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一口馬主&消去法データ馬券

check the answer 安田記念 第24回(71回)2021年

 

第24回(71回)安田記念の結果を踏まえ、消去法データの答え合わせをしていきましょう。
 

 


優勝ダノンキングリー

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【消去法データ①】
18番人気馬
 

 

〈消去法データ①の例外〉

無し

 

《消去法データ①で消す馬》

無し

※今年は14頭立て

 

 

 

【消去法データ②】
2桁人気馬
 

 

〈消去法データ②の例外〉
①芝1600m以上の重賞勝ちを含む芝1400m以上の重賞複勝圏内3回以上馬

②芝1200m以上のOPクラスで複勝圏内3回以上の4歳馬

③外国馬

④不良馬場

 

《消去法データ②で消す馬》

トーラスジェミニ5着◯

カラテ13着◯

 

 

 

【消去法データ③】⭐︎
前走、8着以下馬
 

 

〈消去法データ③の例外〉

①芝1400m以上の重賞2勝以上を含む重賞複勝圏内7回以上馬

②前走、海外レースの馬

 

《消去法データ③で消す馬》

ダノンキングリー1着×

 

 

 

【消去法データ④】⭐︎
前走、8番人気以下馬

 

 

〈消去法データ④の例外〉
①芝1600m以上の重賞3勝を含む重賞複勝圏内6回以上馬

②不良馬場

 

《消去法データ④で消す馬》

カデナ6着◯

ダイワキャグニー11着◯

 

 

 

【消去法データ⑤】⭐︎
前走、馬体重450キロ以下馬
 

 

〈消去法データ⑤の例外〉

無し

 

《消去法データ⑤で消す馬》

ダノンキングリー1着×

 

 

 

【消去法データ⑥】⭐︎
7歳以上馬
 

 

〈消去法データ⑥の例外〉
①芝1600mのGⅠ優勝馬

②芝1600mのGⅠ連対2回以上馬

③芝1200mのGⅠ優勝を含む芝1600m以下のGⅠ複勝圏内4回以上馬

 

《消去法データ⑥で消す馬》

カデナ6着◯

ダイワキャグニー11着◯

 

 

 

【消去法データ⑦】⭐︎
3歳馬
 

 

〈消去法データ⑦の例外〉

①芝1600mのGⅠ複勝圏内2回以上馬

 

《消去法データ⑦で消す馬》

シュネルマイスター3着×

 

 

 

【消去法データ⑧】⭐︎
前走、重賞以外馬
 

 

〈消去法データ⑧の例外〉

①芝1600m以上の重賞優勝馬

②芝1400m以上の重賞連対2回以上馬

 

《消去法データ⑧で消す馬》

無し

 

 

 

【消去法データ⑨】⭐︎
前走、高松宮記念3着以下馬
 

 

〈消去法データ⑨の例外〉

無し

 

《消去法データ⑨で消す馬》

インディチャンプ4着◯

 

 

 

【消去法データ⑩】⭐︎
前走、ヴィクトリアマイル6着以下馬
 

 

〈消去法データ⑩の例外〉

無し

 

《消去法データ⑩で消す馬》

無し

 

 

 

【消去法データ11】⭐︎
前走、ダービー卿CT3着以下馬
 

 

〈消去法データ11の例外〉

無し

 

《消去法データ11で消す馬》

トーラスジェミニ5着◯

 

 

 

【消去法データ12】《1着馬のみ》⭐︎
前走、マイラーズC
 

 

〈消去法データ12の例外〉

①芝1600mの重賞優勝実績のある4歳馬

 

《消去法データ12で1着から消す馬》

ギベオン9着◯

ケイデンスコール10着◯

ダイワキャグニー11着◯

 

 

 

【消去法データをクリアした馬】
カテドラル12着×

グランアレグリア2着◯

サリオス8着×

ダノンプレミアム7着×

ラウダシオン14着×

【2着〜3着候補馬】

ギベオン9着×

ケイデンスコール10着×

 

 

【総括】

 ダービー2着馬ダノンキングリーがGⅠ初制覇。3歳春まではクラシック路線を歩み、ダービーでは2着に好走した馬でしたが、適正はマイルということで3歳秋からはマイル路線を中心に走っていました。しかしGⅠでは結果が出ずに燻っていましたが、昨年の天皇賞秋からの長期休み明けで結果を出しました。一昔前なら7ヶ月の休み明けでGⅠ出走馬は買えません。しかし昨今の競馬ではこのようなローテーションが主流というかトレンドになっています。ダノンキングリーの生産牧馬は浦河の三嶋牧場でJRAのGⅠ初制覇です。おめでとうございます。しかしこのダノンキングリーは外厩ノーザンファーム天栄を利用しています。いわゆる隠れノーザンというやつです。ノーザンファーム天栄やノーザンファームしがらきを外厩で使用している馬はもはや休み明けとは言えません。トレセン並みの調整をしています。骨折して北海道で休養していた馬とは全然違います。もちろんレース感といった部分ではマイナスですが、馬の仕上がりには関係ないと言っていいでしょう。今回の勝利は馬の能力ももちろんありますが、ここまで調整してきた外厩、厩舎関係者の努力がもたらしたものが大きいでしょう。また、川田騎手もうまく乗りましたし、全てがうまくいった感じです。秋以降も活躍が見込めそうですし非常に楽しみな馬が復活しましたね。断然の1番人気となったグランアレグリアは道中も行き脚が付かず追走するのが辛そうに見えました。ルメール騎手のコメントで馬が苦しそうだったと言っていましたが、あの位置からよく2着まで伸びてきました。本当に強い馬です。春は少しタイトなローテーションで戦ってきましたので、十分な休養をし、秋以降の飛躍を願います。

 消去法データはというと、散々な結果です。ダノンキングリーもシュネルマイスターも消してしまいましたし来年また修正して出直します。インディチャンプを消せたのは収穫ですが、この結果では誰からも評価されないでしょう。

 

 連続のGⅠ開催はひとまず落ち着きました。次回は宝塚記念でお会いしましょう。