シルクホースクラブ募集馬(1歳馬)カタログ公開。
シルクホースクラブ募集馬のカタログが出ましたので、出資候補馬10頭の馬体や動きを観て、最終候補馬を選んでいきたいと思います。
正直、馬体や動きを観ても私は素人の為詳しくはわかりません。完全な個人的な感覚になりますので、参考にするのではなく、暇つぶし程度に読んでいただけたら幸いです。
《出資候補馬10頭》
サダムグランジュデの20 父シルバーステート
募集額2400万円 一口価格48000円 音無秀孝
想像していた馬体とは全く違う結果となりました。ディープインパクトというよりはシルバーステートなんですが、それ以上に母の影響が強いのが、重厚な馬体で迫力のある動きをします。母はダートの短距離で活躍していたので、本馬もパワー系なのかもしれません。それが良いか悪いかは別として、個人的にはプラスではないので、抽優候補にはできませんが、血統的な魅力はありますので通常申込みをしたい馬です。まぁ通常申込みではまず出資できなさそうですが。
テルアケリーの20 父ドゥラメンテ
募集額4000万円 一口価格80000円 鹿戸雄一
普通に良い。何かが突出して良い訳ではないですが、本当に普通に良いという言葉がピタリです。ウォーキング中ずっと尻尾を振ってるのは気性面に影響があるのかわかりませんが、特に嫌うところはありません。最終候補馬として残します。個人的な評価としては通常申込み馬ですが、他の抽優馬達が軒並み望み薄だった場合には抽優馬として申込むことも十分考えております。
プラウドスペルの20 父ドゥラメンテ
募集額3000万円 一口価格60000円 野中賢二
馬体は良いです。トモも迫力十分です。しかしどうも気になる短い繋ぎと右前脚の動き。繋ぎはクッションが効いてそうなので問題なければ良いのですが、個人的には全く好みではなく、やはり脚元への負担が気がかりです。また右前脚の動きも不自然で、左右への動きが多く感じます。脚以外の出来は良いだけに勿体ない馬です。また母15歳時の仔というのも個人的にはギリギリのラインなので、脚元に不安がある時点で出資は見送りたいと思います。
スペシャルグルーヴの20 父ドレフォン
募集額2400万円 一口価格48000円 藤岡健一
背中に柔らかみを感じますし、トモに力強さを感じます。プラウドスペルの20同様、右前脚の捌きに少し違和感を感じますが、競走能力に影響なければ問題無さそうです。父はドレフォンですが、ダート馬っぽくなく母方が強く出ている印象です。出資できたら十分期待できそうですが、他馬との比較で抽優使ってまでという感じではありません。通常申込みで当選できたらラッキーくらいな感じで最終候補馬に残します。
ピラミマの20 父ハーツクライ
募集額4500万円 一口価格90000円 高野友和
個人的に1番期待している馬の登場です。大きな流星に長い脚、体高も高そうで非常に雄大な馬体の持ち主です。全てにおいて水準以上と思わせてくれる馬体ですが、超期待していただけにハードルが上がっていたのでしょうか?私には少し平凡に見えてしまいました。繋ぎも私の好みよりは少し長く、故障のリスクも少なからず有りそうと感じてしまいます。もちろん血統面でのアドバンテージは物凄くありますが、その分価格も高いです。総合的に見て抽優馬として真っ先に申込むには値しません。通常申込みでは間違いなく出資は叶わないことは目に見えてますので、他の抽優候補馬との兼ね合いで判断する事になりそうです。これだけの馬なので夢を見せてくれる可能性は十分にありますので、最終候補馬に残したいと思います。
リミニの20 父モーリス
募集額2500万円 一口価格50000円 国枝栄
文句無しのNO1。馬体、動き全てが好みで、想像以上の出来映え。抽優候補1番手。
スナッチマインドの20 父ルーラーシップ
募集額2000万円 一口価格40000円 武市康男
馬体がコロンとしてますね。まだまだ成長が必要と思わせる馬体ですが、柔らかみもあり繋ぎも問題無さそうです。馬体や動きに関しては高評価とはいきませんが、血統面で非常に期待しているので最終候補に残します。しかし抽優候補とまではいかないので通常申込みで。
ドントテルソフィアの20 父リアルスティール
募集額2000万円 一口価格40000円 菊沢隆徳
トモ高で幅が無く、線の細い印象ですが、胴長で小さい顔、これぞ良血の牝馬と思わせるような馬です。ディープインパクトの牝馬にこういう馬が多い気がします。若干ですが繋ぎが立ち気味なのが気がかりですが、問題ないレベルと判断します。最終候補馬に残しますが抽優馬としては微妙なところです。
オーロラエンブレムの20 父サトノクラウン
募集額2000万円 一口価格40000円 宮田敬介
んー、少し小さいですかね?特に良く感じた部分も無いですし、逆に悪い部分も無いのですが、出資候補とするにはワンパンチ足りないです。血統面と価格の安さが魅力ではありますが、馬体や動きを観て何も感じませんでしたので、出資候補馬から外します。
ネオヴィクトリアの20 父サトノクラウン
募集額2200万円 一口価格44000円 大久保龍志
こちらはオーロラエンブレムの20の補欠馬という位置付けでした。価格は本馬の方が高いですが、血統面を含めて全ての面でオーロラエンブレムの20の方が上でした。ですので馬体、動きで逆転できるかと期待していたのですが、こちらもオーロラエンブレムの20同様何も感じることができませんでした。はっきりと何が悪いということではなく、あくまでも感覚です。サトノクラウンの産駒はこういった馬体の馬が多いのですかね?サトノクラウン産駒には期待していたのですが出資候補馬から外します。
ここで、出資候補馬から外れていた中からカタログを観たことによって最終候補馬にノミネートされた馬を1頭紹介いたします。
アルビアーノの20 父ハーツクライ
募集額4000万円 一口価格80000円 木村哲也
本馬は出資候補馬としてずっと残っていましたが、募集額発表の際に予想募集額より高かった事と、同じ父ハーツクライのピラミマの20との比較で出資候補馬から外していた馬です。しかしカタログを見てピラミマの20の評価が少し平凡だったのに対し、本馬は全募集馬の中でリミニの20と双璧の評価をしました。馬体一つ一つのパーツが素晴らしく、文句の付けようがありません。7/7に両飛節のOCD除去手術を行なっていますが、色々調べると特に問題は無さそうです。使う数が少ない厩舎なのが気になるところではありますし、術後間もない為デビューが遅れたりすることも考えられます。あくまでもリミニの20の抽優数が爆発した際の補欠になってしまいますが、当然こちらも抽優候補馬です。
《最終出資候補馬》
【抽優1番手】リミニの20
【抽優2番手】アルビアーノの20
【抽優3番手】ピラミマの20
【抽優補欠】テルアケリーの20
【通常申込み】ドントテルソフィアの20
【通常申込み】スナッチマインドの20
【通常申込み】スペシャルグルーヴの20
【通常申込み】サダムグランジュテの20
ようやく本年度の申込み馬が決定しました。合計8頭です。この中で2頭は欲しいところであります。しかし実績の無い私はこれからが本番です。申込みの中間発表を見ながら熟考しなければなりません。実績ある方はなるべく早めに、できれば初日に申込みを済ませて欲しいところです。
会員の皆様には次世代の新たな愛馬に出会えることを心より祈っております。