頑張れエクストラノート。

 

 以下、ノルマンディーオーナーズクラブ公式コメントです。

近況

2021/7/6(川崎競馬場)馬体重:477
★7/06(火)川崎・C2(一)(二)(三)(ダ1500m)和田譲治騎手 結果:優勝

3勝目を挙げ、JRAへの再登録の要件を満たしました。
このレースを最後にNARの馬登録を抹消し、JRAへの再登録をおこないます。
なお、新たな預託先、それに伴う移動等のスケジュールにつきましては、改めてお知らせいたします。

「当初予定していた町田直希騎手(疾病)から和田譲治騎手に変更。外を回し過ぎだし、早めに動き過ぎとも思いましたが、最後の直線では突き放す一方。多少早めに動いてでも、砂を被らないポジションをキープして、気持ち良くスムーズに走らせてあげた方が良いですね。末脚は目を見張るもので、凄いキレだったと思います。2連勝の後、なかなか3勝目を挙げることができませんでした。モタモタしてすみませんでした」(内田勝義調教師)

 

※ノルマンディーオーナーズクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、動画、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://www.normandyoc.com/sp/

《シルクホースクラブ》2021年度 募集馬検討⑤

シルクホースクラブ募集馬(1歳馬)募集額&預託厩舎確定。

 

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 シルクホースクラブの1歳馬リストが出ましたので、出資候補馬を更に絞っていきたいと思います。

 

《出資候補馬》

※上段が予想額で下段が確定額です。

 

ロゼリーナの20 父エピファネイア

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額4000万円 一口価格80000円 和田正一郎

 募集額は予想額を1000万円上回る結果となりました。父は今話題の種牡馬ですし、母は薔薇一族ですからね。この価格でも確実に売れるでしょう。ただ、出資する側としては個々の馬に対しての予算のボーダーというものがあります。物凄く思い入れのある馬へは予算のボーダーも上がります。私は基本的には牡馬70000円、牝馬50000円が基本的なボーダーです。思い入れが強ければこのボーダーは上がります。本馬は母系は魅力的なのですが、父エピファネイアは個人的にはそこまで評価していません。評価していないというよりは好みではないと言った方が正しいですね。ですのでこの募集額はボーダーを超えてしまっていますし、今後ウォーキング動画や馬体を見て、どれだけ良いと思っても価格の面でボーダーを超えてしまっていては出資するまでには至りません。

 

モルジアナの20 父スクリーンヒーロー

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額4000万円 一口価格80000円 木村哲也

 こちらもロゼリーナの20同様、予想よりも1000万円高い募集額でした。半姉のコラリンはダイワメジャーの牝馬で2000万円でしたからダイワメジャーの牡馬でも3500万円くらいでしょう。それがスクリーンヒーローで4000万円はちょっとやり過ぎと感じてしまいます。調べてみると2018年のダイワメジャーの種付料は500万円、2019年のスクリーンヒーローの種付料は600万円。確かにスクリーンヒーローの方が100万円高いのですが、個人的には優劣はつきません。適正距離に差はあるでしょうが、流石に4000万円では手が出ません。父スクリーンヒーロー×母サマーハの牡馬でしたら即決ですが。

 

サダムグランジュデの20 父シルバーステート

募集額2400万円 一口価格48000円

募集額2400万円 一口価格48000円 音無秀孝

 こちらは予想通り。音無先生は個人的に好きですし、何と言ってもシルバーステート産駒の牡馬は誰もが欲しいでしょう。兄姉に大物は出てませんが、兄の2頭は勝ち星をあげていますし、スクリーンヒーローとヘニーヒューズからシルバーステートに替わるのは非常に期待できそうです。シルバーステートはいかにもTHEサンデーという種牡馬のイメージなので、ここで大物が出てもおかしくありません。もちろん出資候補として残しますが、通常申込みでは抽選確実でしょう。さすがに抽優が200を超えるとは思えませんので、あとは神に祈るのみです。

 

トレジャーステイトの20 父ダイワメジャー

募集額2500万円 一口価格50000円

募集額3000万円 一口価格60000円 林徹

 予想額を500万円上回りましたが、ダイワメジャーの牡馬で60000円ならある程度売れそうです。個人的にはこの血統ですと60000円は少し高く感じてしまいますし、予想額の50000円だったら動きと馬体見てという感じでした。母のトレジャーステイトは愛馬リンドラゴの半姉ということで、本馬はリンドラゴの甥に当たります。少なからず思い入れもありますし、注目していたのですが、予算のボーダーを超えてしまった為、残念ながら出資候補からは外したいと思います。

 

 

ヴァフラームの20 父ドゥラメンテ

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額4000万円 一口価格80000円 清水久詞

 予想額が低かった気もしますが1000万円上回ってしまいました。私の出資候補馬のドゥラメンテ産駒の中で予想額が1番安かった牡馬です。その理由は初仔ということと、近親に大物がいないということ。母方はマイケイティーズの牝系ですので期待できるはずなのですが、結局アドマイヤムーンだけといった感じです。マイケイティーズの牝系は良いと言われますし、毎度騒がれますが実際の結果とはギャップを感じます。母ヴァフラームの半姉のハーモニーフェアはキャロットクラブで出資していた馬であり、本馬はそのハーモニーフェアの甥に当たります。思い入れもありますがワンパンチ足りない印象です。今後ドゥラメンテの牡馬は4000万円以上が当たり前になりそうですね。一口80000円以上ですので相当惚れ込まないと手を出しにくいですね。ドゥラメンテ好きとしては父がドゥラメンテというだけで出資候補なのですが、特に牡馬は今後熟考が必要になるでしょう。

 

コーステッドの20 父ドゥラメンテ

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額3000万円 一口価格60000円 池上昌和

 こちらは予想通りですが、ある程度評価は高くしていました。評価した理由は母がBCジュベナイルフィリーズターフの2着馬ということ。この1点に尽きます。これが売り文句になるはずです。しかし、初仔のダノンベルーガはまだデビュー前ですし、分からないことが多過ぎます。父ドゥラメンテは非常に魅力的なのですが、いかんせん参考材料が少ないです。今後ウォーキング動画や馬体を見て惚れ惚れしたとしても出資までには至らないでしょう。

 

テルアケリーの20 父ドゥラメンテ

募集額4000万円 一口価格80000円

募集額4000万円 一口価格80000円 鹿戸雄一

 こちらも予想通りでした。評価した理由は血統です。母父のタピットにはエーピーインディとアンブライドルドが入っており、母母にはストームキャットが入っています。母テルアケリー自身も米国GⅠを勝っており、その母にドゥラメンテを配合ということでまさに走りそうな血統です。兄姉は大物こそいないもののコンスタントに結果を出していますので、ドゥラメンテの牡馬で覚醒する可能性は秘めていると思います。価格が価格なので即決ではありませんが、最終候補まで残していい馬だと思っております。

 

プラウドスペルの20 父ドゥラメンテ

募集額4000万円 一口価格80000円

募集額3000万円 一口価格60000円 野中賢二

 イメージ先行なのでしょうか?プラウドスペルの仔が牝馬とはいえ3000万円?ここまでで初めて予想を下回る募集額です。ドゥラメンテの牝馬で3000万円はコーステッドの20と同じですが断然こちらでしょう。プラウドスペルと言ったら日本で初の種付けとなったディープインパクトの仔グレートウォリアーとその全弟プランドラーです。両馬ともサンデーレーシングで1億5000万円で募集された超期待馬でした。サンデーレーシングの会員でなくともPOGをやってる人なら知らない人はいないでしょう。募集時にはダービーを意識できる好素材馬でした。結果的には未だ重賞勝ちも無く、グレートウォリアーに関してはダートの短い所に路線を変更しています。しかしグレートウォリアー4勝、プランドラー2勝と勝ち星もあげていますし、デビューした兄姉5頭中4頭勝ち上がりですから本馬も勝ち上がれる可能性は非常に高いでしょう。基本的にディープインパクトを配合されてきた母ですが、父がドゥラメンテに変わったことでプラスアルファが加われば重賞制覇も夢ではありません。そのプラスアルファはエアグルーヴの血だと思っています。そして1つ上の兄はまだデビュー前ですが、父ドゥラメンテですので本馬の全兄になります。どの程度活躍するのか見てから判断したいのが本音ですが、もし活躍したらこの価格では買えないですから活躍を期待して先物買いしてもいいと思います。どの程度の人気になるかは読めませんが実績無い人は抽優必須ですね。

 

リアアントニアの20 父ドゥラメンテ

募集額7000万円 一口価格140000円

募集中止

 ドラフト1位候補。間違いなく本年度の募集馬で最有力と目されていた馬でした。(個人的主観)何があったのかはわかりませんが、追加募集でラインナップされてきたら大人気でしょうね。非常に残念です。

 

スペシャルグルーヴの20 父ドレフォン

募集額2500万円 一口価格50000円

募集額2400万円 一口価格48000円 藤岡健一

 僅かながらですが予想額を下回りました。新種牡馬として今年デビュー年を迎えたドレフォン。米国の種牡馬を日本に導入すると最初は『日本の芝にも適応できそう』という言葉が聞こえてきます。しかし結局蓋を開けてみたらダートが主戦場になりがちです。ドレフォンもその類の可能性が高いと思っていたところ、芝で下ろす産駒も多く、それだけではなく結果も残しています。決してダートよりも芝の方が適正があるとまでは言えませんが、芝がからっきしダメではなさそうです。本馬は母系が生粋の芝馬という事もあって、芝でも結果を出せる可能性は十分に秘めていますし、何せエアグルーヴのひ孫ですからね。少なくともデビュー戦は芝でしょう。そして半兄には重賞で活躍しているグルーヴィットも出していますし、ある程度の活躍は期待できそうです。予算が少なく実績も無い会員様はこういった馬に抽優を使って確実に確保しておく作戦もありだと思います。通常申込みではごく少口数を奪い合う椅子取りゲームが繰り広げられそうですが、そこに参加するかどうかじっくりと考えたいと思います。

 

アルビアーノの20 父ハーツクライ

募集額3500万円 一口価格70000円

募集額4000万円 一口価格80000円 木村哲也

 こちらはやはり上回ってきたかという印象です。母アルビアーノは重賞を2勝、NHKマイルC2着、高松宮記念3着と現役時に実績を残したスピード馬でした。初仔のドゥラメンテの牝馬アヴェラーレもデビューから2連勝してこれからの活躍も十分期待できます。そのアヴェラーレが牝馬ながら3000万円の募集額でしたのでハーツクライに替わった本馬の募集額4000万円は決して高くなく適切なのだと思います。先日種牡馬の引退が発表されたハーツクライは2020年の種付頭数が2019年と比べて激減しており、来年の1歳馬に出資の機会が回ってくるかは微妙なところです。ですので、実質ラストチャンスと捉えても良いと思います。ハーツクライ好きの方は逃さぬよう頑張るしかないですね。ただ、私は同じハーツクライならピラミマの20の方に魅力を感じているので、こちらは出資候補馬から消したいと思います。

 

ピラミマの20 父ハーツクライ

募集額5000万円 一口価格100000円

募集額4500万円 一口価格90000円 高野友和

 上記アルビアーノの20のコメントでも触れましたが、ハーツクライ産駒ではこちらが本命です。募集額が予想額を大きく上回る結果となった場合にはアルビアーノの20も考えようと思っていましたが、予想額を下回り出資のチャンスが巡ってきました。毎年ピラミマの仔には出資を検討していましたが、抽優を使っても抽選必至でしたので泣く泣く諦め、抽優は確実に取れる馬に使っていました。通常申込みでは絶対に取れない馬でしたので、一度も縁がありませんでした。今年は抽優馬候補として考えてたリアアントニアの20が募集中止になった事もあり、更にこちらに気持ちが向いてきました。ピラミマももう高齢の部類に入ってきましたので、今回は抽優馬候補として挑みたいと思います。

 

グリューネワルトの20 父モーリス

募集額4000万円 一口価格80000円

募集額5000万円 一口価格100000円 池添学

 予想額を1000万円上回ってきました。半姉ディアンドルの活躍が理由でしょうが、ディアンドルの全弟のコンジャンクションが4000万円募集でしたから、父がモーリスに替わって1000万円上乗せでは手が出ません。もしかしたら出来が物凄く良いのかもしれませんが、それでも私はこの馬に10万円は出せません。募集額を4000万円と予想しましたが、リアルに出資したいと思う募集額は3000万円、一口60000円までです。父がルーラーシップからモーリスに替わったのは私にとってかなりのマイナスです。

 

リミニの20 父モーリス

募集額2000万円 一口価格40000円

募集額2500万円 一口価格50000円 国枝栄

 非常に悩ましい上回り方です。物凄く思い入れのある馬で、半姉のバルレッタにももちろん申し込みました。(抽選でハズレ)母リミニの仔はどんな種牡馬を付けようが出資候補です。しかし、バルレッタが父エピファネイアで2400万円でしたので、まさかこの額を上回るとは思っていませんでした。世間ではモーリスの評価は上がっているのでしょうか?私にはピンときていませんが。この価格設定には国枝先生というプラスアルファが入っていると考えて目を瞑るしかありません。あとは馬の出来を見てから考えたいと思います。

 

アイムユアーズの20 父リアルスティール

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額4000万円 一口価格80000円 斉藤崇史

 予想額を1000万円上回ってきました。POGで毎年人気になる母なので期待は大きいでしょう。今までの産駒でクラブで募集されたのは2頭で、父オルフェーヴルの牝馬モーベットが3500万円、父ドゥラメンテの牝馬オールユアーズが4000万円でした。牝馬としては2頭とも高額でしたが、本馬の父は新種牡馬リアルスティールです。個人的には非常に期待している種馬なのですが、まだ実績は無いですし、初年度の種付料は200万円です。私の予想額3000万円は的を射ていると思っています。牝馬で一口80000円は安くないですし、父への期待度を加味しても手が出せる価格ではありませんので潔く諦めたいと思います。

 

ロザリンドの20 父リアルスティール

募集額5000万円 一口価格100000円

募集額6000万円 一口価格120000円 木村哲也

 こちらも予想額を1000万円上回ってきました。父のリアルスティールは相当評価されているのでしょうか?母ロザリンドはエピファネイアの全妹で青葉賞馬オーソリティを出しています。シーザリオの直仔のロザリンドは今後日本を背負って立つ名繁殖牝馬となる可能性も十分にあります。ロザリンドの仔は全てクラブで募集されていて、初仔のルーラーシップの牡馬アーデンフォレストが3500万円、オルフェーヴルの牡馬オーソリティが4000万円、スクリーンヒーローの牝馬アルドゥエンナが3000万円でした。オーソリティが青葉賞を制したのが2020年ですので、父が新種牡馬でも今年募集の本馬の価格は高騰するだろうと予想できました。それでも父リアルスティールの種付料は200万円です。募集額5000万円が妥当だろうと思っていましたが、まさかの6000万円。私には全く手が出せませんが、この強気な価格設定ですので大きいところも狙える馬かもしれません。走らなかったら大ブーイングですが大物を狙う方は抽優使ってでも出資したい馬でしょうね。

 

 

アルジャンテの20 父ルーラーシップ

募集額2500万円 一口価格50000円

募集額3500万円 一口価格70000円 中内田充正

 ルーラーシップの仔は毎年のように出資しています。今年のルーラーシップ産駒で私の最有力馬が本馬でした。母アルジャンテはシルクホースクラブで募集されたディープインパクト産駒で、現役時に4勝をあげました。本馬はアルジャンテの初仔になります。母に出資していた会員様もいらっしゃいますし、父ルーラーシップ×母父ディープインパクトという最近話題の好配合ですので人気は非常に高そうです。そして厩舎は早めから結果を出せる中内田先生なら誰も文句はないでしょう。馬体を見るまでもなく大人気の1頭だと思います。この血統なら初仔でも募集額3500万円、一口70000円も納得できる方は多いかと思いますが、私は予想額を大きく上回っている以上出資するまでには至りません。

 

スナッチマインドの20 父ルーラーシップ

募集額2000万円 一口価格40000円

募集額2000万円 一口価格40000円 武市康男

 ルーラーシップの最有力アルジャンテの20を諦めざるを得なかったのなら次に有力なのが本馬でしょう。募集額は予想通りとなり納得できますし、こちらも父ルーラーシップ×母父ディープインパクトです。全姉のダブルスナッチは初仔で小柄な牝馬ですが1勝をあげていますし、2番仔となる本馬には更に期待できそうです。馬体が鍵となりそうですので、そこはチェックが必要ですが、最低でも全姉より大きく出てくれれば言うことありません。抽優を使うかどうかはまだわかりませんが、他の出資候補馬への申込み数などを考慮し、是非とも出資したい馬の1頭であることは確実です。

 

ブレッシングテレサの20 父ルーラーシップ

募集額1800万円 一口価格36000円

募集額1600万円 一口価格32000円 奥村豊

 こちらもスナッチマインドの20と同様、ルーラーシップの牝馬です。募集額は予想額を下回りました。1600万円募集のルーラーシップ牝馬で奥村豊先生と言えばディアンドルと全く同じです。そこに気付いた方は、これは何かの縁だと出資に踏み切る材料にしても良いのではないでしょうか?安価な馬ですし、通常申込みでも比較的出資しやすそうです。ルーラーシップの本線はスナッチマインドの20がいますし、本馬は初仔なので、未知な部分が多いです。父ルーラーシップは良いのですが母系に特に魅力を感じない為、出資候補としては足りないところです。

 

 

 募集額が発表されたので、出資候補馬19頭の取捨選択をし、7頭まで絞りました。ですが、ここで全リストを今一度見直してみると、募集額が予想より安く、この価格なら出資したいと思わせてくれる馬が数頭現れましたので、こちらの馬も出資候補馬として追加いたします。

 

ドントテルソフィアの20 父リアルスティール

募集額2000万円 一口価格40000円 菊沢隆徳

 こちらは一度出資候補馬となりながらも当ブログの出資馬検討②で出資候補から除外された馬です。母方への思い入れが無かったことが最大の要因です。しかし個人的に大注目のリアルスティール産駒で出資候補馬として残っていたロザリンドの20とアイムユアーズの20が共に募集額が予想を上回り、出資候補から消えてしまったことにより、改めて本馬にスポットライトがあたりました。本馬の募集額2000円は決して安くはないですが、妥当な価格だと思います。これまで母の産駒は2頭いますが、未だJRAでの勝利はありません。1つ上の半姉テルヌーラはディープインパクトの牝馬でしたが7戦0勝と結果は出ませんでした。しかしこの7戦中6戦で掲示板を確保しており、何か1つ加われば勝ち上がる産駒が出てもおかしくありません。そのテルヌーラが産まれてから2年間空胎となったのちに産まれたのが本馬です。空胎により母に活力が戻り、父がリアルスティールに替わったことでストームキャットの血が加わりました。母は輸入されて、ディープインパクトを付けられたように期待されていた繁殖であることは言うまでもありません。もちろん一度は出資候補馬から除外した馬なので、まだ出資するかどうかまではわかりませんが、馬体や動きを観てからでも遅くないと思い、出資候補馬として追加させていただきます。

 

オーロラエンブレムの20 父サトノクラウン

募集額2000万円 一口価格40000円 宮田敬介

 今まで一度も触れてこなかった馬ですが、コスパが非常に良く、個人的に魅力たっぷりでしたので初めて紹介いたします。母オーロラエンブレムは秋華賞馬ブラックエンブレムの仔で父はディープインパクト。シルクホースクラブで5000万円で募集された超良血の期待馬でした。現役時の成績は8戦0勝と勝ち上がることはできませんでしたが、着度数は0-1-2-5で掲示板内に5度入っていることからも競走能力が全く無かったわけではなさそうです。デビュー済の兄妹は6頭いて全ての兄妹が2勝以上あげている超優秀なファミリーです。その中でもブライトエンブレムとウィクトーリアが重賞馬となり、アストラエンブレムは2度の重賞2着を含むJRA7勝馬です。兄妹6頭で重賞2勝を含む、JRA19勝しています。その中で唯一1勝もできなかったのが本馬の母オーロラエンブレムです。確かに兄妹の実績と比べるとオーロラエンブレムだけ良くないのは事実ですが、ポテンシャルは相当なもので、兄妹にGⅠ馬こそ出ていないですが、日本を代表するエアグルーヴやシーザリオのファミリーに対抗できるくらいの素質は秘めている可能性も十分あります。そんなオーロラエンブレムの初仔が本馬です。初仔は少し嫌い気味の私ですが、これだけ分かりやすい血統馬で尚且つ高額馬でないのであればむしろ大歓迎です。産駒が結果を出してしまってからでは価格が高騰してしまいますからね。先物買いです。まさにロザリンドと似ていますね。オーソリティを出資した会員様は先物買いが上手かったと言えるでしょう。そして母オーロラエンブレムに迎え入れられた父が新種牡馬のサトノクラウンです。サンデーサイレンスの血が一滴も入ってない種牡馬になります。皆さんはサトノクラウンをどう評価していますか?現役時で1番印象に残っているのはやはり宝塚記念の勝利でしょうか?本命のキタサンブラックを破り国内GⅠ初制覇を成し遂げました。次走の天皇賞秋ではキタサンブラックにリベンジされてしまいますが、水が浮くような不良馬場の中、僅差の2着と奮闘したのも印象深かったですよね。または前年、初のGⅠ制覇となった香港ヴァーズの勝利も記憶に残ってると思います。と上記3レースは共にサトノクラウンが力を発揮しやすかったレースだったと言えるでしょう。非サンデー系の馬が得意とする宝塚記念、海外レース、不良馬場。ダービーこそ3着に好走しましたが、良馬場で行われた天皇賞秋やジャパンカップでは惨敗を期したように、日本の主流血統とは一線を画すレースで実績を残してきました。そもそもサトノクラウンは丸外ですので、海外のレースで活躍した外国馬が種牡馬として日本に輸入されてきたような馬です。しかし、私がサトノクラウンの種牡馬としての魅力を感じている部分はここまで紹介した実績ではなく、デビュー戦からダービーまでの5戦を評価してのものです。当時、クラシックを狙うべき馬が結果を残していて、春に直結する秋の東京競馬場の芝1800mでデビュー戦を飾り、同条件の東京スポーツ杯2歳Sを連勝。そして皐月賞のトライアル弥生賞も制して3戦3勝で皐月賞に向かいました。皐月賞では6着に敗れてしまいましたが、相手はドゥラメンテ、リアルスティール、キタサンブラックといった後の名馬ばかり。忘れてはいけないのは、このレベルの高い皐月賞でサトノクラウンが1番人気の本命馬だったこと。古馬になってからの活躍よりもクラシックの初戦で本命に推されていた事実を忘れてはいけません。その後のダービーでは得意とされない舞台で能力のみで3着と好走しました。そしてサトノクラウンが種牡馬として成功する為の最大の武器はサンデーサイレンスの血を一滴も持っていないことです。同じ里見オーナーの馬で3歳時に皐月賞3着、ダービー2着、菊花賞1着、有馬記念1着の結果を残し、最優秀3歳牡馬の称号を獲得したサトノダイヤモンドもサトノクラウンと同じ年に種牡馬デビューとなります。しかしサトノダイヤモンドは父がディープインパクトの為、繁殖牝馬が限られます。近年サンデーサイレンスの孫の牝馬が繁殖に多いことから、モーリスやエピファネイアが人気となりサンデーの4×3が主流に成りつつありますので、サンデーの3×3になってしまうサトノダイヤモンドは不利な状況が続くでしょう。サトノダイヤモンドのようにサンデーサイレンスの孫にあたる種牡馬は数も多いですから尚更です。しかしサトノクラウンには関係ありません。実績さえ残せば、今後種付頭数も繁殖の質も右肩上がりは確実です。上記で示した素質を産駒に伝えることができれば種牡馬として成功する可能性は非常に高いと思っています。そんな種牡馬として成功の可能性が高いサトノクラウンに実績豊富な牝系の母オーロラエンブレムの初仔が本馬になります。未知数な部分が多いだけに物凄く人気になることは無いと思います。ただ、母はシルクホースクラブで募集された馬なので、出資されていた会員様は問答無用で出資されると思います。あとは初仔なので馬体の大きさが鍵となります。そればかりは今はわかりませんし、募集開始時に小さくてもデビューまでに成長する可能性もあります。一応馬体をチェックし、大きな問題がなければ間違いなく申し込もうと思える馬です。

 

ネオヴィクトリアの20 父サトノクラウン

募集額2200万円 一口価格44000円 大久保龍志

 こちらもオーロラエンブレムの20同様、今まで一度も触れてこなかった馬です。母ネオヴィクトリアの父はディープインパクトで本馬の父はサトノクラウンです。オーロラエンブレムの20とほとんど同じ配合ですので、父サトノクラウンの魅力はオーロラエンブレムの20のコメントを読んでいただけたら幸いです。こちらでは割愛し、母のお話をします。本馬は母ネオヴィクトリアの10歳時の仔で3番仔になります。兄姉は2頭いますがデビューは初仔のグランデモナルカのみで父はロードカナロアです。グランデモナルカは3歳の6月に6戦目でようやく勝ち上がったばかりですし、勝ち上がりがダートということでそこまで強調できる材料はありません。まだデビュー前の半姉ナウヴィクトリアの父はリーチザクラウンです。サンデーの3×3ですので、こちらも強調できる材料は少ないです。やはりサンデーの血を濃く持つ牝馬には非サンデーの種牡馬の方がベターですので、初仔のグランデモナルカのようにロードカナロアを付けるのがベストと言えるでしょう。現在非サンデー系種牡馬で有力とされているリーディング上位種牡馬は、ロードカナロア、ルーラーシップ、キングカメハメハ、クロフネ、エイシンフラッシュで外国馬ではハービンジャー、バゴ、ノヴェリスト、ドレフォンといったところでしょうか?キングカメハメハとクロフネは既に種牡馬としての役割を終えていますし、バゴは高齢馬ですので、キングカメハメハ系のロードカナロアとルーラーシップの天下が続くでしょう。しかし上記種牡馬で日本のクラシックを制したのはエイシンフラッシュのみで、本馬の父サトノクラウンが割って入っても全く不思議ではありません。むしろポテンシャルでは、ずば抜ける可能性すら秘めています。結局サトノクラウンの話になってしまいましたので母の話に戻します。上記の通り母ネオヴィクトリアからは勝ち上がり馬こそ出てはいるもののまだ未知数の部分が多いです。しかし母の牝系を見ていくと本馬の曽祖母にマリスターⅡの名があります。マリスターⅡはベッラレイアの母です。ですので本馬の祖母ピンクリップスはベッラレイアの半姉になります。曽祖母マリスターⅡ、祖母ピンクリップス、母ネオヴィクトリアと親仔3代に渡りノーザンファームで管理されています。ネオヴィクトリアの初仔のグランデモナルカはサンデーレーシングで4000万円で募集されたほどの期待馬です。改めてファミリーを見てみるとノーザンファームの縁の血統ですので、相当期待されているのが分かります。そして最も気になるのが募集額です。血統的にははっきり言ってオーロラエンブレムの20の方に魅力を感じているのですが、こちらはオーロラエンブレムの20より200万円高い2200万円での募集です。父サトノクラウン×母父ディープインパクトとほとんど同じ血統の牡馬に200万円の差があるのです。勝手な個人的な見解として書きますが、2200万円という募集額は2000万円に200万プラスアルファしたような金額です。もしオーロラエンブレムの20の出来が悪いとか、初仔だからとかオーロラエンブレムの20のマイナス面を募集額に反映させるのであれば、1800万円で募集してネオヴィクトリアの20を2000万円で募集するのではないでしょうか?オーロラエンブレムの20はネオヴィクトリアの20より【下】ではなく、単純にオーロラエンブレムの20よりネオヴィクトリアの20の方が【上】という評価だと思っています。もしそうだとしても私はオーロラエンブレムの20の方に魅力を感じていますが、もちろん無視することはできません。父サトノクラウン×母父ディープインパクトは今後トレンドとなる配合で非常に期待していますので、こちらも最終候補まで残したいと思います。

 

 

《出資候補馬10頭》

サダムグランジュデの20 父シルバーステート

募集額2400万円 一口価格48000円 音無秀孝

 

テルアケリーの20 父ドゥラメンテ

募集額4000万円 一口価格80000円 鹿戸雄一

 

プラウドスペルの20 父ドゥラメンテ

募集額3000万円 一口価格60000円 野中賢二

 

スペシャルグルーヴの20 父ドレフォン

募集額2400万円 一口価格48000円 藤岡健一

 

ピラミマの20 父ハーツクライ

募集額4500万円 一口価格90000円 高野友和

 

リミニの20 父モーリス

募集額2500万円 一口価格50000円 国枝栄

 

スナッチマインドの20 父ルーラーシップ

募集額2000万円 一口価格40000円 武市康男

 

ドントテルソフィアの20 父リアルスティール

募集額2000万円 一口価格40000円 菊沢隆徳

 

オーロラエンブレムの20 父サトノクラウン

募集額2000万円 一口価格40000円 宮田敬介

 

ネオヴィクトリアの20 父サトノクラウン

募集額2200万円 一口価格44000円 大久保龍志

 

 

 現時点での出資候補馬10頭が出揃いました。どの馬も期待できそうですし、10頭全てに出資したい気持ちです。しかしそうはいきませんので7/19に発表されるカタログを見て最終判断したいと思います。またカタログを見て、新たに出資候補に名乗りをあげる馬もいるかもしれませんので、その際はまた紹介させていただきます。

 

長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

《シルクホースクラブ》2021年度 募集馬検討④

2021年度シルクホースクラブの募集馬リストが確定いたしました。

 

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関東入厩予定馬

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関西入厩予定馬
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 早速ですが、募集額が発表されましたので、前回予想したものと照らし合わせてみましょう。

 

《募集額予想と確定》出資候補馬19頭

※上段が予想額で下段が確定額です。


ロゼリーナの20 父エピファネイア

募集額4000万円 一口価格80000円

募集額4000万円 一口価格80000円 和田正一郎

 

モルジアナの20 父スクリーンヒーロー

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額4000万円 一口価格80000円 木村哲也

 

サダムグランジュデの20 父シルバーステート

募集額2400万円 一口価格48000円

募集額2400万円 一口価格48000円 音無秀孝

 

トレジャーステイトの20 父ダイワメジャー

募集額2500万円 一口価格50000円

募集額3000万円 一口価格60000円 林徹

 

ヴァフラームの20 父ドゥラメンテ

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額4000万円 一口価格80000円 清水久詞

 

コーステッドの20 父ドゥラメンテ

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額3000万円 一口価格60000円 池上昌和

 

テルアケリーの20 父ドゥラメンテ

募集額4000万円 一口価格80000円

募集額4000万円 一口価格80000円 鹿戸雄一

 

プラウドスペルの20 父ドゥラメンテ

募集額4000万円 一口価格80000円

募集額3000万円 一口価格60000円 野中賢二

 

リアアントニアの20 父ドゥラメンテ

募集額7000万円 一口価格140000円

募集中止

 

スペシャルグルーヴの20 父ドレフォン

募集額2500万円 一口価格50000円

募集額2400万円 一口価格48000円 藤岡健一

 

アルビアーノの20 父ハーツクライ

募集額3500万円 一口価格70000円

募集額4000万円 一口価格80000円 木村哲也

 

ピラミマの20 父ハーツクライ

募集額5000万円 一口価格100000円

募集額4500万円 一口価格90000円 高野友和

 

グリューネワルトの20 父モーリス

募集額4000万円 一口価格80000円

募集額5000万円 一口価格100000円 池添学

 

リミニの20 父モーリス

募集額2000万円 一口価格40000円

募集額2500万円 一口価格50000円 国枝栄

 

アイムユアーズの20 父リアルスティール

募集額3000万円 一口価格60000円

募集額4000万円 一口価格80000円 斉藤崇史

 

ロザリンドの20 父リアルスティール

募集額5000万円 一口価格100000円

募集額6000万円 一口価格120000円 木村哲也

 

アルジャンテの20 父ルーラーシップ

募集額2500万円 一口価格50000円

募集額3500万円 一口価格70000円 中内田充正

 

スナッチマインドの20 父ルーラーシップ

募集額2000万円 一口価格40000円

募集額2000万円 一口価格40000円 武市康男

 

ブレッシングテレサの20 父ルーラーシップ

募集額1800万円 一口価格36000円

募集額1600万円 一口価格32000円 奥村豊

 

 

 第一印象は『高い』です。全体的に高い印象です。募集馬の中で最高額はショウナンパンドラの20で1億円。一口価格200000円です。まぁこんな高額馬には元々縁がないので私はスルーしますが、問題は出資候補馬の価格です。

 まず、大注目であったリアアントニアの20が募集リストから外れていました。非常に残念ですが、追加募集には出てきてほしいですね。でもその頃には予算は無くなってるはずですし、更に競合となりますので潔く諦めたいと思います。

 ビックリしたのがグリューネワルトの20。愛馬ディアンドルの半弟です。ディアンドル自身は1600万円募集でした。これは仕方ないです。何の実績もない母でしたから。問題はそのディアンドルと同じルーラーシップを父に持つコンジャンクション(牡馬)が4000万円募集だったのに対して、今年のモーリスの牡馬が5000万円。ここはせめて据え置き4000万円でしょう。確かにディアンドルの活躍は素晴らしいので母の価値は上がってますが、この価格では私は手が出せません。さようならグリューネワルトの20。

 逆に嬉しかったのがピラミマの20。こちらも非常に注目していたのですが、2つ上の全姉ルナベイルが5000万円募集で、1つも勝てずに引退したとはいえ、屈腱炎という理由がありますし、決して競走能力が無かったわけではありませんからね。逆に1つ上のルナソルがロードカナロアの牝馬で4500万円募集だったことを考えるとピラミマの20の募集額はむしろ高いくらいかもしれませんね。私は前向きに検討したいと思います。

 

 ようやく募集額と預託厩舎が発表されましたので、皆さん本格的に検討に入ることでしょう。最終的にはウォーキング動画も観たいですが、この時点で確実に絞れてくるはずです。私も出資候補馬の19頭の他に募集額を加味したら浮上してきた新出資候補馬も数頭いますし、次回の記事では出資候補馬を絞っていくことと新しく候補馬にノミネートされた馬を紹介したいと思います。

 

check the answer 宝塚記念 第24回(62回)2021年

第24回(62回)宝塚記念の結果を踏まえ、消去法データの答え合わせをしていきましょう。


 

優勝クロノジェネシス

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【消去法データ①】
13番人気以下馬
 

〈消去法データ①の例外〉

無し

 

《消去法データ①で消す馬》

ワイプティアーズ10着◯

 

 

 

【消去法データ②】
8番人気〜12番人気以下馬
 

〈消去法データ②の例外〉
①芝2000m以上のGⅠ連対馬

②芝2200m以上の重賞優勝馬

③芝2500m以上の重賞連対馬

④芝2000mの重賞優勝を含む金鯱賞対馬

 

《消去法データ②で消す馬》

メロディーレーン11着◯

シロニイ13着◯

アドマイヤアルバ12着◯

ミスマンマミーア6着◯

カデナ7着◯

 

 

 

【消去法データ③】⭐︎
前走、8着以下馬

 

〈消去法データ③の例外〉

①前走GⅠ組で、芝2000m以上のGⅠ連対実績馬

②前走GⅠ組で、芝1800m以上の重賞2勝以上&芝2400m以上のGⅠ5着以内実績馬

 

《消去法データ③で消す馬》

シロニイ13着◯

ミスマンマミーア6着◯

メロディーレーン11着◯

 

 

 

【消去法データ④】⭐︎
前走、8番人気以下馬
 

〈消去法データ④の例外〉

①前走GⅠ組で、芝2000m以上のGⅠ連対実績馬

②前走GⅠ組で、芝1800m以上の重賞2勝以上&芝2400m以上のGⅠ5着以内実績馬

目黒記念連対実績馬

 

《消去法データ④で消す馬》

アドマイヤアルバ12着◯

カデナ7着◯

シロニイ13着◯

ユニコーンライオン2着×

ワイプティアーズ10着◯

 

 

 

【消去法データ⑤】⭐︎
7歳以上馬

 

〈消去法データ⑤の例外〉
①芝2400mのGⅠ優勝馬

②前走GⅠ組で、芝1800m以上の重賞2勝以上&芝2400m以上のGⅠ5着以内実績馬

 

《消去法データ⑤で消す馬》

カデナ7着◯

キセキ5着◯

シロニイ13着◯

 

 

 

【消去法データ⑥】⭐︎
前走、重賞以外馬

 

〈消去法データ⑥の例外〉

①前走、東京芝2000m以上のOP優勝馬

 

《消去法データ⑥で消す馬》

メロディーレーン11着◯

 

 

 

【消去法データ⑦】⭐︎
前走、目黒記念4着以下馬

 

〈消去法データ⑦の例外〉

無し

 

《消去法データ⑦で消す馬》

ミスマンマミーア6着◯

 

 

 

【消去法データ⑧】⭐︎
前走、鳴尾記念5着以下馬
 

〈消去法データ⑧の例外〉

無し

 

《消去法データ⑧で消す馬》

ワイプティアーズ10着◯

 

 

 

【消去法データ⑨】⭐︎
前走、海外レース(QE2世C・ドバイSC)4着以下の日本馬

 

〈消去法データ⑨の例外〉

無し

 

《消去法データ⑨で消す馬》

キセキ5着◯

 

 

 

【消去法データ⑩】⭐︎
今年、初出走の馬(6ヶ月以上休明け)
 

〈消去法データ⑩の例外〉

①前走、有馬記念勝馬

 

《消去法データ⑩で消す馬》

無し

 

 

 

【消去法データ11】《1着馬のみ》⭐︎
ディープインパクト産駒の4歳以上牡馬

 

〈消去法データ11の例外〉

無し

 

《消去法データ11で1着から消す馬》

カデナ7着◯

 

 

 

【消去法データ12】《1着馬のみ》⭐︎
重賞未勝利馬

 

〈消去法データ12の例外〉

無し

 

《消去法データ12で1着から消す馬》

レンブーケドール4着◯

メロディーレーン11着◯

ワイプティアーズ10着◯

アドマイヤアルバ12着◯

シロニイ13着◯

ミスマンマミーア6着◯

 

 

 

【消去法データをクリアした馬】
アリストテレス9着×

クロノジェネシス1着◯

モズベッロ8着×

レイパパレ3着◯

 

【2着〜3着候補馬】

レンブーケドール4着×

 

 

 

 

【総括】

 クロノジェネシスが昨年の宝塚記念に続き連覇を達成しました。クロノジェネシスは昨年の有馬記念も優勝しており、これでグランプリ3連覇。秋の大目標は凱旋門賞でしょうか?是非チャレンジしてもらいたいですね。その後は有馬記念で引退でしょうか?グランプリ4連覇&有馬記念連覇したら凄いですね。ただただクロノジェネシス牝馬ということが残念。こんな素晴らしい馬を種馬にできないとは。レース実績が産駒に直接引き継がれるかはわかりませんが、少なからず良い繁殖が集まることは間違いないですからね。日本の生産界はどうなっていくのでしょうか?近い将来はドレフォンがリーディングサイアーになってるかも。

 消去法データはというと、2着のユニコーンライオンをデータ④の前走8番人気以下馬で消してしまいました。今年の宝塚記念はこのユニコーンライオンを評価していないと話になりません。1着馬と3着馬は人気も実績もありましたからね。ユニコーンライオンは前走で鳴尾記念を優勝し、重賞初制覇を成し遂げました。しかし、その鳴尾記念は超スローで逃げ切っただけで、展開に恵まれた感が非常に強かったのです。展開に恵まれたとはいえ、2着に差をつけての圧勝だったのでインパクトが強く、穴人気するだろうなとは思っていました。最終的には単勝27.8倍の7番人気。出走メンバーのレベルから3連系馬券では売れやすく、3連複は22倍しかつきませんでした。私的にはどんどん人気吸ってコケてくれと思っていましたが、内容的にも非常に強い2着でしたので驚きました。この馬はライオンレースホースで2億円で募集された馬です。400口募集の1口50万円です。出資金を回収するにはまだまだ活躍してもらわないと困る馬ですが、活躍の目処が立った感じです。会員の皆様は期待して見守ることでしょう。

 

ひとまず春のGⅠ開催は一息つくので、次回のスプリンターズSまでは消去法データはお休みいたします。夏はクラブで出資している愛馬の情報や、クラブの募集馬情報をメインにブログを更新していきますので、引き続き宜しくお願いいたします。

 

《広尾サラブレッド倶楽部》2021年度 募集馬検討①

 

 昨日6/25(金)広尾サラブレッド倶楽部で募集される1歳馬のリストが発表されました。
 

 

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2022年2歳馬募集を対象とした「Hiroo no REIWA」の
募集馬ラインアップおよび、募集スケジュール等をお知らせいたします。

 

◆募集馬プロフィール◆

〇2022年2歳募集馬


☆母エンパイアブルー、待望の初仔
エンパイアブルー'20 牡馬
父 マジェスティックウォリアー 母の父 エンパイアメーカー

 

☆近親に全欧3歳牡馬チャンピオン、シンダー
クエストフォーワンダー'20 牡馬
父 サトノアラジン 母の父 マクフィ

 

☆母は中央3勝馬。いとこに秋華賞(G1)4着、パラスアテナ
ゴッドフロアー'20 牡馬
父 ダンカーク 母の父 ハーツクライ

 

☆母は北米11勝馬、近親にBCジュヴェナイル(米G1)2着、スクエアエディー
ジアナズドリーム'20 牝馬
父 ドゥラメンテ 母の父 Twirling Candy

 

☆半兄に重賞2勝馬、クレッシェンドラヴ
ハイアーラヴ'20 牡馬
父 キズナ 母の父 Sadler's Wells

 

☆全姉は中央3勝馬、ミトノレインボー
ラズベリータイム'20 牝馬
父 エイシンフラッシュ 母の父 フジキセキ

 

☆母は中央3勝馬、いとこにクローバー賞(OP)勝ち、カイザーノヴァ
レトロクラシック'20 牡馬
父 ドレフォン 母の父 ディープインパクト

 

◆募集馬リーフレット・申込ガイドの発送
7月9日(金) 会員の皆様より順次発送

 

◆オフィシャルサイトにおける詳細(管理予定調教師、募集価格、立ち写真等)の発表
7月9日(金)夕方 全容公開予定

 

◆申込受付 <先着順による受付>
7月21日(水)より<先着順>にて受付開始
インターネット・・・・7月21日(水)午前10時~
お電話・・・・・・・・・7月21日(水)午前11時~
受付開始予定

 

◆出資確定
お申込が殺到した場合、Web申込受信時刻順に口数を確保するものとし、
満口到達以降のお申込に関しましてはその旨を翌営業日までに電子メールにて
お知らせいたします。 

 

 

 募集額や預託厩舎、カタログ写真など、詳細は7/9(金)夕方に発表との事なので、まだ不明な点は多いですが、血統などわかっている範囲で私の個人的な見解をしていこうと思います。

 

 

 

エンパイアブルーの20

父マジェスティックウォリアー

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 母のエンパイアブルーは広尾サラブレッド倶楽部で募集されていた馬です。ダートの1800mを中心に走り2勝をあげています。2勝クラスで3度の2着があったように、牝馬のダート中距離で3勝クラスのレベルに行けるのは凄いことです。父はエンパイアメーカーで母父がサンデーサイレンスなので、the USA血統です。その母に今回はマジェスティックウォリアーなので、ゴリゴリのダート馬でしょう。遠いところにフサイチパンドラの名前がありますが、近親に目立った活躍馬はおらず、本馬は初子の為未知数ですし、私個人的には出資に値するストロングポイントが少ない為、見送る予定でいますが、母に出資していた会員様は前向きに出資を検討してもよろしいのではないでしょうか。

 母エンパイアブルーは募集額2000万円で藤原英厩舎所属でした。仔も同じ藤原英厩舎であれば人気になりそうですね。

 

 

 

クエストフォーワンダーの20

父サトノアラジン

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 母のクエストフォーワンダーの仔は全て広尾サラブレッド倶楽部で募集されていますね。1つ上のクエストフォーワンダーの19(ウィンダミア)に私は出資しています。そのウィンダミアの父はミッキーアイルでしたが、半弟の本馬はサトノアラジンに変わりました。同じディープインパクトの後継種牡馬でありますが、ミッキーアイルはスピードに特化した種牡馬ですので距離はマイルまででしょう。父がサトノアラジンに変わったことで、多少距離の融通は効きそうですし、サトノアラジン自身は安田記念を勝っていますが、母父がストームキャットなのでキズナと同じ配合です。クラシックディスタンスとまでは言えませんが、スピードにパワーも追加されたような血統ですので、キズナの産駒と同じようにダートでの活躍も期待して良いのかもしれません。

 祖母の半弟には2000年にカルティエ賞を受賞し、凱旋門賞、英ダービー、愛ダービーを優勝したシンダーがいます。兄姉はまだ実績を残せていませんが、世界的な名馬が祖母の半弟にいるという血統表には唸らされます。半兄に出資している身としては出資候補として考えていきたいと思っております。

 

 

 

ゴッドフロアーの20

父ダンカーク

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 母のゴッドフロアーは広尾サラブレッド倶楽部で募集されていた馬です。芝の2000m〜2600mで3勝をあげています。格上挑戦ながら重賞のステイヤーズSとダイヤモンドSにも出走していました。重賞で結果は出ませんでしたが、かなりのスタミナを要していた事は確実です。母はウェルシュステラということですので、半姉にはステラリードがいる牝系です。ステラリードの仔が結果を出していることからも半妹のゴッドフロアーの仔が活躍しても何ら不思議はありません。しかし、ステラリードは函館2歳Sを勝ったようなスピード馬でしたので、ゴッドフロアーとは真逆の適正の持ち主でした。ウェルシュステラは色々なタイプの仔を出すのですね。父のハーツクライが強く出たのでしょう。そんな牝系にダンカークを付けたのが本馬です。ダンカークは父アンブライドルズソング、母父エーピーインディーという血統です。この血統からもダンカークから超一流のダート馬が誕生してもおかしくありません。しかしダンカーク産駒の成績はパッとせず、未だに重賞未勝利です。いつか大物が出てほしい血統ですので応援はしているのですが、芝の中長距離の適正が高いゴッドフロアーとの配合では活躍が想像しにくいので、私個人的には出資は見送る予定でいます。

 母ゴッドフロアーは募集額2500万円で松永幹厩舎所属でした。仔も同じ松永幹厩舎であれば人気になりそうですね。

 

 

 

ジアナズドリームの20

父ドゥラメンテ

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 母は米国産で、北米で11勝をあげているようですが、詳しい成績はわかりません。本馬は初子になります。母はファピアノ系の繁殖ですが、私の勉強不足の為ファピアノ以降の種牡馬がさっぱりわかりません。ファピアノの直仔はクリプトクリアンサス。87年にフロリダダービーを優勝している馬です。そのクリプトクリアンサスの仔でファピアノの孫にあたるのがライドザレイルズです。94年のフロリダダービー2着馬でした。もし優勝していれば父仔制覇でしたので惜しかったですね。優勝したのはホーリーブルなので仕方ないとしましょう。ライドザレイルズは競走実績としてはイマイチですが種牡馬としてキャンディライドを出しています。キャンディライドはアルゼンチンでデビューし、3戦3勝。芝のマイルのGⅠ2勝という成績を収めています。当時の芝マイルの世界レコードも記録しその後拠点をアメリカに移し、ダート2000mのGⅠ勝ちも収めています。このレースではコースレコードも記録し、並外れたスピードだけではなく一流のパワーがある事も証明しました。生涯成績は6戦6勝、GⅠ3勝でした。このキャンディライドがジアナズドリームの祖父にあたります。父のトゥワーリングキャンディは種牡馬としてプリークネスS馬ロンバウアーを出しています。自身は11戦7勝というキャリアでGⅠ勝ちはマリブSの1勝のみ。GⅠでの成績は【1-1-1-1-1-0】とオール掲示板確保と善戦はしていました。GⅠではオールウェザーとダートで走りましたが、芝のGⅡデルマーダービーを勝っており、父のキャンディライドと同じく、芝ダート兼用でオールウェザーまでこなせるオールラウンダーといった馬でした。ジアナズドリームはこのような血統背景を持っている繁殖なのですが、ここにドゥラメンテを配合です。少しワクワクしませんか?実際に観たことはありませんが、ジアナズドリームの祖父キャンディライドはドゥラメンテの様な怪物的な強さが想像できます。本馬は牝馬ですが、ドゥラメンテの荒々しい強さに、世界レコード級のスピードとどんな馬場もこなせるオールラウンドさが加わり、物凄く魅力的な仔が生まれた気がします。初仔なのでサイズ感を見たいですが、価格次第では前向きに出資候補とさせていただきたいと思います。

 

 

 

ハイアーラヴの20

父キズナ

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 今募集の目玉はこの馬でしょうか?クレッシェンドラヴの半弟の登場です。父はステイゴールドからキズナに変わりましたが、キズナにはディープインパクト×ストームキャットの血が流れていますし、ステイゴールド同様スタミナとパワーも産駒に引き継がれているはずです。母ハイアーラヴはサドラーの牝系ですので、まさにクレッシェンドラヴのように荒れ馬場にも屈しない競走馬に成長してくれることでしょう。クラシックというよりはローカルの重賞戦線での活躍が見込めそうです。半兄クレッシェンドラヴは募集額3200万円でしたので本馬は5000万円くらいいってしまう可能性はありますが、他の募集馬と比較しても確実に走ってきそうなのは心強いです。もちろん出資候補です。

 

 

 

 

ラズベリータイムの20

父エイシンフラッシュ

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 母のラズベリータイムは広尾サラブレッド倶楽部で募集されていた馬です。ダートの1800mで勝ち上がり、芝の1600mと2000mで1勝づつし、3勝をあげています。母の父はフジキセキなのでエイシンフラッシュ×サンデー系という配合です。この配合の代表馬は今年の中山金杯2着のココロノトウダイでしょうか。未だに父の産駒から重賞勝ち馬は出ていませんが、キングズベストの仔でダービーと天皇賞秋を勝ったポテンシャルは相当高いと思っています。しかし、エイシンフラッシュの仔である程度成績を残せている馬は牡馬に偏っている気もします。本馬が牝馬ということなので私個人的には非常にマイナスな要素ですので出資は見送る予定でいます。

 母ラズベリータイムは募集額1680万円でしたし、エイシンフラッシュ産駒の牝馬なので募集額が比較的安いでしょう。走りさえすれば非常にコスパの良い馬だと思います。

 

 

 

レトロクラシックの20

父ドレフォン

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 母のレトロクラシックはゴッドフロアーと同じくウェルシュステラの仔になりますので、ステラリードの半妹になります。父はディープインパクトですので、ステラリード(スペシャルウィーク)ゴッドフロアー(ハーツクライ)よりも大物感のある血統です。レトロクラシックも広尾で募集された馬で、現役時は芝の1600m〜1800mで3勝をあげています。その母に2年目のドレフォンを配合したのが本馬です。父ドレフォンの産駒でデビューした馬はまだ少ないですが、ゴリゴリのダート馬の印象を払拭するかのように芝でも既に勝ち星をあげています。ドレフォンはノーザンファームでの評判も非常に高く、今後活躍が期待される種馬の1頭です。本馬は母父がディープインパクトですので、それこそ芝での活躍も期待できますし、ウェルシュステラの血もあるので大物が出ても何ら不思議はありません。半兄のエイシンフラッシュ産駒レトロクラシックの19(サクソフォン)に出資していますが、エイシンフラッシュからドレフォンへの父替わりは個人的にはプラスに考えていますので、本馬はもちろん出資候補です。

 

 

 以上となります。好き勝手に色々と書きましたが、間違った情報や個人的な主観もありますので、暇つぶし程度に読んでいただければ幸いです。

 7/9(金)に募集額、預託厩舎、立ち写真など全容が明らかになりますので、それまではワクワクしながら待ちたいと思います。

 

 

 

※広尾サラブレッドクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、動画、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://www.hirootc.jp/

《シルクホースクラブ》2021年度 募集馬検討③

 

シルクホースクラブ募集馬(1歳馬)募集額予想。

 

 

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 先日シルクホースクラブで1歳馬のリストが発表され、私の出資候補馬をリストの77頭→28頭→19頭まで絞りました。

 これを読んでいただいてる皆様は、5月末頃から今年のシルクホースクラブの1歳馬リストをまだかまだかと楽しみにしていましたよね?私もその1人です。昨年も一昨年もダービーウィークの平日に発表されたので、今年は遅れた分少しイライラも募りましたよね。でも無事にリストが発表されるとイライラがワクワクに変わり、無我夢中に検討を始めます。

 しかし、リストの発表から早2週間。検討する材料の少なさに再びイライラし始めるのです。

 リストに載ってる父、母の馬名だけで出資を確定できる人はそう多くはないでしょう。そうです、最も重要とされるのは募集額です。もちろん預託厩舎や馬体画像、ウォーキング動画なども参考になりますが、私のような財力の無い人間にはこの募集額次第で諦めざるを得ない馬が多くいるのです(同じようなお仲間の方々いらっしゃいましたら一緒に頑張りましょう)。ですので、募集額が発表される前に自分で予想してしまおうという事で、完全な個人的主観で募集額を予想します。もちろん種牡馬の種付料や兄姉の活躍などを考慮し予想しますが、信憑性に欠ける部分も多いので、だいたいこのくらいなのかなーくらいの気持ちで読んでいただけると幸いです。本当は全募集馬でやりたいのは山々ですが、流石に頭数が多すぎる為、出資候補馬だけ予想させていただきます。お目当ての馬が私の出資候補馬の中にいない方はごめんなさい。

 

 

 

《募集額予想》出資候補馬19頭

ロゼリーナの20 父エピファネイア

募集額4000万円 一口価格80000円

 

モルジアナの20 父スクリーンヒーロー

募集額3000万円 一口価格60000円

 

サダムグランジュデの20 父シルバーステート

募集額2400万円 一口価格48000円

 

トレジャーステイトの20 父ダイワメジャー

募集額2500万円 一口価格50000円

 

ヴァフラームの20 父ドゥラメンテ

募集額3000万円 一口価格60000円

 

コーステッドの20 父ドゥラメンテ

募集額3000万円 一口価格60000円

 

テルアケリーの20 父ドゥラメンテ

募集額4000万円 一口価格80000円

 

プラウドスペルの20 父ドゥラメンテ

募集額4000万円 一口価格80000円

 

リアアントニアの20 父ドゥラメンテ

募集額7000万円 一口価格140000円

 

スペシャルグルーヴの20 父ドレフォン

募集額2500万円 一口価格50000円

 

アルビアーノの20 父ハーツクライ

募集額3500万円 一口価格70000円

 

ピラミマの20 父ハーツクライ

募集額5000万円 一口価格100000円

 

グリューネワルトの20 父モーリス

募集額4000万円 一口価格80000円

 

リミニの20 父モーリス

募集額2000万円 一口価格40000円

 

アイムユアーズの20 父リアルスティール

募集額3000万円 一口価格60000円

 

ロザリンドの20 父リアルスティール

募集額5000万円 一口価格100000円

 

アルジャンテの20 父ルーラーシップ

募集額2500万円 一口価格50000円

 

スナッチマインドの20 父ルーラーシップ

募集額2000万円 一口価格40000円

 

ブレッシングテレサの20 父ルーラーシップ

募集額1800万円 一口価格36000円

 

 

 この予想が何となく当たっていることを願います。これより安ければ嬉しいですし、高ければ出資候補から外す事も考えます。皆様の予想はいかがでしょうか?この時期、自分の出資候補馬の価格を予想している人は多いと思います。発表まではもう少し時間はかかりそうですので、楽しみに待ちましょう。ちなみに昨年は6/23(火)に募集額と預託厩舎の発表がありました。しかし、リストの発表が1週間ほど遅れたので、今年は月末か来月初旬頃かと推測されます。大人しく待つのも一口馬主の宿命ですので、もう一度リストを眺めつつワクワクしながら待ちたいと思います。

 

【3次募集】ノルマンディーオーナーズクラブ 2019年産 2021年 

 

ノルマンディーオーナーズクラブで2019年産(2歳馬)の3次募集馬のリストが発表されました。

 

 

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 発表の翌日から早くも募集開始となります。先行募集の期間は6/16(水)〜6/25(金)13時までとなっておりますので、お申し込みの際には気をつけましょう。

 

 ラインナップは全部で9頭でした。予想より多くて驚きました。やはり目玉はデリキットピースの19でしょう。父のキングカメハメハはこの世代がラストクロップですし、母のデリキットピースはクラシックに出走していた馬ですからね。社台ファーム生産ですし、一発あっても不思議ではありません。一口74000円とこのクラブではかなり高額ですが、当たりを引くにはこういう馬に出資するのが近道なのかもしれませんね。

 

 私はこの世代の予算はもうありませんし、気持ちは1歳馬に向いているのでスルーしますが、気になる馬を1頭ピックアップいたします。

 

 

 

ハロックラインの19 父ハービンジャー

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 昨年10月に行われた北海道オータムセールで落札した馬です。落札価格は税抜400万円。競り合う事なく落札できました。それにしても400万で落札した馬を1200万で募集するとは・・・。3倍ですからね。ちょっと高く感じてしまいます。しかし馬は非常に好みで、薄い皮膚感にスラっとした馬体、脚も長く胴長でいかにも中距離以上の適正を感じます。父ハービンジャーで母父キングカメハメハは有馬記念を制したブラストワンピースと同じです。

 

近況

2021/6/15(ノルマンディーファーム)馬体重:464
現在は坂路2本を18秒ペース(不定期で15秒ペース)のメニューで調整しています。昨年11月下旬にえりも分場から移動してきて馴致を開始し、12月上旬からは本格的に調教をスタートさせています。両前には幼少の頃に負った山傷があるものの、調教にはまったく影響はありません。5月以降は不定期ながら15-15もおこなっていますが、まだトモには良化の余地を残していますし、芝の中長距離が向きそうなハービンジャー産駒とあって、本州への移動はもう少し北海道で乗り込んでからになる予定です。

 

 まだこの時期の新馬戦は短距離がメインですので、中距離の新馬戦が多くなるまで成長を促すのは良いと思います。立ち姿を見ると確かにまだトモが頼りなく見えます。秋までガンガン乗り込んでトモがボリュームアップすれば面白い馬になりそうです。

 落札価格を思うと高く感じますが、逆にセリで安く買えたと考えるのもありでしょう。一口価格30000円なら決して高くはないと思うのでお買い得かもしれません。特にノルマンディー1本でクラブ馬主を楽しんでいる方は1歳馬の募集までまだ時間はありますので検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

※ノルマンディーオーナーズクラブ様よりクラブ公式HP等からの画像、動画、情報文の引用許可を得て掲載しております。

https://www.normandyoc.com/sp/

 

2021年 第24回(62回)宝塚記念(GⅠ)阪神競馬場 芝2200m 消去法データ

 

来週は第24回(62回)宝塚記念です。
 


第1回優勝サイレンススズカ

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では、早速消去法データでバシバシ切っていきたいと思います。

ご自身の予想、馬券にご活用ください。

 

 

 

【消去法データ①】
13番人気以下馬

 

 1998年以降、13番人気以下の馬で馬券に絡んだのは1頭もいません。13番人気以下の馬の着度数は0-0-0-56です。

 

〈消去法データ①の例外〉

無し

 

《消去法データ①で消す馬》

ワイプティアーズ

※某競馬情報サイトの現時点での予想オッズを参考にしています。定期的に更新していきます。

 

 

【消去法データ②】
8番人気〜12番人気以下馬
 

 1998年以降、8番人気〜12番人気以下の馬で馬券に絡んだのは下記の17頭です。

 

2020年モズベッロ 12番人気3着

2018年ワーザー 10番人気2着

2018年ノーブルマーズ 12番人気3着

2016年マリアライト 8番人気1着

2015年デニムアンドルビー 10番人気2着

2015年ショウナンパンドラ 11番人気3着

2014年カレンミロティック 9番人気2着

2014年ヴィルシーナ 8番人気3着

2010年ナカヤマフェスタ 8番人気1着

2008年インティライミ 11番人気3着

2006年ナリタセンチュリー 10番人気2着

2006年バランスオブゲーム 9番人気3着

2005年スイープトウショウ 11番人気1着

2003年ツルマルボーイ 8番人気2着

2001年ホットシークレット 8番人気3着

2000年ジョービッグバン 9番人気3着

1998年ステイゴールド 9番人気2着

 

 上記17頭中9頭が芝2000m以上のGⅠで連対実績がありました。残りの8頭中5頭が芝2200m以上の重賞勝ち馬で、1頭が芝2500m以上の重賞連対実績馬でした。残った2頭は重賞実績が芝2000mまでしかなかったのですが、2頭とも金鯱賞で連対の実績がありました。

また、勝ち馬はGⅠ馬の牝馬マリアライトスイープトウショウ)と4歳馬(ナカヤマフェスタ)の3頭のみでした。

 

〈消去法データ②の例外〉
①芝2000m以上のGⅠ連対馬

②芝2200m以上の重賞優勝馬

③芝2500m以上の重賞連対馬

④芝2000mの重賞優勝を含む金鯱賞対馬

 

《消去法データ②で消す馬》

メロディーレーン

シロニイ

アドマイヤアルバ

ミスマンマミーア

カデナ

※某競馬情報サイトの現時点での予想オッズを参考にしています。定期的に更新していきます。

 

 

 

【消去法データ③】⭐︎
前走、8着以下馬


 1998年以降、前走8着以下の馬で馬券に絡んだのは下記の6頭です。

 

2015年 2着デニムアンドルビー 天皇賞春 10着

2015年 3着ショウナンパンドラ Vマイル 8着

2012年 1着オルフェーヴル 天皇賞春 11着

2006年 2着ナリタセンチュリー 天皇賞春 12着

2006年 3着バランスオブゲーム 安田記念 17着

2004年 3着リンカーン 天皇賞春 13着

 

 上記6頭全てが前走GⅠ組であり、その内4頭が芝2000m以上のGⅠで連対実績がありました。残りの2頭は芝1800m以上の重賞を2勝以上し、尚且つ芝2400m以上のGⅠで5着以内の実績がありました。

また、勝ち馬は3冠馬オルフェーヴルのみでした。

 

〈消去法データ③の例外〉

①前走GⅠ組で、芝2000m以上のGⅠ連対実績馬

②前走GⅠ組で、芝1800m以上の重賞2勝以上&芝2400m以上のGⅠ5着以内実績馬

 

《消去法データ③で消す馬》

シロニイ

ミスマンマミーア

メロディーレーン

 

 

 

【消去法データ④】⭐︎
前走、8番人気以下馬

 

 1998年以降、前走8番人気以下の馬で馬券に絡んだのは下記の8頭です。

 

2018年 1着ミッキーロケット 天皇賞春 9番人気

2018年 3着ノーブルマーズ 目黒記念 10番人気

2015年 2着デニムアンドルビー 天皇賞春 9番人気

2014年 3着ヴィルシーナ Vマイル 11番人気

2006年 2着ナリタセンチュリー 天皇賞春 10番人気

2006年 3着バランスオブゲーム 安田記念 9番人気

2005年 1着スイープトウショウ 安田記念 10番人気

2005年 2着ハーツクライ 天皇賞春 8番人気

 

 上記8頭中7頭が前走GⅠ組であり、その内4頭が芝2000m以上のGⅠで連対実績がありました。残りの4頭中3頭は芝1800m以上の重賞勝ちがあり、尚且つ芝2400m以上のGⅠで5着以内の実績がありました。唯一の前走GⅠ組でなかったノーブルマーズは芝2500mの目黒記念で連対実績がありました。

 

〈消去法データ④の例外〉

①前走GⅠ組で、芝2000m以上のGⅠ連対実績馬

②前走GⅠ組で、芝1800m以上の重賞2勝以上&芝2400m以上のGⅠ5着以内実績馬

目黒記念連対実績馬

 

《消去法データ④で消す馬》

アドマイヤアルバ

カデナ

シロニイ

ユニコーンライオン

ワイプティアーズ

 

 

 

【消去法データ⑤】⭐︎
7歳以上馬

 

 1998年以降、7歳以上の馬で馬券に絡んだのは下記の4頭です。

 

2018年 ワーザー 7歳

2006年 ナリタセンチュリー 7歳

2006年 バランスオブゲーム 7歳

2004年 タップダンスシチー 7歳

 

 上記4頭中2頭が芝2400mのGⅠ優勝馬でした。残りの2頭は芝1800m以上の重賞勝ちがあり、尚且つ芝2400m以上のGⅠで5着以内の実績がありました。

 

〈消去法データ⑤の例外〉
①芝2400mのGⅠ優勝馬

②前走GⅠ組で、芝1800m以上の重賞2勝以上&芝2400m以上のGⅠ5着以内実績馬

 

《消去法データ⑤で消す馬》

カデナ

キセキ

シロニイ

 

 

 

【消去法データ⑥】⭐︎
前走、重賞以外馬


 1998年以降、前走で重賞以外に出走していた馬で馬券に絡んだのは下記の2頭です。

 

2010年 ナカヤマフェスタ メトロポリタンS 1着

2002年 ローエングリン 駒草賞 1着

 

 上記2頭共、前走で優勝していて、ナカヤマフェスタは東京芝2400mのOP、ローエングリンは東京芝2000mのOPでした。

 

〈消去法データ⑥の例外〉

①前走、東京芝2000m以上のOP優勝馬

 

《消去法データ⑥で消す馬》

メロディーレーン

 

 

 

【消去法データ⑦】⭐︎
前走、目黒記念4着以下馬


 1998年以降、前走で目黒記念に出走していた馬で馬券に絡んだのは3着馬まででした。

 

〈消去法データ⑦の例外〉

無し

 

《消去法データ⑦で消す馬》

ミスマンマミーア

 

 

 

【消去法データ⑧】⭐︎
前走、鳴尾記念5着以下馬

 

 1998年以降、前走で鳴尾記念に出走していた馬で馬券に絡んだのは4着馬まででした。

 

〈消去法データ⑧の例外〉

無し

 

《消去法データ⑧で消す馬》

ワイプティアーズ

 

 

 

【消去法データ⑨】⭐︎
前走、海外レース(QE2世C・ドバイSC)4着以下の日本馬


 1998年以降、前走で海外レース(QE2世C・ドバイSC)に出走していた日本馬で馬券に絡んだのは3着馬まででした。

 

〈消去法データ⑨の例外〉

無し

 

《消去法データ⑨で消す馬》

キセキ

 

 

 

【消去法データ⑩】⭐︎
今年、初出走の馬(6ヶ月以上休明け)

 
 1998年以降、今年の初出走が宝塚記念だった馬で馬券に絡んだのは2005年3着のゼンノロブロイ1頭のみでした。

 

〈消去法データ⑩の例外〉

①前走、有馬記念勝馬

 

《消去法データ⑩で消す馬》

無し

 

 

 

【消去法データ11】《1着馬のみ》⭐︎
ディープインパクト産駒の4歳以上牡馬


 1998年以降、ディープインパクト産駒の4歳以上の牡馬で芝2200m以上のGⅠ(宝塚記念ジャパンカップ有馬記念)を勝った馬はいません。(天皇賞春は例外フィエールマン、ワールドプレミア)

 

〈消去法データ11の例外〉

無し

 

《消去法データ11で1着から消す馬》

カデナ

 

 

 

【消去法データ12】《1着馬のみ》⭐︎
重賞未勝利馬


 1998年以降、重賞未勝利の馬で優勝した馬はいません。

 

〈消去法データ12の例外〉

無し

 

《消去法データ12で1着から消す馬》

レンブーケドール

メロディーレーン

ワイプティアーズ

アドマイヤアルバ

シロニイ

ミスマンマミーヤ

 

 

 

【消去法データをクリアした馬】

アリストテレス

クロノジェネシス

モズベッロ

レイパパレ

 

【2着〜3着候補馬】

レンブーケドール

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。