check the answer 菊花賞 第24回(82回)2021年
第24回(82回)菊花賞の結果を踏まえ、消去法データの答え合わせをしていきましょう。
優勝タイトルホルダー
【消去法データ①】
2桁人気馬
〈消去法データ①の例外〉
①芝2000m以上で2勝以上している3勝馬
②芝1800m以上のOP(重賞含む)勝馬
③芝2200m以上で2勝している馬
《消去法データ①で消す馬》
ノースザワールド17着◯
モンテディオ14着◯
ワールドリバイバル18着◯
【消去法データ②】⭐︎
前走、2桁着順馬
〈消去法データ②の例外〉
①芝1800m以上のOP(重賞含む)優勝馬で芝1800m以上の重賞連対実績馬
《消去法データ②で消す馬》
ディープモンスター5着◯
ワールドリバイバル18着◯
※前走2桁着順馬で菊花賞を優勝した馬は1頭もいませんでした。
【消去法データ③】
17番人気以下馬
〈消去法データ③の例外〉
無し
《消去法データ③で消す馬》
ノースザワールド17着◯
セファーラジエル11着◯
【消去法データ④】⭐︎
前走、OP・2勝クラス2着以下馬
〈消去法データ④の例外〉
①芝2200m以上の2勝馬
《消去法データ④で消す馬》
ノースザワールド17着◯
【消去法データ⑤】⭐︎
前走、神戸新聞杯8着以下馬
〈消去法データ⑤の例外〉
①芝1800m以上のOP優勝馬で芝1800m以上の重賞連対実績馬
《消去法データ⑤で消す馬》
無し
【消去法データ⑥】⭐︎
前走、セントライト記念5着以下馬
〈消去法データ⑥の例外〉
①芝2200m以上のOP優勝馬でGⅠ4着以内実績馬
《消去法データ⑥で消す馬》
ヴィクティファルス10着◯
グラティアス15着◯
タイトルホルダー1着×
【消去法データ⑦】⭐︎
前走、ラジオNIKKEI賞3着以下馬
〈消去法データ⑦の例外〉
無し
《消去法データ⑦で消す馬》
無し
【消去法データ⑧】⭐︎
前走、1勝クラス・3勝クラス出走馬
〈消去法データ⑧の例外〉
無し
《消去法データ⑧で消す馬》
無し
【消去法データ⑨】⭐︎
牝馬
〈消去法データ⑨の例外〉
無し
《消去法データ⑨で消す馬》
ディヴァインラヴ3着×
【消去法データをクリアした馬】
アサマノイタズラ(関東)9着×
アリーヴォ7着×
ヴァイスメテオール(関東)16着×
ヴェローチェオロ6着×
エアサージュ8着×
オーソクレース(関東)2着◯
ステラヴェローチェ4着×
レッドジェネシス13着×
ロードトゥフェイム(関東)12着×
※菊花賞で複勝圏内に関東馬が複数頭入った事は1度もありません。
【総括】
3歳牡馬最後一冠はタイトルホルダーが奪冠しました。タイトルホルダーは消去法データ⑥で消していてデータ的には不的中となりました。これがデータの難しいところで、セントライト記念組は4着馬までというデータの中、タイトルホルダーは13着。ただレース内容や敗因に明らかな言い訳があります。タイトルホルダーの取捨を考える際に誰でも確認していると思いますが、タイトルホルダーは最後の直線で内に閉じ込められて1秒も追えていませんでした。この不利が無ければ4着以内に走れたかというとそれもまた微妙ではありますので、消去法データの訂正が必要ではあります。しかし消去法データ②の前走2桁着順の馬の1着は無いというデータは今後も継続できそうです。タイトルホルダーはセントライト記念で4着以内に走れていたかは微妙ですが、9着以内には走れていたと思います。着順のデータはあくまでも着順という数字なので内容を加味していない分非常に難しいデータです。データを記事にしている私が言うのもなんですが、データは予想のネタにする程度がベストでしょうね。データを知った上でどう取捨するか。これが予想の正解だと思います。
また関東馬が複勝圏内に2頭入りました。これはここ24年間では初めてのことです。本来の京都競馬場開催が阪神競馬場開催に変更にはなっていますが、同じ関西圏でのレースですので異例と言っても良いでしょう。反省するべきところを反省し、来年の予想に活かしていきたいと思います。
今週は天皇賞・秋です。消去法データは木曜日頃に更新予定ですのでお楽しみに。